【不登校・子育て】共依存・子供の世話をすることに依存してしまう人の特徴 | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

 

 

 

UMI カウンセリング8月枠の募集はお休みさせていただきます.

 

また,遠隔ヒーリングにつきましては,28日から募集いたします.

 

 

 

 
 
キラキラ
 

息子がサッカースクールに通っていた頃,その予定に極力合わせるように仕事のシフトを組んでいました.

 


 

 

スクールの合宿は参加希望者多数でしたが,参加するには早く希望を出すしかない早い者勝ちシステムでした.

 

 

 

だから,いつも私は仕事を早退するか振替えるかして,募集開始と同時に参加希望を出せるように準備していました.

 

 

 

 

また,週2回通うようになってからは,一方の練習日は妻に送迎してもらいましたが,それ以外は私がやっていましたし

 

 

 

 

週2回通わせるために自分のお小遣いを減額してレッスン料に当てていました.

 

 

 

 

 

 

そうやって,自分の時間,お金,体力などすべてを息子に注いでいました.

 

 








今考えれば,朝私が起きられなくても,毎朝自分で自主練していたんです,

 

 
土日も公園で自主練していました.
 
 
 

ちゃんと,自分で自分なりにやっていました.

 
 
 
 
 
その成果が表れて,所属チームではコーチからも一目置かれ,息子はチームの要として主要なポジションを任されました.
 
 

 


 

 

 

 

それなのに,息子に任せることができなかった私は,眠い身体をおして朝起きて自主練に付き合い,土日の自分の時間を削って,自主練の工夫やら試合やスクールでの練習でのダメだしやら…

 

 

 

 

それが愛だと思っていましたから.

 

 

 

 

 

 

それに,息子は私のことが大好きで

 

 

 

 

 

息子には私がいないとダメだから…

 

 

 


 

と思い込んでいました.

 

 

 

 

 

 

でも,実際には私の行為は,本人が自分で考えて,自分で成長していく機会を奪っていただけ.

 

 
 
 
 
 
私がのめり込めばのめり込むほど,息子はできない責任を「パパがうるさいから」と言い,自分が負うべき責任も負わないようになりました.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
息子が不登校になり,心の勉強をするようになってから知ったことに『共依存』というのがあります.
 
 
 
 
 
迷惑をかける人(依存者)とそれを支える人(共依存者)という人間関係で,共依存者は,依存者の世話をすることに依存しているのです.
 
 
 
 
 
 
私の「息子には私がいないとダメだから…」という心理は,まさに共依存者が持っているものだそうで,その奥には
 
 
 
 
自分が誰かに認められたい
 
 
 
 
という思いが「強く」あるそうです.
 
 
 
 
他人に認められたいという思いは,誰でも持っていると思いますが,
 
 
 
 
なぜ,共依存者はそのような思いを強くもっているのでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
共依存者は,子供の頃に与えられた親からの愛が「条件付き愛」であることが多いそうです.
 
 
 
 
 
条件付き愛を与えられて育ってきた人は,自分は何かしらの条件を満たさなければ愛されないという思いが潜在意識にあります.
 
 
 
 
 
だから,私生活でも子育てにおいて,自分が愛されるために「自分が頑張る」という条件を自分に付けているのですね.
それが一番簡単で相手に苦労させませんからね
 
 
 
 
 
 
そう,自分で自分に条件を付けている
 
 
 
 
 
多くの場合は無意識です.
 
 
 
 
 
 
そして,自分が無条件に愛されてこなかったという思いがある分
 
 
 
 
 
「自分がいてあげる」「自分がやってあげる」という過剰な愛(過干渉・自分の頑張り)を与えることが,相手を無条件に愛することと思っている.
 
 
 
 
 
 
「私がいてあげる」「私がやってあげる」ことが,相手から愛してもらえる,認めてもらえると思っているし,「自分が頑張る」という条件を満たせば自分は愛されるという潜在意識の思いも叶っているわけです.
 
 
 
 
 
 
 
逆に,そうしなければ愛されないと思っている…
 
 
 
 
 
何だか悲しいですね.
 
 
 
 

 
 
 
私の場合は
 
 
 
 
息子のサッカーを通して,息子だけでなく,周りの親なりコーチなりに認めて欲しいという思いがあったんですね.
 
 
 
 
だから,それを認めさせるために息子に厳しいノルマを課した.
 
 
 
それをクリアしなければ,パパは君を認めない
 
 
 
 
という条件付き愛も与えていました.
 
 
 
 
 
そして,そのノルマをクリアしたら過剰な愛を与え,さらなる厳しいノルマも与える.
 
 
 
 
私生活で過剰な愛を与えた半面,サッカーでは条件付き愛だった.
 
 
 
 
もう,グシャグシャですわ(笑)
 
 
 
 
 
 
そうやって,私はあっちにもこっちにも認めて欲しかった…
 
 

 
 
 
 
 
自分が自分を認めてやれってことですよね.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ありのままの自分を認めてもらえなかったという幼い頃の思い.
 
 
 
 
それが傷となっているので,自分が親になったとき,子供に与える愛情が過剰になったり条件付けたりするのかなと思います.
 
 
 
 
 
 
 
そして,この共依存によって,共依存者が依存者の自立を妨げているのです.
 
 
 
 
まさに,以前の息子(依存者)と私(共依存者)のように.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
元は単なる思いやりかもしれませんが,結果的に世話をすることで自分が苦しくなったり,イライラしてきたり
 
 
 
そのくせ,状況は良くならない
 
 
 
 
 
 
 
このような時は,一歩下がって,自分が共依存者になっていないかを考えてみるとよさそうですね.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私は,この共依存を断ち切るために大切なことは2つあると思います.
 
 
 
 
 
 
1つ目は
 
 
 
 
相手と境界線を引くこと
 
 
 
 
 
お互いの課題を分離して,相手がやるべきこと,自分ができることを見極める.
 
 
 
 
そして,相手を自立した人間と認める.
 
 
 
 
 
 
 
 
そして,2つ目は
 
 
 
 
自分は,存在するだけで価値があるということを知ること
 
 
 
 
そうすることで,自分自身も自立した人間と認める.
 
 
 
 
自分を認めて大切にしたら,条件なんて付けなくても,他人からも認められて大切にされますから.
 
 
 
 
 
 
だから,子供のためではなく,自分のために生きる.自分の気持ちを大切にしてあげる.
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
必要以上に世話を焼かなくても子供は大丈夫ですし,
 
 
 
 
必要以上に世話を焼かなくても自分は愛されています.
 
 
 

 
 
 
 
 
自分は存在しているだけで素晴らしいですし,子供に愛は届いています.
 
 
 
 
 

 
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