毎日釣りのことばかり・・ -49ページ目

入院4日目 いよいよ手術

2010年1月22日


いよいよ手術の日。

今日の段取りは大体頭に入れておいた。

朝食は取れない。

身体を安静にして時間を待つだけの午前中。


予定では12時過ぎに手術室へ歩いて入ります。


手術は全身麻酔下で行われるので、麻酔処置を受けたら次に気がつくときにはすべて終わってる。


終了予定時刻は16時~17時。

結構長く掛かるようだ。


こちらは寝ていうちに終わってしまうけど、付き添いの家族には負担をかけるなぁ・・と思う。

手術時間中、落ち着かなくまってるんだろうなぁ。

申し訳ない。

そして感謝。





ここまで来たら、心と身体を落ち着かせるのみ。

自分で出来ることはそのくらいなので、あとは開き直ろう。



手術後はしばらく身体を動かせないかもしれないので、次回エントリーは明日になるかも。

結果報告もさせてもらいますね。




では、手術、行って来ます。


入院3日目 終了

2010年1月21日 20時

今日は診察も検査もなく、

イベントとして執刀医から明日の手術の説明を受けた。


まず、これまでの検査、造影CTやPET-CTなどの結果から、やはり左肺上葉に腫瘍が認められる。


一番気になっていたのは他の部位への転移だが・・

画像を見る限り、転移はない、、らしい。    ホッとした。



手術の方法は、

「胸腔鏡下手術」

※参考URL

http://www.hosp.go.jp/~matsue/kyoukukyo.htm


胸部左側面に3箇所穴を開けて内視鏡を使って行う手術。


詳しく書くと長くなるのではしょるが、疼痛も少なく回復も早い手術だそうだ。


執刀医によると、過去3,000回くらい同様の手術をしているらしく、特別なものではないらしい。

頼もしい限りだ。



というわけで、

入院3日目の今日は、夕方にこの説明を受けただけであとはやることなし。


昨晩の寝不足もあったが昼寝も出来ず、また文庫本を一冊読了しました。

迷宮遡行 (新潮文庫)/貫井 徳郎
¥580
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貫井徳郎の「迷宮遡行」。

病院の面会コーナーにある小さなライブラリにあったもの。


貫井といえば「慟哭」が有名。この本はとても面白かった。

で、本日読んだ「迷宮」は・・・


正直言って、ダメ。「慟哭」の切れがありません。

東野を読んだ直後だから、文章の巧みさに見劣りがします。


ストーリー展開もかったるい。

プロット少々も無理がある設定。


で、気がついた。

この本、過去に読んだことある。

記憶にも残っていない、、、そんな作品でした。




さて、いよいよ明日が手術。


今日はきちんと寝るぞ!!


入院3日目 朝

2010年1月21日 7:10

皆さんおはようございます。


結局、イビキオヤジに悩まされたtomorimoは、ナースステーション横の処置室のベッドに避難しました。

そんだけすごいイビキだったてこと。


少しは寝たような気がするけど熟睡感はまったくなく、6時過ぎに自分のベッドに戻ってきました。


そしたら・・・


隣のオヤジ・・まだタカイビキじゃねーか!!


いい加減にしろ!!


そうは言っても、tomorimoもイビキはかくのです。

いつもカミさんに指摘されてました。


だから・・イビキ防止用のマウスピースまで準備して入院してるんです。

周りの人に迷惑を掛けたくないから・・


それなのに・・このオヤジといったら・・

消灯から朝7時まで、イビキかき通し。。

こっちはマトモにねてねーのに、熟睡かよ!!


これは温厚なtomorimoさんも、怒りました!!

「文句言ってやる!」


そこで、隣のオヤジがベッドから出たタイミングでこちらも出てみた。

鉢合わせ・・・


すると・・・


よぼよぼの爺さんだった( ̄□ ̄;)


文句言うにもジジイの姿を見て、、、、萎える。。。。


ナースによると、このジジイは今日退院だとか・・

ならこの一晩運が悪かったとあきらめることにしよう。



ああ、このままじゃ、手術前におかしくなっちゃうよ。。

眠れん\(*`∧´)/ 入院3日目深夜

2010年1月21日 深夜0時30分。


とても眠れません!!!


隣のベッドのオヤジ!!

うるさいんだよ!!


てめーのイビキは常識はずれじゃ!


オマケに無呼吸入ってるし、寝息そのものがゴーゴー言ってうるさい\(*`∧´)/


昨夜はナースステーションの物音がうるさくて、ほとんど眠れず。

わざわざ部屋を替えてもらったのに・・

今度はこれかよ・・・・ヽ(`Д´)ノオレは怒ってる!!


これじゃ、今日は一睡も出来ない。


こっちは睡眠導入剤まで飲んでるんだぜ!



たまらずナース呼んだ!


「隣のオヤジがうるさいんだよ!」

「そうですねぇ、処置室のベッドで寝ますか?」

「オレが動くのかよ!オヤジを起こして注意せい!」


てな会話をし。ナースはオヤジをゆすり起こす。

「○○さん、すごくいびきかいてるから・・」

オヤジ「うーーーん、よくわからない・・・」とうなってまたイビキ。。


たまらん。オレは怒ってる!!





入院二日目・・退屈だぁ

20101月20日

昨夜はほとんど眠れなかった。久々にオールナイトニッポンを聞いてしまったよ。


病室はナースステーションのまん前で、夜もひっきりなしにナースコールが鳴る。

うるさい\(*`∧´)/


で、今日は病室を端っこの部屋に変えてもらいました。


そんな引越しもすぐに終わり、入院二日目は非常にヒマであります。


予定では頭部CTとMRI検査があるはずなのだが、午後4時現在、お呼びが掛からない。


「何時からやるの?」

と聞いても「夕方・・・?」としか答えが帰ってこなくてまったく落ち着かない。


それで今日は読書を。


さまよう刃 (角川文庫)/東野 圭吾
¥740
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前々から読みたかった作品だけど、午前中から読み始め先ほど読了しました。


これは東野さんの本気モードの作品のようですね。

物語の冒頭部分からストーリーに引き込まれます。


テーマは高校生の娘を持つtomoromoとしては他人事でないような、かつ少年犯罪の問題を扱った結構重いもの。

その重いテーマながら、途中の展開や脇役になる登場人物のエッセンスも効いてて読みやすい。

飽きずに一気にいきました。


正義とは何か?

犯罪を裁くことの本質は?


と考えさせられる作品でした。





この本一冊で一日も持たなかった。

やはり時間を持て余してしまいます。


明日は手術前日で、多分一日休養のはず。

病院の売店で文庫本の物色でもしてきます。

入院一日目終了

面会時間の8時も過ぎ、お見舞いに来てくれた妻も帰宅した。


入浴も済ませ、あとは消灯時間の9時までやることなし。

一日目が終わった。


今日の医療行為は、

X線撮影と動脈血液検査。

ネフライザー。

そして担当医師(なんと4人もいる)、担当看護士との面談。


看護士は、まだ新人で背丈も小さな可愛い看護婦さん。

一生懸命働いてるカンジが好感持てます。


ほんとは看護士さんの写真載せたかったんだけど「ブログに載せるんじゃダメ」だって。


じゃ、写真はこれ。


毎日釣りのことばかり・・-1


今日の夕飯。

・白飯

・アサリの澄まし汁

・白菜のおひたし

・切干大根

・白身魚の焼き物


うう、めちゃくちゃヘルシー食。

まずくはなかったがどれも薄味で、、、いきなり病人食かよ。


ビール飲みたい!!



入院しました


毎日釣りのことばかり・・-1


2010年1月19日

T病院へ入院。


部屋は4人部屋、ベットは通路側で差額ベット代が掛からない一番リーズナブルな場所だ。

収納は思ったほど多くなく、整理整頓が求められる。

ここで10日間過ごすのか、、、ちょっと憂鬱になる。


頼りは、ネットブック、アナログテレビ、ラジオ、携帯電話、単行本。


さっそくイーモバイルにて接続してみる。

問題ない接続環境。ほっとした。


いま、荷物を片付け、パジャヤマに着替えたところ。


何度も書くようだが、自覚症状はまったくない。


なのに、病人の格好をして、病室に収まると立派な入院患者に仕立て上げられる。



今日は院内案内とX線撮影。これで終わりだそうだ。

退屈。あとで院内探険をしてみよう。。







いよいよセンター試験

本日からいよいよセンター試験が始まりました。


我が家の長女もこの試験に挑戦します。

今までの受験勉強の成果を存分に出し切って欲しいものです。


その上での結果は、問いませんから。


それにしても、今のセンター試験の内容は結構複雑で判りにくいですね。

国公立大学のための試験だと思っていましたが、私立大学の試験にも併用されていたりして、複雑です。


実はうちの娘がいったい何校で何種類の受験を行うのか、把握し切れていません。

第一志望から第三志望くらいまでは判っているつもりですが。


センター試験は明日で終わりますが、その後2月を中心に各私大の受験が続くとか。

受験費用だけで30万円を超えるそうです。。。



遠い昔・・・・

tomorimoが高校3年生だったころ共通一次試験が始まりました。


その試験当日、tomorimoは雀荘に。

通っていた高校が付属高校だったものだから、大学受験は経験していないのです。

ああ、なんと呑気な高校生活だったか。


そんな親父だから今回の大学受験に対して娘に的確なアドバイスも出来ず、威厳もあったもんじゃありません。


オマケに今回の病気。

娘の受験に悪い影響が出ないように、願っています。





今朝、

受験会場まで1本の電車でいける駅まで、娘をクルマで送ってきました。

車中、「頑張れ!」なんて言えないから、「リラックスして、落ち着いて、」と間が抜けた応援を。

娘は「わかってるよ!」との反応でした。



この冬は、何かと落ち着かない我が家です。

早く春が来ないかな・・と願う毎日です。


限度額適用認定証

もうすっかり病人気分のtomorimoです。

度重なる通院と検査が、心理的なダメージとなって蓄積されます。


治療を受ける前にこんなことではいけません。

前向きに、ポジティブに、考えなければ。


今日の話題は「限度額適用認定証」についてです。


治療や検査、そして入院となるとお金が結構掛かりますよね。


でも、この「限度額適用認定証」によって入院や治療に掛かる自己負担額を抑えることが出来るようです。


以前は高額療養費に対する給付金は、いったん病院に費用を払ってから数ヶ月後に健康保険組合等より払い戻された(給付された)ようです。


ですが、

平成19年4月1日より、事前の申請によって支払い時に入院等の金額を一定額に抑えられるようになりました。

これを高額療養費の現物給付化、というそうです。


具体的には、

(tomorimoの会社の健康保険組合の例では)

・入院前に「限度額適用認定申請書」を健康保険組合に提出します。

・健保組合より「限度額適用認定証」が交付されます。(窓口申請すれば、即時に交付されます)

・入院時に「限度額適用認定証」を病院窓口に提出します。

・退院時の支払いが、自己負担限度額、に抑えられます。


では、自己負担限度額はいくらくらいなのか?

(加入している健康保険組合や社会保険事務所によって違いようなので注意!)


一ヶ月の総医療費(入院費や外来治療費)を仮に30万円とします。

自己負担限度額(一ヶ月あたり)は、


80,100円+(総医療費-267,000円)×1%の公式で、


80,100+(300,000-267,000)×0.01=80,430円


公式は複雑な感じがしますが、要は、


8万円と少し、が一ヶ月の支払い限度額、、、ということです。


なおかつ、、


その8万円と少し、に対しても2万円を超える費用は、


一部負担還元金として、3ヵ月後くらいに健康保険組合から給付されるので、最終的な自己負担額は2万円。

ということになるようです。


ありがたいですね。健康保険組合。


さらに、生命保険等で入院給付、手術給付、とかあると、、、


黒字になるかも???


ポイントは、ひと月での負担限度額だから、出来るだけ同じ月に治療や入院を集中させたほうがよさそう、ということ。


その意味では、ほとんどの検査と入院、手術が今月内で終わることはラッキーなのかも。





健康なときは、こんなこと調べもしなかったのに・・

だいぶ詳しくなりました。

皆さんもイザというときの知識として備えておいてもよいのでは?



今回は治療に関わるお金の話でした。ご参考までに。



PET-CT検査を受診

2010年1月13日

T病院画像診断センターにてPET-CT検査を受診。


PET検査は最先端のがん検査手法で、

PET=ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography)。

日本語いうと「陽電子放射断層撮影」というらしい。


仕組みとしては、がん細胞は活性が高くエネルギーを多く必要とし正常細胞と比べ、ブドウ糖を3~8倍多く取り込む、という性格を利用したもの。


検査手順としては、

・少量の放射線を帯びたブドウ糖(FDG)を血管注射で体内に注入。

・1時間ほど安静にしてFDGが体内中の細胞へ行き渡るのを待つ。

・CT検査機で撮影


体内にがん細胞があれば、そこにFDGが集中し、画像に写し出される。というもの。


この検査は通常のCT検査と比べ、がん細胞の形状だけでなく、活性も判別できるという優れもの。



説明が長くなったが、

検査を受けた感想としては、、、


・待ち時間が長い。。。FDG注射前に1時間、注射後に1時間、一回目のCT撮影後に30分。

・撮影時間も長い。。。1回目30分。2回目20分。


その上、検査終了まで食事が出来ないのでお腹が空いちゃったよ。

検査は昼過ぎまで掛かった。


なんかこのような検査を受けてると、最先端医療を実感できるのだけど、

「なんか重い病気に掛かっちゃったなぁ」

との思いがこみ上げてきて、落ち込んじゃう。


検査台で固定されると、

「まな板の上の鯉」の状態で、「もう勝手に何でもやっちゃって!」って投げやりになっちゃうし。


精神衛生上、あまり良いものではありません。

自覚症状は何にもないのに、どんどんと病人に仕立て上げられるカンジ。いやなものです。


その上、


検査料は保険適用(3割負担)でも、25,000円也。

懐にもやさしくないね。




これで、来週の入院前の検査は一応終了。

あとは入院後の検査、そして手術、と進みます。


今月中に片付きそう。

早くちゃっちゃと終わりにしたいものだ。