「娘に任せてみたら、勝手に考えてやってました」

UMIカウンセラーのまさです．

子供が

なかなか宿題に取り掛からない

なかなかお風呂に入ろうとしない

片付けない

もうすぐ習い事に行く時間なのに，なかなか準備をしない

ずっとスマホを見ている

なかなか布団に入らない

親からすると，めっちゃイライラのタネじゃないですか？

でも，子供からすると

そもそもそれをする必要性を感じていないのかもしれません

ちょうどやろうとしたタイミングでソレを言われて，やる気をなくしたのかもしれません

もしかしたら，今の時間をわかっていないのかもしれない(笑)

僕たち親は，次のこと，その後のこと，明日のことを考えて

ああした方がいい　こうした方がいい

と子供に声をかけがちですよね．

でも，そんな声かけに疲れ果てているなら，声掛けをやめてみたらどうでしょうか？

いいお母さんをやめて

「私がどうにかしなきゃ」という責任もちょっと横に置いといて

子供に任せてみる．

そして，その結果を経験させてあげる．

その結果，子供は

失敗するかもしれませんね．

恥をかくことがあるかもしれません．

誰かから叱られるかもしれません．

もしかしたら，何の問題も起こらないかもしれない．

ただ，支障があれば，そこから学んで自分から行動するでしょう．

それを経験させてあげた方が，今どうこうじゃなくて

この先，大きな財産になるのではないでしょうか

それよりも，もしあなたが，このよう場面で

子供に失敗させたくない

恥をかかせたくない

叱られるようなことになってほしくない

そんな思いがあるなら，そちらの方を見た方がいい．

例えば，子供が失敗することの

何を問題と感じているのか？

何が嫌なのか？

どう嫌なのか？　

このままだと，どんなことが起こると思っているのか？

回避する方法はないのか？

（回避する必要はあるのか？）

など

これらを具体化することで

問題だと思っていたことが，問題じゃないことに気付いたり

自分の制限に気付けたり

子供に任せても大丈夫と思えるようになれたりと

あなたの心が軽くなりますから．

さて，こちらの記事の続きです．

娘さんの体調不良と休日の過ごし方に，モヤモヤが止まらなかったクライアント様

娘さんへの意識の向け方を変えてみたようです．

娘と息子を切り離して見るように、なりました。

以前は息子が不登校だから、娘も、という気持ちがありました。

ですが、まったくの別人格である、娘に起きている体調不良は息子が不登校になる前からあったもので

事実をフラットに見ることができ、無駄な不安を感じる事がなくなりました。

娘を信頼して娘に選択させることを意識してやっていました。

勉強や生活について、自分で考えて「こうしたらいいね」と言ってやるようになりました。

今まで私の不安で娘をコントロールしていたと思います。

その意識を手放した事で、娘は勝手に自分で考えるようになっていました。

娘に経験させ、考えさせる機会を奪っていたんだ、と思い知らされた出来事です。

たまに大丈夫か？と思う事もあったりしますが、

また出てきたけど大丈夫大丈夫、と応援の気持ちに変えるようにできるようになりました。

何よりも私が楽になりました。

まだまだコントロールしたくなる自分が出てきて

「やっちゃった」と落ち込むこともあるとおっしゃってますが

全く問題ありません．

だって，今までそういう思考だったのですから．

コントロールしたくなる自分が出てきたら

そのたびに，具体化したことを見直して，顕在意識に上げて

信頼の眼差しを向ければいいと思いますよ．

その繰り返しで，娘さんに対する信頼が，少しずつ強固になっていきます．

お子さんにどうなって欲しいではなく

自分がどうなりたいのか？

そのゴールさえ顕在意識に上げておけば

あとは，そのようにエネルギーが動いて，ゴールに連れてってくれますから．