すっかり朝が遅くなった。洗濯物を干す5時台ではまだ薄暗く手元がおぼつかない。そのうち室内の明かりを頼りに干すことになるだろう。A子の見送りを受けて定時に出勤。Y・Wの迎えもIの送迎も今日か彼女が引き受けてくれた。ていうか2学期中は俺は送迎の役目は果たせそうにない。課外や面接・小論指導がますます本格化していくだろうから。

 

昨日の突然の就職希望転向生徒は、どうやら進学に考え直したようだ。担任のS本さんが「先生の説得のおかげです」と感謝してくれるが、冷静に考えれば今からの就職転向がどれだけ不利か誰だってわかるだろう。放課後は職員会議、改めて推薦・AO受験者への面接等指導を学年を超えて幅広い先生方が引き受けてくれたことに感謝の辞を述べる。

 

会議が長引いて、結局帰宅は20時近く。A子が野菜の肉巻き炒めを作っていていろいろ作り方を聞いてくるので、一応アドバイスする。生のナスを巻くことで火の通り具合を心配している割に、焦げ目をつけた後の日本酒のかけ具合が少ないと感じたので「もっと炒り煮にする感じでこう…」と俺が酒を振りかけると、慌てた様子で「もうその辺でいいから」と拒否られてしまう。「俺の手を借りるのが嫌なら自分で判断してやったら?別にどう作ったって正解・不正解などないよ」とやや突き放すように言うと、黙り込んでしまい、ずっと経った後で「もういいよ、って言っただけじゃん」と恨み節。その後は俺に対してあからさまに無視。

 

論理的な応答ができないことはもう百も承知だ。とにかくきつい口調で何か伝えたりしてはダメなのだ。その意味では俺の失態か。でも面倒くさいなあ、洗い物をして寝る段になってやっと「お休み」と返してくれたが、布団に向かうと洗濯物がハンガーから外されもせずに山となっている。もちろん文句も言わず、一つひとつ外して畳む。正直一刻も早く横になりたいのだが。