不登校 子供を「かわいそう」と思っていませんか? | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

まさです.
 

 

学校に行かない選択をして,家で充電している子は,笑顔が増えます.

 

 

それに対して,「学校に行かなきゃと思っているのに行けない」と強く感じている子は

 

 

その気持ちの摩擦にエネルギーを消耗しているので

 

 

笑顔でいる時間もなかなか増えてこない傾向があるかと思います.

 

 

 


 

 

うちの息子も,初めは「行きたいけど行けない」と言ってましたが

 

 

その頃は,笑っている時間は少なかったです.

 

 

充電が始まったかなと感じたのは

 

 

「行きたくないから行かない」と言えるようになってから.

 

 

そう言えるようになったのは,おそらく,行かなくても親は見守ってくれているとわかってきたからだと思います.

 

 

 

 

 

 

あなたは,子供のサポートをするとき,どのような意識でサポートしていますか?

 

 

「かわいそうだからほっとけない」「私が何とかしなきゃ」と思っていませんか?

 

 

 

 

 

例えば

 

 

子供が悲しそうな顔をしているから,かわいそう

 

 

子供が落ち込んでいるから,かわいそう

 

 

子供が思うように身体を動かせないから,かわいそう

 

 

だから,サポートしなきゃと思っていませんか?

 

 

 

 

 

そもそも,子供自身は,自分のことを「かわいそう」と思っているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かわいそうだからほっとけない,だからサポートしようという意識には

 

 

かわいそうな人に自分を投影して,自分がしてほしいことをしてあげようとしている可能性が潜んでいます.

 

 

 

 

つまり,癒されていない自分,傷ついている自分がいて

 

 

そんな自分のことを,心の奥底でかわいそうと思っているのに

 

 

それを認めずに,抑圧している可能性があるということです.

 

 

 

 

 

別の可能性としては

 

 

手を差し伸べる立場にいることで

 

 

自分の価値を保っている,優越感を持っている

 

 

というのがあります.

 

 

 

 

 

 

悲しそうな顔をしている人,落ち込んでいる人,困っている人…

 

 

こういった人たちを「かわいそうな人」と設定して,自己満足のために

 

 

サポートしようとしている可能性があるということですが

 

 

これは,自分が優越感や存在価値を感じたいがために

潜在意識が感じていることなので,普段自覚は無いことが多い

 

 

自分より劣っている対象を作り出しているということになります.

 

 

 

 

 

 

 

当然のことですが,「この子はかわいそうな子」とあなたが設定したら

 

 

その子は,その設定が解けるまで,ずっとかわいそうな子を演じることになります.

 

 

 

 

 

 

 

いずれにしても,かわいそうだからサポートしなきゃという意識は

 

 

自分の心の問題だということですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

人は個性,性格,特性など,生まれ持ったものがあります.

 

 

でも,人は「隣の芝は青い」と感じるもので

 

 

自分に無いものに対して,嫉妬や劣等感を感じやすいものです.

 

 

実際は,得手不得手は優劣ではありませんし

 

 

ましてや,人と違うことがかわいそうということでもありません.

 

 

 

 

 

 

 

生まれ持ったものを否定せず,欠けている部分を無理に埋めようとせず

 

 

自分は自分のままでいいと,自分の在り方を肯定できるようになることで

 

 

他人も他人のままで大丈夫と思えるようになるので

 

 

「悲しむこともあるよね」「落ち込むこともあるよね」と見守れるようになり

 

 

「かわいそう」という設定をしなくなります.

 

 

そうすると,「かわいそうだからほっとけない」ではなく

 

 

「困っているなら,相手が望む範囲で協力しよう」と,境界線を引きながらプラスの意識で待てるようになります.

 


 

 

 

 

 

 

心配しない,助けない,同情しない,優しくしない,かまわない

 

 

役に立たない,優位に立たない

 

 

つまり,課題を克服する能力,学び,成長の機会を奪わないことも

 

 

子供に対する親の愛です.

 

 

 

 

 

 

 

そして,子供に対して感じていることは

 

 

あなたが自分に対して感じていること,言いたいこと,してあげてあいことでもあるんですよ.

 

 

だから,自分の心にベクトルを向けて,自分の心の問題を整理していく方が

 

 

あなたは自分を安心させてあげられるんですよ.

 

 

 

 

 

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