『チョコレートの真実』と増岡晶子さん(薬草魔女SHOKOさん)のブログ | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



これはもうずっと前に、私の尊敬する
増岡晶子さん(薬草魔女SHOKOさん)が
紹介されていて、私も気になって買った本。

買ったのはまだ母が生きてた頃。
その後、読もうとしたけど、
今の私には内容が難しくて...
途中で挫折した本💦。
でも、深刻な問題提起の本です。
興味ある方に ぜひ読んでほしいです。




『チョコレートの真実』
キャロル・オフ 英治出版
(700円の予定。郵送の場合は800円+送料)


裏表紙の言葉から─

『《カカオの国の子供たちは、
チョコレートを知らない。》
世界最大のカカオ豆の輸出国、
コートジボワール。
密林奥深くの村を訪れたカナダ人ジャーナリストの筆者は、
カカオ農園で働く子供たちに出会う。
彼らは自分たちが育てた豆から
何が作られるのか知らない。
自分に課された過酷な労働が、
先進国の人々が愛するお菓子のためであることも、チョコレートが何なのかさえも─。』

『《危険と陰謀がうずまく世界へ。
女性ジャーナリストの果敢な挑戦。》

巨大企業と腐敗した政府、武装勢力、
農園経営者らが、児童労働の上に築いたカカオ産業を牛耳っている。』

『NGOによる支援や
フェアトレード運動の理想と現実。
エコを売りにした企業が巨大資本の闇に絡め取られていく産業界。
そして私たち消費者の手元にはチョコレートがあり、
地球の裏側には今もあの子たちがいる。
 
経済に良心はあるのか。
私たちにできることはないのか──。
「真実」が投げかける問いが胸を打つ
ノンフィクション。』




...世に出回っている普通のチョコレートのほとんどは、《フェアトレード》でつくられたものではなく、
不当な児童労働によってつくられていることを知ってから、私も心を痛めていた。 

だから 数年前の或る時、スーパーで
《チョコレートを買うのはもうこれで最後にしよう》と、決心した時のことをおぼえてる。

《めったに売られてないけど、自分で買うなら
フェアトレードのチョコレートにしよう》、と。
.....あぁ、それなのに─

母の他界後の私は、 心は鬱な状態で
なぜかチョコレートを今まで以上に欲するようになった...。
チョコレートには やはり ある程度
気持ちを落ち着かせる作用があったり、
中毒性があるようだ。

一度は そうやって決心したのに、
心身の不調により
普通のチョコレートを毎日のように食べてしまってる自分が情けなくなっている..。
この本も最後まで読めなかったし..

だけど、世の中のすべてのチョコレートが
フェアトレードのチョコレートになってくれたらいいのに、と切に思っている。
 
どうにかならないだろうか─。

これからバレンタインに向けて、
チョコレートが大注目される時季だけど、
不当な児童労働、フェアトレード、
そんな言葉に 心が引っかかる人に、
この本を託したい。

『カカオの実を収穫する手と、チョコレートに伸ばす手の間の溝は、埋めようもなく深い』
(本文より)





ようやく記事が書けてよかった。
再度書くけど、この本を知るきっかけになった増岡晶子さんは、尊敬する素敵な女性。
そして美人。
一度しかお会いできてないけれど...。
エシカルコスメの先生でもあります
ぜひインスタやブログをご覧下さい。

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そしてこれは、2020年に
晶子さんのことを紹介していた記事。
ぜひ読んでみてほしいです。



今日の本


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こちらの本もまだあります。

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