「さとりをひらいた犬/ほんとうの自分に出会う物語」無料公開です。
(お知らせ)
❶「さとりをひらいた犬」が Audible になりました。
ジョンやゾバック、クーヨやシャーレーンなどのキャラクターたちが、音声になって飛び出してくるということを想像するだけで、言葉にできない思いが湧き上がってきます。
❷今月もまた、リアルお話会をさせていただきます
先月は自我/エゴについてお話しさせていただきました。
今月は自我/エゴを超えて、 宇宙とつながる(その流れ)について、僕なりにお話しさせていただきたいと思っています。
ご興味ある方は、いらっしゃってくださいね。
日時 7月14日(金)13時から16時位
場所 ホルミシスメディカルさんサロン
有楽町線新富町 徒歩3分
東京都中央区入船3丁目1番2ライオンズマンション302
参加費 5000円
問い合わせ 、ご予約はこちら
03-5542-0743(ホルミシスメディカル)
もう読んだ方も、そうでない方も、お楽しみいただければ嬉しいです。
❸月曜配信・週刊「さとりをひらいた犬」
最初からお読みになりたい方は、こちらからお読みくださいね
第1章「旅の始まり」
第2章「三つの存在」
第3章「恐れ」
第4章「エゴ」
第5章レグードゥの森
第6章女神シャーレーン
本で読みたい方は。
㊶僕の進む道
しばらくして、僕は目が覚めた。
「おっ目を開けたぜ」ゲトリクスの声が聞こえた。
「シャーレーンさま、目が覚めたようです」ヴェルキンの声。
僕はすぐに体を起こした。
「なにが…何が起こったのですか?」
ヴェルキンが言った。
「ジョン、お前はシャーレーンさまに会い、自分の無意識の奥底にしまい込んで、見ないようにしていた苦しみや罪悪感が噴き出したのだ」
確かに…そうだった。
自分がいかに残忍な殺し屋なのか…そんなこと気づいていなかった。
それに気づいた時の、あの苦しみ!!
「そしてその無意識が意識化され、シャーレーンさまの祈りとともに統合され、癒されたのだ」
「統合?」
「そういう見ないようにしていた自分、それほど許すことが出来なかった自分をも、癒し、許せたってことだ」
ゲトリクスが柄にもなく、難しいことを言った。
「シャーレーンさまにとって、お前の傷は自分の傷なのだ。
ゆえにシャーレーンさまが自身の傷をいやせば、お前の傷も癒される…。
我々はひとつにつながっているのだからな」
ヴェルキンは言った。
「そうなんですか…シャーレーンさま…ありがとうございます。
なんだか…とってもすっきりして…
まるで別の身体みたいです…」
(私もあなたのおかげで、自分を癒すことが出来ました。
ありがとう、ここにきてくれて、ほんとうにありがとう)
「よお、これで終わったな。で、これからどうするんだ?」
ゲトリクスが言った。
(ジョン、自らの魂の声に従いなさい。それがあなたの進む道です)
シャーレーンの声が心に響く。
僕は目をつぶったまま、胸の奥から上がってくる感覚に応じて答えた。
「僕は、しばらくここに残ります」
「ほう、なぜだ?」ゲトリクスの赤い目がキラリと光った。
「今、この森はとても危険な状況です。人間や猟犬がいっぱい来ています。
僕は元猟犬です。きっと何かの役に立つはずだし、役に立ちたいと思います」
ゲトリクスが言った。
「悪いがお前は必要ねえ。
なぜなら、この森自体が一つの生命体なんだ。
この森の動物たち全てが俺たちに情報を与えてくれるんだ。
だから人間や犬たちがどこにいようと、何をしようと、俺たちを捕まえることなんて、出来やしないのさ」
僕はシーザーのことを思い出した。
「しかし、今この森に来ている一団は今までとは違う。
僕らの間でもすごく有名な猟犬の軍団だ。
彼らを、今までの人間や犬たちを同じと考えてはいけない」
「いいや、関係ないね。まったく問題ない」
「待て、ゲトリクス。ジョンの言うことも聞く必要がある。
それに何よりシャーレーンさまはジョンが自ら選択するようにおっしゃったのだ。
ジョンの選択に我らがどうこう言うべきではない」
「ふん、まあ、分かった。ただしジョン、俺たちの足手まといになるんじゃないぞ」
ゲトリクスは鼻を鳴らしながら言った。
「ちなみに…俺の傷も、白帝のヤツにつけられたんだ」
ゲトリクスは少し恥ずかしそうにそう言って、ニヤッと笑った。
㊷へ続く
【自分を知るセミナーやります】
心理学講座9月からスタートです。
自分のエゴを知って、エゴを客観視し、 手放していく講座です。
「自分のことは自分が一番よくわかっている」
確かにその通り、では、どこまでその自分をちゃんと理解しているのか。
気がつくとその「自分」 に振り回されてしまって、頭のや気持ちが中がぐしゃぐしゃになってしまったりしていませんか。
頭の中に自動的に湧いてくる こういった おしゃべりは、仏教では「猿」と呼ばれています。
僕たちは気がつかぬうちに、頭の中の「猿の声」に 占領され、振り回されてしまっているのです。
この猿は、過去にインプットされたプログラムなのです。
実は「自分」だと思い込んでいた頭の中の「言葉」や「想い」や「反応」が、ただ単に過去にインプットされた「プログラム」にすぎなかったとしたら?
これ、気づいたらかなりショックですけど、ほんとうの自分はここからがスタートになるのです。
この猿の声に気づき、そこから抜けだすには、その「猿」を客観的に理解することが大切です。
それを心理学的に実施するのが この「 心理学講座/交流分析/TA」です。
ご興味がある方は下記㈳ストローク フルライフ協会の ホームページをご覧くださいね。
自分の猿(エゴ)のプログラムを知ると、猿(エゴ)に振り回されなくなり、本当に楽になります。
★3月の脳の【開頭手術レポート】はこちら
②開頭手術
(お知らせ)
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仲間たちと一緒に、毎日楽しく、周波数を上げていきたい方はお越しください。
ブログやFacebookを超える関りです。
入会・退会自由です(1か月のしばりはありますが)
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②ご紹介頂いたYouTube
こんなにたくさんご紹介頂き、光栄と喜びの極みです(^-^)
★シンプリーライフさん
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★僕は、死なない。シンプリーライフさん
⑦オススメのお水やお茶など
よくご質問いただくので、以前書いた記事をリンクしておきます。
オススメの本①(読むと元気になる)
おススメの本②(劇的寛解事例)
おススメ本③(生還者たちの体験記)
おススメ本④(食事関連)
⑧YouTube(トネちゃんねる)