昨日，こんなブログを書きました．
もうひとつやってみてほしいことがあります．
それは，自分を観察してみること．
私，子供を急かしたいと思っているんだな
まず，そんな自分の思いを，目をつぶってじーっと感じてあげて下さい．
とにかく，まずは，そういう気持ちがあることを認めてあげましょう．
急かしたいと思うときって，きっと何らかのゴールを設定していませんか？
「いついつまでに」「こうなってほしい」という希望が，あなたの中にあると思うのですが，いかがですか？
もし心当たりがあるなら，そのまんま自分の思いを感じてあげましょう．
はやく△△な状態になってほしいと思っているんだな
そっか，そう思っているんだね
そうやって，自分の思いを受容してあげましょう．
感じちゃいけないことなんてありません．
自分の思いをすべて肯定してあげましょう．
「はやく△△な状態になってほしい」という思いの裏には
必ず不安，恐れがあるはずです．
その不安や恐れをじーっと感じてあげましょう．
そして，目をつぶりながら，不安や恐れを感じながら，不安に思っている自分が隣にいると思って
何が不安なのか？ 何を恐れているのか？
それが本当に起きたら，自分は何がイヤなのか？ どう感じるのか？
を，自分の心に聞いてあげましょう．
きれいな文章でなくてもOK
とにかく，自分が何を思っているのか，全部自分に言わせてあげましょう．
自分の感じていることを，ノートに書いていくといいのですが
感情を感じながらノートを書くのが難しいと感じる人は
スマホのボイスレコーダー機能を使ってもいいですよ．
自分が何を感じているのかを，一旦心の外に出してあげた後
自分の思いを見返すことで
急かしたいと思う心の奥にある本当の思い
あなたが感じるのを避けたいことを，客観的に知ることができます．
その上で，その感じるのを避けたい思いや感情を，先にじーっと感じてあげましょう．
感じることで，あなたの心の器が，強くしなやかに育っていきます．
その上で，考えてみて下さいね．
あなたが不安に感じていること，恐れていることは
100％起きることでしょうか？
それを未然に防ぐ方法は，本当にないのでしょうか？
仮に起きたとき，対処する方法は全くないのでしょうか？
それは，あなたが背負うべきこと，引き受けるべきことなのでしょうか？
助力してくれる機関，システムは無いのでしょうか？
あなたが，人の目を気にしているだけということはないのでしょうか？
そんなことを，いろいろな角度から考察してみるといいですよ．
その作業で，不安が少しでも軽くなったらOKです．
子供に対する心配は，親ならゼロにはならないと思います．
でも，ネガティブな感情をじーっと感じてあげることで，心の器が育ってくれば
出来事を今まで以上に客観的に見られるようになるので
心配よりも信じる気持ちの方が，必ず大きくなりますから．
そして，さらに，自分が育ってきた環境に思いを馳せてみて下さい．
急かされて生きてきた
「やらなきゃ」という思いに駆り立てられる声掛けをされてきた
そんな時代があったはずです．
なぜなら，人は，自分の心の中に無いものを，人に与えようとはしないから．
つまり，急かされる経験を全くしたこと無い人が
他人を急かすことはしないということです．
もし，子供の頃，急かされて育った自分を思い出したら
そのときの自分の『満たされない思いや感情』を，昇華させてあげるといいですよ．
それをしてくことで，急かさなくても大丈夫って思えるようになれますから．
自分の心に聞いてみる作業が難しいと感じる方や
過去の自分の思いを一つずつ解放したい方は
こちらをご利用くださいね．
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