子供は,エネルギーが貯まってくると,親から自立しようとします.
もちろん,経済的には,学生の内はなかなかそうはいかないけれど
少なくとも内面的なものは,自立しようとする言動が出てきます.
その原動力は
「やってみたいという気持ち」だったリ
「親に対する,いい意味での反発」だったり
その子によって違うのだろうけど,それでも自立しようとするのはホントです.
そんなとき,僕ら親は
子供の手を離してあげることが大切.
親が手を離してあげないと,子供も自分の足で前に進むことができません.
手を離すということは,子供が失敗しても,傷つくことがあっても
それを経験させてあげることでもあります.
失敗するたびに,傷つくたびに
親が,「大丈夫,お母さん(お父さん)が癒してあげるから」と登場するようでは
子供は,自分で傷を癒すことができないまま,大人になってしまいます.
それじゃ,困りませんか?
つまり,子供が失敗しても,傷ついても
それを見守れるだけの心の器を育てることが
僕ら親には必要.
子供が不登校になって,ふさぎ込んでいる姿,体を硬直させて布団から出てこなくなる姿って
僕ら親にとっては,心の傷になっているはず.
時間が経てば,その傷はかさぶたになっているのだろうけど
でも,もうその傷には触れたくないと思っているはず.
もうあんな思いをしたくないと思っているはず.
だから,子供の不登校を経験した親は
子供にエネルギーが貯まっても,必要以上に子供に手を貸したくなります.
つまり,手を貸そうとする行動は,子供のためじゃなくて,自分のため.
自分のかさぶたをえぐられたくないため,だということに気付く必要があります.
何かあるたびに,じゃじゃ~~んと登場するのではなく,見守れるようになるには
親が,自分で自分の傷を癒せること
言い換えれば,親が精神的に自立すること
それなくして,子供を見守るなんてできるはずがありません.
僕ら親が,いつまでも子供とのへその緒を切れないようでは
親が,子供からへその緒を通して,エネルギーを奪い続けるだけ.
だから,子供の自立の前に,親が自立すること.
子供のエネルギーが貯まってからじゃないんですよ.
親が自立することで
子供への執着が無くなって
子供からエネルギーを奪わなくなる
だから,子供は自分のことに集中し始めて
エネルギーが貯まって
子供は自立しようとする
ですよ.
順番を間違えないようにしていきましょう.
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