今日から10月ですね.
秋は学校行事も多いです.
それらに参加できない,もしくは参加する気配のない子供を見て
悲しい気持ちになっている親御さんは多いのではないでしょうか?
そんな親御さんにぜひ,読んでいただきたい文章です.
~以下,過去記事からの抜粋~
この中にある金盛浦子さんの著書の一節
不登校・引きこもりは
翼を傷めた小鳥が巣のなかでうずくまっている状態.
ムリに翼を広げさせない.
治りかけた傷がまた開く.
どんなにひどい状態にいる子どもであろうと
その子の心は必ず
『元気になりたい.みんなと同じように楽しく生きられるようになりたい』
と強く望んでいる.
悩みや苦しみ,無力感や挫折感に,孤独の中でいつまでも
とどまっていたいと望む子は1人もいない.
そうした信頼さえあれば.
誰も決して子どもの回復を邪魔するという愚は犯さない.
また逆に,刺激や強制は無用だけでなく
『百害あって一利なし』のお節介だと知れば
そこから子どもの持つ基本的な生命力を信頼できるようになる.
~抜粋ここまで~
これは,2019年に書いたブログの一部です.
あの頃は,息子はまだ不登校の真っ只中.
この文を知ったのは,そのさらに2年くらい前だったと思います.
この文を読んで
そうだよね.○○(息子)だってそんな状況を望んでいないよね
パパは君を信じるよ
そう思ったのを鮮明に覚えています.
僕は,登校刺激が悪いとは思いません.
実際にそうやって復学して,その後,元気に過ごすお子さんもいるわけですから.
ただ,僕は
子供は親を困らせるために不登校になっているわけではなく
親にも子供にもそれぞれが感じるべき課題があって
それが「たまたま不登校という形」になって現れているだけ
ちゃんと子供は不登校から学びを受け取っている(もちろん,親もです)
だから,子供には必ず乗り越える力があると信じて待ちたい
と思うわけです.
実際,我が家の子は
『自分に選択させ,その結果を経験させてあげる』
の繰り返しで,元気を取り戻していきました.
子供の姿を見て,悲しいと思ってもいいんですよ.
思っちゃいけないことなんて,何一つありません.
心の中は,自分の安全領域であるべきなんです.
だから,もし,悲しみが湧き上がってくるならば
その感情をしっかりと感じて,味わって,昇華させてあげて下さいね.
僕ら親が,自分に対してできることは
感情を昇華して,心の状態がニュートラルした上で
自分はどうなりたい?
そうなれるために,自分はどうしたい?
と自分に問いかけながら,親も自分で選択して,その結果を経験していくことです.
自分でできるようになるから,子供がソレをしていても見守れるようになるのですから.
自分に無いものは,人に出せないものです.
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境界線を引けない理由はこれかもしれません
プラスのストロークを与えてもらえずにいると…
子供を外に連れ出すときに,自分の心に問いかけてみて欲しいこと
やっぱりお母さんは笑顔が一番
「ありのままでいい」と伝えても,変化を感じられないワケ・子供への声掛けで大切なのは?
子供を自立させるには
不登校 自分が変わるのは誰のため
子供の回復を邪魔しない
家を安全基地にするためには
不機嫌でいる権利
昼夜逆転
信頼するってどういうこと?
不登校の経緯②
不登校になってから①
不登校になってから②
不登校になってから③
不登校になってから④
不登校になってから⑤
不登校になってから⑥
不登校になってから⑦~⑨(アメ限記事:現在非公開)
一人で行った息子の放課後登校から確信したこと
近所の自販機にも行けなかった息子が,たった一人で甲子園に行けるようになるまで
息子,ついにデビューを果たす
息子が欲しいと言ったものは?
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息子の変化の記録
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