ただいまの七十二候より、
麦秋至(むぎのあきいたる)
について、ご紹介します。
この時期、
水が張られた田んぼの、
やわらかに伸びゆく苗代の隣に、
黄金色の麦畑を見かけます。
なんとなく、麦畑には
秋のイメージがありますが、
麦は、
初夏に実る穀物で、
この時期の実りに、
お百姓さんが少し満足することから、
この時期の二十四節氣は、
「 小満(しょうまん)」と
呼ぶようになったと言われています。
じつは、かの有名な
ミレーの「落穂拾い」も、
四季の連作のうちの、
夏の絵になるんですね。
江戸時代の「滑稽雑談」という
季語を解説した書物には、
秋は百穀成熟の期、
これ時において、夏といへども、
麦においては、すなはち秋、
ゆゑに麦秋というなり
と記されています。
ゆえに、この時期を、
「麦秋(ばくしゅう)」
この時期に降る雨のことを
「麦雨(ばくう)」
吹く風のことを
「麦嵐(むぎあらし)」といいます。
これからの季節に必須の、
麦茶や麦わら帽子は、
この時期の麦の実りから、
麦の茎は、
中がストローのように、
空洞になっているので、
麦わら帽子は、別名、
ストローハットとも呼ばれています。
そのため、通気性がよく、
頭にこもる熱や湿気を、
外に逃がしてくれるのだそうです。
また、 麦わらは紫外線に強く、
UVカット率が高いことでも
まさに、
旬の恵みが生み出した
ラッキーアイテムといえますね 😊✨
こちらも参考になさってください。
365日の開運メールマガジン では、
さまざまな開運情報と、
毎日の開運行動をお届けしています。
お気軽にご登録くださいね 💖
■ 開運を知りたい方へ
■ 運勢を知りたい方へ
■ 氣学を学びたい方へ