全てはモノマネから始まる | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は4907文字です。(読破予想時間:約11分41秒)

 

どんな分野でも最初はまずモノマネから入るのが普通だし、それがいい。

 

音楽に関しても、楽器の弾き方、歌の歌い方、作詞、作曲、編曲、ステージングとどれをとっても、まず、モノマネからでいい。

 

そうする事によって、そのアーティストから技術を身に付ける事も出来るし、技術以外のノウハウも自然と身に付ける事が出来る。

 

当然僕も、何人もの偉大なアーティストのコピーをたくさんして今に至っている。

 

但し、たくさんコピーしたアーティストほど、自分の中にその名残りが色濃く残る

 

それを影響と呼ぶ事が多いが、あまり偏ったアーティストの影響が濃く残り過ぎると、技術だとただのそっくりさんだし、作品だと、ただのパクリと呼ばれる事になるので、要注意だ。

 

 

趣味でやっていく分には、それでも、全くかまわない。

 

趣味であるならば、友達から「○○にそっくり!」って言われて、快感を覚えるのも醍醐味の一つだと思うし、それもまた音楽の楽しみ方の一つと言えるだろう。

 

ただ、学生さんが音楽をしているのではなく、会社員が音楽をしているのでもなく、本当の意味で、ミュージシャンや音楽アーティストでありたいのなら、出来るだけたくさんのコピーをしていろんなアーティストから幅広く影響を受けて、自分なりのスタイルを身に付ける必要がある

 

そうする事で、例えば学生さんならば、学生が趣味で音楽をしているのではなく、ミュージシャンが学校へ通っていると言う立ち位置が出来上がる。

 

プロ指向とかそういう話ではない

 

あくまで生き方の話だ。

 

 

今、この話で、プロミュージシャンだのアマチュアミュージシャンだの分ける事に意味はない。

 

全部ひっくるめてのミュージシャンでありアーティストの話だ。

 

プロとアマの違いは明確にいろいろあるが、それはまた別の話なので、機会があればまたしたいと思う。

 

 

 

少し、ボーカルに関した体験談を話そうと思う。

 

 

昔、10代の頃、僕はまだまだ実力も乏しく、特定のアーティストの影響も濃く、わずか一つか二つ歳が上なだけの先輩達に、「誰々の曲ばっかり聴いてたらダメだ」とか、「もっと、いろんなアーティストを聴け」とか随分言われたものだが、元来こだわりの強い性格の僕には、それは単に鬱陶しいだけのものでしかなかった。

 

実際のところ、それしか聴いていないのではなく、それを徹底的にコピーしてただけの話で、彼らには何を言っても無駄だったのを覚えている。

 

そもそも特定のアーティストの影響すら受ける事が出来てない、自分のスタイルとか言う前のただ歌ってるだけの奴に限って、歳やキャリアなど音楽的な実力とは関係ない部分での格下を見つけてそういう講釈を垂れたがる

 

今まで、そういう事を言って来た奴に、正直、歌が上手いと思える奴は一人もいなかった。

 

というか、その全員が歌のイロハすら分かっていなかった

 

自分より歌が明らかに下手な奴に言われると、返す言葉も思いつかなくなる。

 

講釈垂れたいのなら、まず、有名ボーカリストの一人くらいまともにコピーしてから言って欲しいものだ。

 

ちなみにボーカルのコピーと言うのは、表面的な事を真似る、いわゆる声帯模写の様な物とは、全く違う

 

発声法だとかテクニックを盗むと言う事であり、世間で言う所のモノマネとは全然別ものだと言う事だ。

 

元々声質が良く似たボーカリストをコピーした場合、本人に似てしまう事はある。

 

特に、本人の癖までついつい知らない間に移って(真似て)しまった場合は特にだ。

 

しかし、声質が全く違うアーティストの発声やテクニックをコピーしても、ほとんど本人に似る事はない

 

ただ、初心者には、全く違う声質のボーカリストの発声やテクニックをコピーするのは敷居が高いので、出来れば自分に近いアーティストのコピーをした方がいい。

 

あまりにタイプが違うと、おそらく、初心者には、何をしているかも聴き取れさえしないだろう。

 

ちょっと話はそれたが、話を元に戻すと、今から思えば、自分の思うがままに、先輩面したそいつらの言う事に耳を貸さずにゴーイング・マイ・ウェイでやってきたのは良かったと思う。

 

大体、ボーカルの場合、十代の、バンドを始めて間もない様な人間がそんなにたくさんの影響を受けてる方がおかしい。

 

まず、決まったアーティストをモノマネと言われようが、じっくりコピーして身につけたのは正解だったと思っている。

 

そうしてしっかりと土台を作ってから、徐々にいろんな要素を積み上げて、自分なりのスタイルを身に付ける事が出来た

 

あの先輩達の言う事に振り回されてたら、きっと、今の自分はなかったと思う。

 

その連中が今、何をしてるかまでは知らないし知りたいとも思わないが、音楽に関して口程にもなかった人生を送っている事は確かだろう。

 

就職と共にやめたとかそういう話もけっこう聞いたし、既に音楽をやめている人間も多そうだ。

 

 

ちなみに今現在は、誰の影響を受けているのか、長い事バレた事がない

 

ライブやカラオケの後に、ちょくちょく似ていると言われるアーティストが二人程いるが、これは、正直全く似ていないので、何故、そう言われるのか分からない。

 

 

でも、その人達に似ていると言われる時に、即座に真っ向否定する人も高確率で現れるので、決して、自分の評価は間違っていないと思う。

 

ぶっちゃけ、そのアーティストは誰かと言うと、槇原敬之さんと平井堅さんだ。

 

彼らは、奇麗なファルセットを中心にミックスボイスも混ぜながら、凄く奇麗に柔らかく声を出すスタイルだ。

 

二人とも、僕には真似の出来ない素晴らしいボーカリストだと思う。

 

それに対して僕は、それとは似ても似つかないスタイルで、地声を真っすぐに力強く前に出していくスタイルで通している。

 

発声法からくるスタイルも全然違うし、声質も、タイプが全く違う。

 

似てないとすぐに否定する人は、ある程度歌と言うものをわかってる人なのだろう。

 

大きくカテゴリーで分けると、クリーンボイスかハスキーボイスかと言う意味では彼らと同じクリーンボイスのカテゴリーに入るだろう。

 

ハイトーンかローボイスかと言うカテゴリーでも、同じハイトーンのカテゴリーに入る。

 

共通点は、せいぜいその程度だ。

 

ここまで完全否定すると、似てると言われる事が嫌なのかと思われそうなので、それは違うと言っておく。

 

下手くそなボーカリストに似てると言われているのではなく、上手い人達と似てると言われるているのだから嫌な気分になる筈がない

 

それどころか、十代の時にすぐにバレたコピーしまくったアーティストの名前が、今では誰の口からも全く出なくなった事に感慨深いものも感じる。

 

ただ、カラオケで槇原敬之さんや平井堅さんのハッキリ知らない曲を勝手に入れて、「入れてあげたぞ」とか言われるのは勘弁して欲しい。Σ(・ω・ノ)ノ!ナニィー!

 

曲は知ってても、いざ歌うとなると、メロディーがよく分からなくなる曲って誰でもあると思うが、そんな曲を勝手に入れられるのだ。

 

歌えないから、しどろもどろで四苦八苦の末、途中で止める事になって、白けた空気が何か自分のせいであるかの様なあの空気・・・。(@ ̄Д ̄@;)

 

何度、同じ目にあわされた事やら。

 

俺はケチで歌わない訳ではない!ヽ(`Д´)ノ

 

知らないものはどうしようもないじゃないか。(ノ_・。)シクシク

 

てか、普通に自分の歌いたい曲を自由に歌わせてくれよ。(−_−#)

 

 

いつの間にかもの凄く話が脱線したが、ボーカル以外の楽器も、ドラム、ギター、ベースとどれをとっても、ここ何年も誰の影響を受けてるのかバレる事がない。

 

 

いろいろ言われるが、ボーカルと同じく、全く影響を受けていないアーティストの名前ばかりが出て来る

 

最近、言われたのが、「エリック・クラプトン 、好きなんですか?」の一言だ。

 

その人によるとギターのスタイルにその影響が濃いそうだが、残念ながら、クラプトンのコピーは一度もした事がない

 

嫌いではないし、凄い人だとは思うが、別に影響は受けていない。

 

強いて言えば、クラプトンが影響を受けたアーティストと僕が影響を受けたアーティストがけっこう被ってるのは確かだ。

 

でも、クラプトンの様な弾き方は、正直出来ない。

 

あまりにも、スタイルが違う。

 

これもボーカルと同じく、言われて特に不快な思いはしていない。

 

技術的にクラプトン並みだと言われている訳ではないのは理解しているが、あれだけ偉大で上手いギターリストに似ていると言われて不快な気分になる理由など何処にもない

 

 

自分のスタイルが確立すれば、もう、誰かの真似(コピー)をしないのかと言えば、そんな事はない

 

いいと思えるフレーズのコピーという意味の真似もするし、それは、どんどん自分の引き出しを増やす事でもあり、技術を積み重ねる事でもあるので、生涯、やめる事があってはならない事だと思う。

 

その意味とは別に楽しんでモノマネをする事も案外多い。

 

オリジナル楽曲では、自分の個性100%で歌うが、それ以外では、けっこう楽しんで真似してみたりもする。

 

いろいろな声の出し方や上手な人や個性的な人のスタイルを真似るのは、今となっては快感でもある。

 

カラオケで、完全に表面だけのモノマネ(発声とか真似ずにただそっくりに聞こえる様に歌う)なんて事はほぼ毎回やるし、全てではないが、YouTubeにアップしてるカバー動画でも、原曲の歌い手の歌い方を部分的に真似たりと、楽しんでやっている事もある。

 

◇昭和カバー曲集/皆見つかさ<再生リスト>

(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。 』)

 

 

結局は、音楽なんて楽しんでやるもので、楽しめなくなったらそれは、楽しみ方が何かしら間違ってしまった時だ。

 

 

その話も、また、気が向いたら改めて詳しく話したいと思うが、今日はここまで。

 

 

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