限度額適用認定証
もうすっかり病人気分のtomorimoです。
度重なる通院と検査が、心理的なダメージとなって蓄積されます。
治療を受ける前にこんなことではいけません。
前向きに、ポジティブに、考えなければ。
今日の話題は「限度額適用認定証」についてです。
治療や検査、そして入院となるとお金が結構掛かりますよね。
でも、この「限度額適用認定証」によって入院や治療に掛かる自己負担額を抑えることが出来るようです。
以前は高額療養費に対する給付金は、いったん病院に費用を払ってから数ヶ月後に健康保険組合等より払い戻された(給付された)ようです。
ですが、
平成19年4月1日より、事前の申請によって支払い時に入院等の金額を一定額に抑えられるようになりました。
これを高額療養費の現物給付化、というそうです。
具体的には、
(tomorimoの会社の健康保険組合の例では)
・入院前に「限度額適用認定申請書」を健康保険組合に提出します。
・健保組合より「限度額適用認定証」が交付されます。(窓口申請すれば、即時に交付されます)
・入院時に「限度額適用認定証」を病院窓口に提出します。
・退院時の支払いが、自己負担限度額、に抑えられます。
では、自己負担限度額はいくらくらいなのか?
(加入している健康保険組合や社会保険事務所によって違いようなので注意!)
一ヶ月の総医療費(入院費や外来治療費)を仮に30万円とします。
自己負担限度額(一ヶ月あたり)は、
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%の公式で、
80,100+(300,000-267,000)×0.01=80,430円
公式は複雑な感じがしますが、要は、
8万円と少し、が一ヶ月の支払い限度額、、、ということです。
なおかつ、、
その8万円と少し、に対しても2万円を超える費用は、
一部負担還元金として、3ヵ月後くらいに健康保険組合から給付されるので、最終的な自己負担額は2万円。
ということになるようです。
ありがたいですね。健康保険組合。
さらに、生命保険等で入院給付、手術給付、とかあると、、、
黒字になるかも???
ポイントは、ひと月での負担限度額だから、出来るだけ同じ月に治療や入院を集中させたほうがよさそう、ということ。
その意味では、ほとんどの検査と入院、手術が今月内で終わることはラッキーなのかも。
健康なときは、こんなこと調べもしなかったのに・・
だいぶ詳しくなりました。
皆さんもイザというときの知識として備えておいてもよいのでは?
今回は治療に関わるお金の話でした。ご参考までに。