5月といえば....モンゴメリの隠れた名作『ロイド老淑女』 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。


《 5月といえば... 

モンゴメリの 隠れた名作『ロイド老淑女』 》 


 小道店主が 5月といえば思い出す 

言葉や お話のシリーズ です。 


インスタでは

 #緑の小道5月といえば 

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誰にも見られないようなところで
ひっそり咲く 小さな花の美しさを
そっと誰かに伝えたいのと同じように

ともすると 出版の洪水の中で埋もれてしまっている、
古くて美しい作品の存在を
そっと誰かに伝えたい─。 by 緑の小道

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※売り物ではないけれど、今年もやっぱり紹介しておきたくて─。

『赤毛のアン』の作者 モンゴメリの
珠玉の短編、
『ロイド老淑女』。

新潮文庫のアンシリーズの第4冊目
『アンの友達』の中に収録。




※ シリーズの中で この本は
いわば《番外編》で、

アンは ほぼ登場せず、
アンの島で生きる他の人々のお話なので、
アンを読んでない人でも、
これだけを単独で読むことが可能です。

『ロイド老淑女』は
5月の章から始まり、10月の章で終わります。

私は 5月になると いつも思い出します。
何度も紹介してます。

「金持ちなのに けちで気位が高い 」 という、
まちがったうわさが 皆に信じられていて、
町の人々との交流もなかった ロイド老淑女。

本当は、とても貧しく、
遠い過去の 短い 幸せな思い出を胸に、
寂しく暮らしていた ロイド老淑女。

そんな老淑女に、5ヶ月の間に起きた
思いがけない物語。

「夕闇のような胸に 突然さしこんだ地上の星 」
とは、何だったのでしょうか。

長年の 深い悲哀が
だんだん癒されていく ロイド老淑女の姿に
読者の心もまた 癒されていきます。

《 ボロは着てても 心は錦 》

彼女の この上なく清らかな世界に
ぜひ ふれていただきたい─。
私は 心から望みます。

そして 最後の、老淑女のひとことを
しみじみ、味わってみてください。

モンゴメリの 珠玉の名作です。

ちなみに、赤毛のアンシリーズは
『アンの娘リラ』で終わりだと ずっと信じられてきた?と思いますが、
今ではさらに続きが出ているようですね。
小道店主も リラまでしか読めていません...。

前回の投稿もぜひお読みください




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