子供の成長は,親にとって嬉しいものですよね.
子供が初めてハイハイを始めたとき
「〇〇ちゃん,すごいね~」って誉めてあげて
ハイハイを,その子がやりたいように,その子がやりたいだけ,やらせてあげますよね.
子供が初めてつかまり立ちをしたとき
「〇〇ちゃん,すごいね~」って誉めてあげて
つかまり立ちを,その子がやりたいように,その子がやりたいだけ,やらせてあげますよね.
子供が初めて伝い歩きをしたとき
「〇〇ちゃん,すごいね~」って誉めてあげて
つかまり立ちを,その子がやりたいように,その子がやりたいだけ,やらせてあげますよね.
子供が初めて歩いたとき
「〇〇ちゃん,すごいね~」って誉めてあげて
ひとり歩きを,その子がやりたいように,その子がやりたいだけ,やらせてあげますよね.
そのときことを思い出して,じーっと感じてみて下さい.
「できた」ことを承認してあげて,応援してあげて
見守っている感覚ではありませんでしたか?
承認されて,見守られているときって
子供からすると,自信を深め,次の挑戦,ステップに向けて
心と身体の準備をしている期間なんじゃないかなと思うのです.
そんなことを思うようになったのは,息子が不登校になって
自分の子育てを振り返るようになってからですが(笑)
でも,以前の僕は,そんな感覚を持ち合わせていなかったので
息子が大きくなるにつれて
何かができると,「はい,じゃあ次はコレ」と急かし
何かができないと,「ほら,やってみな」とあおり
「承認」「見守る」ができなくなりました.
ということは,息子からすると
自信を深め,次の挑戦,ステップに向けて
心と身体の準備をしている期間が,奪われていったということ.
今考えると,そう感じるのですが…
どうですか?
皆さんは,心当たりありませんか?
やっちまってたという方,いらっしゃるかと思います.
でも,気にしないで大丈夫です.
僕もやっちまってましたし
その経験が,僕に大切なことを思い出させ
親子関係の改善につながりましたから.
だから,今からだって,どうにでもなるものです.
子供が回復期に入ると,徐々にいろいろなことに興味を持ち始め
少しずつ挑戦を始めようとします.
一人でどこかに行こうとしたり,一人で何かをやろうとしたり
もちろん,初めは学校とは無縁のことでしょうが
とにかく,欲求が芽生え始めます.
そして,それを達成できると,きっとその喜びをかみしめる時間があるでしょう.
そうすると,時間は空くかもしれませんが,次の挑戦をしようとする行動が見られるようになります.
親としても,子供が一歩踏み出したのを見ると,嬉しいものですよね.
ただ,そこでありがちなのが
親の中に,「急かし」「あおり」をしたくなる気持ちが湧き上がってくること.
その気持ちはわかります.僕も経験あります.
でも,気持ちが湧き上がるだけにとどまらず,それをしてしまうと
大切なものを奪ってしまうことを繰り返すことになります.
だから,もしそんな気持ちがムクムク出てきたら
子供が小さかった頃,「承認して,見守っていた時期」を思い出して下さい.
急かさなくても,あおらなくても
その子のタイミングで,次のステップに移っていきましたよね?
大丈夫です.
心と身体の準備ができたら,ちゃんと『次』を見るようになるから.
信頼と応援の意識を忘れないで.
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