新国立・白紙に戻って先ず為すべきこと/BOXING BEAT具志堅殿堂入り特集/他
--------------------------------------------
■[新国立競技場] 白紙に戻って先ず為すべきこと
~有能な総括責任者を選ぶことが先決~
■[ボクシング] 具志堅殿堂入りを特集した雑誌
~偉業に花を添える前田衷の記事~
~藤島大「キャンバスの匂い」は秀逸~
■[夏祭り] 梅雨明けの炎天下の賑わい
~「たこ揚げ」今年も完売~
[今週の俳句もどき]
--------------------------------------------
[新国立競技場] 白紙に戻って先ず為すべきこと
有能な総括責任者を選ぶことが先決
安倍総理の鶴の一声で、新国立競技場計画が白紙に還ったことは何はともあれほっとした。安全保障関連法案を国民の理解が得られないまま強行して、政権は支持率急降下、併せて膨大な経費が掛かる新国立競技場も国民の70%強が反対とあれば、それを強行すれば政権の基盤が危うくなる。奢れる者久しからず。
という訳で、支持率浮揚を狙う政治的判断であろうが、御粗末なのは五輪組織委員長森喜朗元総理で「国はたった2520億くらいの金を出せなかったのかね」と公共のテレビでの台詞は呆れる。この感覚が全ての元凶だ!
ここに至ってもこの程度の認識。利権が絡むのか。魑魅魍魎の新国立競技場、透明でなくてはならない。膨れ上がる工費に、メクラ判を押してきた日本スポーツ振興センターと文科省には徹底的にメスを入れ、責任の所在を白日の下に曝すべき。
さてゼロベースで始まる同競技場。シンプルな外観にしてもらいたい。実用的であればよい。主役はアスリートなのだ。バブル期のゴルフ場などは、肝心のコースよりもエントランスや食堂、トイレにいたるまで、ここはベルサイユ宮殿か?と思わせる飾りつけだった。かかる見かけ倒しの建物は不要。
「過ちては改むるに憚ること勿れ」建設費も上限を決めて、仮に800億円ならそれを厳守する。そういう厳格な管理が必要だ。無能な日本スポーツ振興セターなる統括組織は、この際断固除外すべきなのはいうまでもない。
計数に明るく信頼ができ、安心して管理を任せられるコントロールタワー、総括責任者を選ぶことこそ先決だ。二度と失敗は許されない。
[ボクシング] 具志堅殿堂入りを特集した雑誌
偉業に花を添える前田衷の記事
「BOXING BEAT」(ボクシング・ビート)誌8月号は、6月14日(現地時間)アメリカニューヨーク州カナストータで開催された「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」で、殿堂入りした具志堅さんに密着取材した記事をカラーグラビア4頁で特集している。
取材は同誌の前田衷編集人、ボクシングの生き字引といわれる方である。この歴史手的瞬間に、彼のような専門家が馳せ参じたことは先ずもって嬉しい。具志堅さんの偉業に花を添えるに最も相応しいライターである、からだ。
タイトルは以下の通り。「具志堅さん 感激の殿堂入り」「ボクシングをやってよかった!」~カナストータの国際殿堂フェア現地リポート~
家族とオープンカーに乗って沿道の観衆に応える具志堅さん、リデック・ボウ(元ヘビー級C)やレイ・マンシニー(元ライト級C)との交歓など、はち切れんばかりの笑顔、誌面でそれを眺めて、彼は心底幸せそうだ、と我ながら嬉しくなった。流石は前田編集人、微細に余すところなくセレモニーの雰囲気を伝えている。
ホセ・クエバス、ビリー・バッカス、スピンクス兄弟、ルーベン・オリバレス、ジェフ・チャンドラーら私がボクシングを担当していた頃に活躍した往年の名選手が、続々集結して、年に一度のボクシングのセレモニーを祝っている。
藤島大「キャンバスの匂い」は秀逸
関連読み物として藤島大「キャンバスの匂い」~サッパリした人のしつこいパンチ~が秀逸。具志堅用高さんの殿堂入りをクローズアップしたものだ。
一冊の本になるくらいの具志堅ストリーを1頁のコラムに軽く纏めた。彼の文章は言葉が光り輝き躍る。元スポーツ紙記者ということで取材も確か、洞察力に優れて文章が流麗、ボクシングをかくも名文に仕立てる才能を持つ人は二人と居ない。
脚本家内館牧子さん(元横綱審議委員)はボクシングファンだが、真っ先に読むのが「キャンバスの匂い」という。ボクシングの名文家としては、佐瀬稔(故人・ノンフイクションライター)がいた。哀愁を帯びたボクシング記事が印象に残る。
佐瀬さんの文章が読めなくて寂しい思いをしたが、いまは藤島大氏が私を楽しませてくれる。ボクシング業界はこういう人を大事にせねばならない。スポーツ紙の記者も見習って欲しいものだ。
[夏祭り] 梅雨明けの炎天下の賑わい
「たこ揚げ」今年も完売
地元の商店街で夏祭りがあった。18日(土)は小雨混じりの曇天、一転19日は梅雨明けの炎天。私はボランティアで例年の如く「たこ揚げ」(たこ焼きの天ぷらバージョン)屋台の売り子役。
いつものように夏祭りは何処から集まって来るのか、夏休みに入った子供たちで賑わう。3時間余りで用意した冷凍のたこ揚げ6箱(1箱24袋=1袋30個)を二日共売り切った。6個入りで200円、意外にもリピーターが多くすっかり人気が浸透した。
[今週の俳句もどき]
峰の雲蝉の羽曳く蟻一匹
水面にかな文字書きてへび泳ぎ
昭太郎
「ボクシング・ビート」誌8月号、具志堅殿堂入りの特集頁。

7月18~19日ご当地西原商店街の夏祭りスナップ

梅雨明けで一斉に咲く向日葵

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
Upper Official Siteへ
■[新国立競技場] 白紙に戻って先ず為すべきこと
~有能な総括責任者を選ぶことが先決~
■[ボクシング] 具志堅殿堂入りを特集した雑誌
~偉業に花を添える前田衷の記事~
~藤島大「キャンバスの匂い」は秀逸~
■[夏祭り] 梅雨明けの炎天下の賑わい
~「たこ揚げ」今年も完売~
[今週の俳句もどき]
--------------------------------------------
[新国立競技場] 白紙に戻って先ず為すべきこと
有能な総括責任者を選ぶことが先決
安倍総理の鶴の一声で、新国立競技場計画が白紙に還ったことは何はともあれほっとした。安全保障関連法案を国民の理解が得られないまま強行して、政権は支持率急降下、併せて膨大な経費が掛かる新国立競技場も国民の70%強が反対とあれば、それを強行すれば政権の基盤が危うくなる。奢れる者久しからず。
という訳で、支持率浮揚を狙う政治的判断であろうが、御粗末なのは五輪組織委員長森喜朗元総理で「国はたった2520億くらいの金を出せなかったのかね」と公共のテレビでの台詞は呆れる。この感覚が全ての元凶だ!
ここに至ってもこの程度の認識。利権が絡むのか。魑魅魍魎の新国立競技場、透明でなくてはならない。膨れ上がる工費に、メクラ判を押してきた日本スポーツ振興センターと文科省には徹底的にメスを入れ、責任の所在を白日の下に曝すべき。
さてゼロベースで始まる同競技場。シンプルな外観にしてもらいたい。実用的であればよい。主役はアスリートなのだ。バブル期のゴルフ場などは、肝心のコースよりもエントランスや食堂、トイレにいたるまで、ここはベルサイユ宮殿か?と思わせる飾りつけだった。かかる見かけ倒しの建物は不要。
「過ちては改むるに憚ること勿れ」建設費も上限を決めて、仮に800億円ならそれを厳守する。そういう厳格な管理が必要だ。無能な日本スポーツ振興セターなる統括組織は、この際断固除外すべきなのはいうまでもない。
計数に明るく信頼ができ、安心して管理を任せられるコントロールタワー、総括責任者を選ぶことこそ先決だ。二度と失敗は許されない。
[ボクシング] 具志堅殿堂入りを特集した雑誌
偉業に花を添える前田衷の記事
「BOXING BEAT」(ボクシング・ビート)誌8月号は、6月14日(現地時間)アメリカニューヨーク州カナストータで開催された「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」で、殿堂入りした具志堅さんに密着取材した記事をカラーグラビア4頁で特集している。
取材は同誌の前田衷編集人、ボクシングの生き字引といわれる方である。この歴史手的瞬間に、彼のような専門家が馳せ参じたことは先ずもって嬉しい。具志堅さんの偉業に花を添えるに最も相応しいライターである、からだ。
タイトルは以下の通り。「具志堅さん 感激の殿堂入り」「ボクシングをやってよかった!」~カナストータの国際殿堂フェア現地リポート~
家族とオープンカーに乗って沿道の観衆に応える具志堅さん、リデック・ボウ(元ヘビー級C)やレイ・マンシニー(元ライト級C)との交歓など、はち切れんばかりの笑顔、誌面でそれを眺めて、彼は心底幸せそうだ、と我ながら嬉しくなった。流石は前田編集人、微細に余すところなくセレモニーの雰囲気を伝えている。
ホセ・クエバス、ビリー・バッカス、スピンクス兄弟、ルーベン・オリバレス、ジェフ・チャンドラーら私がボクシングを担当していた頃に活躍した往年の名選手が、続々集結して、年に一度のボクシングのセレモニーを祝っている。
藤島大「キャンバスの匂い」は秀逸
関連読み物として藤島大「キャンバスの匂い」~サッパリした人のしつこいパンチ~が秀逸。具志堅用高さんの殿堂入りをクローズアップしたものだ。
一冊の本になるくらいの具志堅ストリーを1頁のコラムに軽く纏めた。彼の文章は言葉が光り輝き躍る。元スポーツ紙記者ということで取材も確か、洞察力に優れて文章が流麗、ボクシングをかくも名文に仕立てる才能を持つ人は二人と居ない。
脚本家内館牧子さん(元横綱審議委員)はボクシングファンだが、真っ先に読むのが「キャンバスの匂い」という。ボクシングの名文家としては、佐瀬稔(故人・ノンフイクションライター)がいた。哀愁を帯びたボクシング記事が印象に残る。
佐瀬さんの文章が読めなくて寂しい思いをしたが、いまは藤島大氏が私を楽しませてくれる。ボクシング業界はこういう人を大事にせねばならない。スポーツ紙の記者も見習って欲しいものだ。
[夏祭り] 梅雨明けの炎天下の賑わい
「たこ揚げ」今年も完売
地元の商店街で夏祭りがあった。18日(土)は小雨混じりの曇天、一転19日は梅雨明けの炎天。私はボランティアで例年の如く「たこ揚げ」(たこ焼きの天ぷらバージョン)屋台の売り子役。
いつものように夏祭りは何処から集まって来るのか、夏休みに入った子供たちで賑わう。3時間余りで用意した冷凍のたこ揚げ6箱(1箱24袋=1袋30個)を二日共売り切った。6個入りで200円、意外にもリピーターが多くすっかり人気が浸透した。
[今週の俳句もどき]
峰の雲蝉の羽曳く蟻一匹
水面にかな文字書きてへび泳ぎ
昭太郎
「ボクシング・ビート」誌8月号、具志堅殿堂入りの特集頁。

7月18~19日ご当地西原商店街の夏祭りスナップ

梅雨明けで一斉に咲く向日葵

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
Upper Official Siteへ