夜はぐっすり眠れる。問題は昼間も会議中など気を許すと遠慮なく眠気が襲ってくることだ。これはもう以前からそうだったが、責任が大きくなれば自然と自制できるかとぼんやり思っていたのだが全然ダメ。火曜の運営委員会、水曜の進路課会議でも気づいたらうたた寝していて、それぞれ副校長・W井課長から「○○さんどうですか?」と苦笑交じりに意見を振られる。今日も7限の生徒研修発表を聞きながら、横にE科の生徒が並んでいるのにうとうとしてしまう。また評判を下げたことだろう。、未だに当事者意識が欠落しているのか。
仕事は相変わらず面接・小論指導の割り振りに奔走。快く引き受けてくれる人、なんだかんだ言って逃れようとする人さまざまだ。W井さんは「教科に丸ごと投げてその中で考えてもらえばいい」と言ってくれるが、一つ一つの進路先になるべく合致した人選をしたいし、教科ごとで判断するとどうしても偏りが出てしまう。国語の先生は志望理由などの添削で既に引っ張りだこだし、英・理・社・芸術・家庭科などは何人頼んでも足りないくらいだが、数学は殆どお呼びがかからない。もちろん面接や小論のテーマにならないというだけで、一般受検にはどの教科より指導を必要とされているのだが。
放課後はWさん課外なので、なんとか時間を作って部活へ。もう18時半に近づくと真っ暗になりターンが危なく、やむなくH名を1セット残して終了。終わりごろにWさんやって来て生徒に詫びていたが、俺の方がずっと練習に向き合う時間が短く不誠実だ。今週末も土曜は模試監督。日曜にやっと丸々付き合える。職員室に戻って机上整理して帰宅。家に着いたのが20時。
Iが遊ぶだけ遊んでピアノ練習していなかった、宿題もやっていなかったとA子からずいぶん叱られている。明日はM乃先生レッスンを休んでお月見泥棒を廻るのを許したというのに、約束が違うとかなりの剣幕だ。俺が風呂を出て食卓に着くまでは練習と言ってピアノ室に向かったIだが、俺が風呂を出る時に呼んで脱衣所に散乱した衣類のことを注意すると、そのままじっと立ち尽くして出てこない。夕食だからと呼ぶと大粒の涙をこぼして泣いていた。両方の親から代わるがわる小言を喰らったのが堪えたのだろうか。
夕食は焼きサンマと鶏牛蒡の炊き込みご飯。アルコール抜きに成功。食後、新しく買ったビデオ撮影機の試し撮りに、Iの運動会でのダンスを頼むと、元気よく演じてくれた。この素直さが愛おしくかけがえのないものに感じる。つまらない些事で問い詰めるような叱り方をしてしまって申し訳なかった。Y・Wは明日が体育大会だと嬉しそうに語り合っている。この暑いのにやれやれ、という気にならない前向きさが眩しい。