9月26日(木)’19.進学校のプレッシャーを6年目にして実感
今朝もいつもと同じように目覚め、同じように家事をこなす。違うのは洗濯物を干し終えてリビングに向かうと既にA子が起きていて朝食準備をしているということ、「おはよう」と声をかけあうものの呟くようによそよそしいこと、くらいか。一旦へそを曲げると長期化するのが厄介だが、俺にとっては起こしたり愚痴を聞いたりする手間が省ける分メリットも多い。それでも「義務は果たす」とばかりにコーヒーを用意し、庭先まで見送りに出てくれた。こういう配慮よりもっとこう…という不満はあるが、それはお互い様に感じていることだろう。学校へ着いてしまえば次々とやる事に忙殺され、当然だが家の悩みは霧散してしまう。今日は朝から再来週に迫った模試の過去問刷り。ページ数が多いのでたっぷり1時間かかった。模試の過去問をいちいち用意するなんて、これまでの教員経験の中でなかったことだ。それだけ進路意識の低い学校を廻って、生徒には「勉強しろ」と声を荒げつつ、真剣に受験に取り組もうとしない生徒の姿勢に甘えて楽をし続けてきたのかもしれない。今俺が主任として日々強烈なプレッシャーを感じているのは、生徒がとことん従順にこちらの言うことに従い、かつ高い進路目標に向けて努力邁進しているからに他ならない。嫌でも生徒の努力に応えねばという責任を意識してしまう。しかし今日は木曜、Wさんに代わって部活を見ねば。二人の面接指導を終えてプールサイドへ。ここへ来ると少なくとも進路指導からは切り離されるので、正直ほっと一息つける。いやー、進学校って大変だ。と、当たり前の真理に赴任して6年後に気づく俺もどうかと思うが。担任時代は如何に他人任せ・進路課任せだったかということか。帰って微妙な空気の居間で夕食。シイラのムニエル、ほうれん草ソテー、刺身コンニャク。リラックスできないので酒の我慢は容易だ。子どもたちが無邪気に明るく会話を盛り上げてくれて助かる。洗い物を済ませて寝室に向かうと、A子が洗濯物をハンガーから外している。冷戦状態の(つもりはこちらにはないのだが)今、相手に不満ポイントを与えることはこちらの負けにつながると考えてくれているのだろうか。だとしたらますますこの状態のメリットは俺にとって大きいことになる。しかし一緒にハンガーから外し、「明日俺が畳むからいいよ」と居間に運ぶ。一緒に作業するピリピリした空気に耐えられないし、もう一刻も早く横になりたいからだ。でもA子は居間に移って畳み続けるのだろうなあ、俺にポイントを渡さないためにも。楽ではあるが、やはり気疲れがするこの状態は早く収束してもらいたいものだ。