まさです.
ちょっと向こうで,あなたと仲の良い2人がしゃべっています.
それに気付いたあなたは,こちらから手を振ります.
ところがその2人,こちらをちらっと見たと思ったら,くるっと背を向けて行ってしまった.
あなたは,どう感じますか?
あれ,嫌われてる?
あ,無視された…
それとも
おや,気付かなかったか
「嫌われてる」「無視された」と捉えたのであれば
この出来事は,あなたにとって『問題』と感じる現実でしょう.
でも,「気付かれなかった」と捉えたのであれば
この出来事は,あなたにとって『特に問題ではない』と感じる出来事でしょう.
例をもう一つ.
ブログって,書き手が自分の思いや考えを発信するものですが
あなたが誰かのブログを読んで
「責められた」「馬鹿にされた」と感じたとしたら
それは『問題』と感じる現実だけど
「この人はこう考えるんだ」と感じるだけだったら
それは『特に問題ではない』と感じる出来事でしょう.
何が言いたいのかというと
出来事の捉え方って,人によって違うということです.
そして,その人の捉え方が,出来事を『問題』 or 『問題ではない』と感じる現実を作り出します.
あなたがご主人や友人,義父母などと話していて
「この人は私と捉え方が全く違う」と感じることってありませんか?
なぜ,そういうことが起こるのかというと
捉え方って,育ってきた環境,影響を受けた人たち(特に親)の価値観が大きく影響するからです.
その育ってきた環境や,周りにいた人たちの価値観の中で
あなたが「どう感じたのか?」
これが,あなたが,その出来事をどう感じるか=捉え方を作っています.
でもこれは,自然と育まれてしまうものであって,誰かのせいではないんです.
↑これは重要です
実は,あなたが子供のことを,どう見ているかにも同じことが言えます.
僕は
子供は自分で問題を解決できる力を持っている
だから,今動けなくても大丈夫
と普通に思っています.
でも,大丈夫と思えない方もいるでしょう.
子供を信じることって,実は自分を信じることです.
「この子は大丈夫」と信じようとする自分を信じることです.
だから,大丈夫と思えないというのは
自分のことを信じきれないタネが,あなたの心の中にあるということ.
何度も言いますが,誰のせいでもないから,自分を責めないで下さいね
じゃあ,一生信じられるようにならないのかと言えば,それは違います.
なぜなら,捉え方って変えられるからです.
もちろん,あなたと何十年も一緒にいた「捉え方」ですから
すぐに変えられるわけではありません.
時間はかかるでしょう.
変えられたと思っても,また不安の方が先立つこともあるでしょう.
でも
不安になったら,心の中を整理して確認
不安になったら,心の中を整理して確認
この繰り返しで,ゆっくりと時間をかけていけば
必ず,あなたの捉え方は変わっていきます.
脳科学的に言えば
今ある太い神経回路(捉え方)に,新しい細い神経回路(捉え方)を
何度も上書きする感じです.
過保護&過干渉で子育てをしてきた僕ですから
数年前の僕は,「この子は大丈夫」と思えていなかった人間です.
でも,思えるようになれました.
誰でも
この子は大丈夫
それを信じる自分も大丈夫
と思えるようになれます.
だから,まずは自分を信じられるように,自分の心を整えていくことが大切です.
(それが,自己受容です)
絶対に大丈夫.
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