「わがまま」と「わがままじゃない」の境界線 | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

UMIカウンセラーのまさです.

一昨日の記事
に次のようなコメントを頂きました.
 
 
 

 
 
人がどう思うかを基準にして判断していました.
 
自分の思いを優先することはわがままだと思ってきたのです.
 
自分の気持ちを大切にして行動するようにしたとして
 
わがままじゃない範囲ってどこまでなのでしょうか.
 
 
 
 
 
 
ご質問下さり,ありがとうございます.
 
 
僕たちの世代(1968年生まれです)って,親から
 
 
自分の思いを優先することは,自分勝手,わがまま
 
 
と言われてきたように思います.
 
 
 
 
僕自身,父親から「思いやりのある子に育ってほしい」と,毎日のように言われていましたから.
 
 
 
 
 
 
 
僕たち,そして僕たちの親世代の多くが,親から
 
 
思いやりがあること,他人を優先させること,
 
 
協調性があること,和を重んじること,我慢や遠慮すること
 
 
など,【自分の思いを出さないことが美徳】であるかのような教育をされてきました.
 
 

 
逆に,自分を出し過ぎると
 
 
「みっともない」「恥ずかしいからやめなさい」
 
 
「○○ちゃんを見てごらんなさい」「みんな我慢してるでしょ」
 
 
などと,【他人の目を,過度に気にすること】を強いられてきたようにも思います.
 
 
 
そういう時代だったのです.
 
 
 
 
 
 
 
ですから,質問主様のおっしゃる
 
 
「人がどう思うかを基準にして判断していました」
 
 
「自分の思いを優先することはわがままだと思ってきたのです」
 
 
というのは,当然のことだと思うのですね.
 
 
 
 
僕も,迷ったら「相手はどう思うだろう?」を真っ先に考える人生を送ってきました.
 
 
 
 
学校でも社会でも,世の中全体が,そういう子を「いい子」,そういう人を「いい人」と認定してきましたから.
 
 
 
極端に言えば,僕らが子供のときは,自分軸=わがまま という風潮があったように思います.
 

 
 
 
 
 
 
でも,これからは,個の時代です.
 
 
もっと多様性があって良くて,もっと様々な価値観があって良くて
 
 
もっと色々な生き方があっていい.
 
 
不登校もそういうサインだと思っています.
 
 
 
 
 
働き方も,学び方も,子育ての仕方も,人との関わり方も
 
 
自分で選べるスタイルに変化していくでしょう.
 
 
それぞれが,それぞれを満たす世の中になっていくでしょう.
 
 
 
 
 
 
そう考えると
 
 
 
「自分の気持ちを大切にして行動するようにしたとして
 
 
わがままじゃない範囲ってどこまでなのでしょうか」
 
 
 
って,自分で決められるということではないでしょうか?
(今までそれをできていた人は,少数派だったと思います)
 
 
 
 
 
 
相手が,質問主様の行動をわがままと思ったとしても
 
 
その行動を,わがままかどうかを【決める】のは
 
 
相手ではなく,質問主様だということ.
 
 
 
 
 
 
こちらがどんなに遠慮して行動しても,それをわがままと捉える人はいるし
 
 
こちらがわがままやってるなと感じながら行動しても,相手はわがままと感じないこともあるんです.
 
 
また,質問主様が「あの人,わがままだな」と感じる人がいたとしても
 
 
「わがまま」と決めているのは質問主様であって,相手からしたら「わがまま」の範疇に入ってないのかもしれません.
 
 
 
 
 
 
わがままの定義,つまり,「何をもってわがままというか?」
 
 
それは,人によって違うし,今後も変わってくると思います.
 
 
 
 
 
だから,【わがままじゃない範囲はココまで】という明確な答えは無いと思っています.
 
 
 
そして僕は,質問主様が【迷わず,自分の気持ちを大切にして行動すればいい】と思います.
 
 

自分を尊重することは,結果として他人を尊重することに繋がりますから.
 
 



 
ただ,大切なことは
 
 
その後の結果も引き受けると決めること.
 
 
 
 
 
 
もう少し詳しく言うと
 
 
もし,相手に不快な思いを与えたとしたら,相手に与えた同じ量,同じ質の不快が返ってくるので(意識の法則)
 
 
その不快(マイナスの清算)も引き受けると決めて,行動するということです.
 
 
 
 
 
ただ,そういう意識で行動していくことが,自分軸を取り戻す,精神的に自立する ことに繋がります.
 
 
結果を誰かのせいにするのではなく,自分で引き受けると決める.
 
 
そう決めて行動すると,今まで自分に制限をしていたことが,少しずつ外れて
 
 
必ず生きやすくなります.
 
 
お子さんに安心を依存することも無くなります.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに,僕にとっての「わがまま」は
 
 
他人のエネルギーで,その人の不快を伴って自分の望みを叶えようとすること
 
 
です.
 
 
 
 
 
 
 

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