マーベル・コミックスでスパイダーマンの宿敵として人気を博す『ヴェノム』を主人公したトム・ハーディ主演の大ヒット・アクションの続編。ジャーナリストのエディと彼に寄生し相棒となったヴェノムが、連続殺人鬼に寄生した最凶の敵カーネイジを相手に繰り広げる壮絶なバトルの行方を描く。共演はウディ・ハレルソン、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス。監督は新たに「ブレス しあわせの呼吸」「モーグリ:ジャングルの伝説」のアンディ・サーキス。
地球外生命体シンビオートがジャーナリストのエディに寄生して誕生したヴェノム。エディは凶暴なヴェノムに振り回されながらもどうにか共生関係を築き、この奇妙な共同生活を続けていた。そんなある日、収監中の連続殺人鬼クレタスが取材で訪れていたエディに噛みつき、シンビオートをその体内に取り込むと、クレタスの狂気と融合した最凶最悪のカーネイジが誕生してしまう。やがて死刑執行目前に刑務所を脱走したクレタスは、カーネイジの力で次々と無差別な虐殺を繰り返していくのだったが…。
以前、スパイダーマンの特集記事で、「アメイジング・スパイダーマン」が全2作をもって製作中止に追い込まれたと書きましたが、その代わりに作られた映画が悪役・悪者・宿敵ヴィランを描いた映画「ヴェノム」の第1作目です。そして、まさかまさかの続編「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」も作られていました。まあ、エンドクレジットで予告編みたいなのがあったからね。しかし、正統派アメコミヒーローのスパイダーマンより、ヴィランのヴェノムを選ぶとはねぇ~
無差別大量殺人鬼クレタス・キャサディの獄中取材に成功したエディだったがクレタスに嚙みつかれて、クレタスもシンビオートに感染してしまう。そしてさらに悪いことにクレタスの性格とシンビオートの邪悪な部分が結びついて最強の殺人兵器カーネイジとして覚醒してしまう。クレタスの恋人役ナオミ・ハリスは「パイレーツオブカリビアン」シリーズのティア・ダルマなど、こういう役がお似合い。しかし、カーネイジ(大虐殺)というにはあまりにもショボい4角関係、5角関係の揉め事だったなぁ
「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(2021年)
監督 ルーベン・フライシャー
製作 アヴィアラッド、マットトルマック、エイミーパスカル
原案 スタンリー、ジェフピンクナー、スコットローゼンバーグ
脚本 ジェフ・ピンクナー、スコット・ローゼンバーグ 他
撮影 マシュー・リバティーク
編集 メリアンン・ブランドン、アラン・ボームガーデン
音楽 ルードヴィッヒ・ヨーランソン
出演 トム・ハーディ (エディ・ブロック/ヴェノム)
ミシェル・ウィリアムズ(アン・ウェイング)
リード・スコット (ダン・ルイス)
スティーヴン・グレアム(パトリック・マリガン刑事)
ペギー・ルー (チェン)
J・K・シモンズ (J・ジョナ・ジェイムソン)
トム・ホランド (スパイダーマン)
ナオミ・ハリス (フランシス・バリソン/シュリーク)
ウディ・ハレルソン(クレタス・キャサディ/カーネイジ)
第一作目の「ヴェノム」
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