週末に物置を整理していると、古い時計のコレクションが出てくる。使う予定などないのだが、動作確認したくなる。
性分なのかもしれない。電池を入れ替えて動くことを確認すると、今度は使いたくなる。
仕事で使っている腕時計は、ソーラバッテリーで電波時計、デイト機能はあたりまえで、ストップウォッチやタイマーなど、機能満載の時計で不便さは何もない。おまけに完全防水で衝撃にも耐えられるとのこと。機能だけを求められる世界には入り込めないだろう。ならば通勤時の腕時計にすればどうだろうかと考える。仕事のオンとオフの意味合いもこじつけやすい。
早速、通勤時につけてみる。会社での付け替えはひと手間だが、運用は出来そうである。
誰にアピールするわけでもなく、時間がズレていても気にすることなく、自分だけの満足である。おそらく、他人は日替わりで腕時計が変わっていることに気づいていないだろう。国民性を考えれば、仮に気づいたとしても声を掛けられることはないだろう。仮に、声を掛けられたら、その腕時計をプレゼントしよう。他人が着用していた腕時計に喜ぶ人は少ないだろうけど。
ここでもう一つ欲が出る。
5日間の出勤に対して、同じメーカのものは3種類と、別メーカの各1種類である。だからあと2個同じメーカのものを用意すれば、5日間に統一感が出るのではないかと閃く。未だ見ぬ他人にプレゼントをあげることになると、中古品というわけにはいかないので、新品を一つは用意しておかなければならない。
こうやって、忘れられたコレクションに火がついて、再び眠りにつくときには数が増えているというわけである。