ただいまの七十二候より、
旬の食材、鰆(さわら)について
お伝えします。
魚へんに春と書く
鰆(さわら)は、
その名の通り、
春に多く収穫され、
春を告げる祝いの魚として、
古くから、
冠婚葬祭や、懐石料理、
おせち料理などに、
重宝されてきました。
鰆(さわら)の名前の由来は、
腹が狭い → 狭腹(サハラ)
と、日本最初の本草学書に
紹介されたのが始まりのようです。
こちらのサイトからお借りしました。
江戸時代中期に出版された
「日本山海名産図会」には、
讃岐の鰆漁が記されています。
こちらのサイトからお借りしました。
そんな古くから愛されてきた
鰆(さわら)は、
癖のない上品な白身が特徴ですが、
サバと成分値が近いことから、
赤身魚に分類されます。
鮮度の良いものは、
お刺身にすると絶品で、
塩焼き、照り焼き、
西京焼きや味噌漬けなど、
さまざまな調理方法で楽しめます。
稚魚から成魚までの成長段階で、
異なる名前を持つ魚です。
江戸時代までの
武士や学者には、
出世などに際して
改名する慣習があったことから、
成長に伴って出世するように
名称が変わる魚を、
出世魚(しゅっせうお)と呼び、
「 縁起が良い魚 」とされて、
祝いの席などに好んで使われました。
例えばサワラは、
関東では、
サゴチ → サワラ
関西では、
サゴシ → ヤナギ → サワラ
のように名前が変わります。
「 旬 + 出世魚 」で、
ひと味違う開運フードになりますね 😊
出世を願う方は、
この時期、美味しい鰆(さわら)を
ぜひ召し上がってくださいね💖
こちらも参考になさってください。
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