Crown The Empire『Sudden Sky』前作からの継続、コア感もありの4枚目! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
令和になって、たった2ヶ月しか経ってないのに
 
色々と波乱に溢れすぎだろ…(。-∀-)
 
・メンヘラのホスト刃物めった刺し
・川崎のこどおじ通り魔
・高齢者の暴走事故 複数件
 その内のひとつは勲章効果絶大で未だに無罪放免
・芸人の闇営業関連の一連の流れ
・京アニ放火魔
 
これに加えて、音楽シーンでも
 
大麻”と“炎上商法(動画)加担”ですってよ。
 
ショックを受けた人もたくさんいるだろう。
 
よし、みんな海外バンド聴こうぜ!
 
海の向こうなら日本ほど狭量ではないし
 
なかなか会えはしないけど、楽しいぞ!
 
ただ、日本より狭量じゃないだけに
 
ペドだったり、殺人容疑だったり、自殺したり…
 
1回のダメージが日本の比じゃないけどな…
 
どうも、トトです。
 
 
 
さて、今日も
 
そんな海外バンドの新譜をレビューしていきますよ。
 
今回のバンドは来日経験もありますが、
 
初回は客入りがクソみたいに酷かった。
 
しかし、2回目はcoldrainに呼ばれ
 
初回が嘘みたいな客入りで、
 
ライブも大いに盛り上がりました\(^o^)/
 
過去の音楽性から惚れ込んだバンドですが、
 
そういったところで、少し思い入れも出来たバンドです。
 
 
 
Crown The Empire『Sudden Sky』
01. (X)
02. 20/20
04. BLURRY (out of place)
05. Red Pills
06. MZRY
07. Under the Skin
08. SEQU3NCE
09. March of the Ignorant
 
 
 
Rise Records 所属のUS産ポスコアバンド
 
Crown The Empire が、7/19に4枚目となるアルバム
 
Sudden Sky をリリースしました。
 
既に全曲YouTubeでも公開されており、
 
どの曲もVisual Video的な少し凝った映像付きで。
 
しかし…
 
ジャケットデザインだせぇなw
 
タイトルトラックのシングルの方を
 
↓採用した方が良かったのでは?(。-∀-)笑
 
 
 
まぁ、アートワークがダサかろうが
 
そんなものは楽曲には関係ない!
 
そんなアートワークに反して、
 
収録された曲は素晴らしいことに期待して、
 
早速、聴いてみました。
 
 
 
 
(X)20/20
今回のアルバムの開始を告げるSE、
そのままライブのSEにも使えそうな"(X)"
そして、既に1年以上前からライブで披露していた
"20/20" のノイジーなギターから本編はスタートします。
思えば2年前、coldrainがCTEを呼んでくれた
LOUD or NOTHING】でも、最初の曲はこれでしたね。
ヘヴィなバンドサウンドに、Andy のクリーンがこだまする。
サビでは歌もの感も強まりグッドメロディに。
2コーラス目に入ると、コーラス的に
ba/Hayden のスクリームも展開。
ラストサビに入る前にはAndy のシャウトも。
アップテンポで、アルバムの序盤にも
ライブの序盤にももってこいな曲ですね。
 
 
What I Am
続く3曲目も、雰囲気は落ち着いて始まるも
サビではエモーショナルながらも耳馴染みの良い
グッドメロディを展開してくれます。
適度にテンポ感も良く、とても聴きやすい。
所々のサウンドにはしっかりCTEらしさもあります。
こういったエモーショナルナンバーは
日本人の多くにも、大いに響きそうではありますね。
 
 
BLURRY (out of place)
4曲目は不穏な感じで始まりつつも、
静かなサウンドとAndy のボーカルから幕を明けます。
こちらも聴きやすいテンポで展開する、
エモーショナルなグッドメロディ曲。
シンセ要素も取り入れ、同じ特徴がありつつも、
前曲との差別化はしっかり出来ています。
 
 
Red Pills
5曲目はイントロからヘヴィなサウンド。
Andy のボーカル開始と共に静かな展開になるも
そのあとはガツッとバンドサウンドをぶっ込み、
ポスコアバンドという様を見せてくれます。
サビではバックコーラスと共に展開し、
サビのラストではHayden のシャウトも。
この曲ではリズミカルなブレイクがたまらんな( ´∀`)
その後のAndy のクリーンとHayden のシャウト、
掛け合いのように交互に展開していくのも○
ヘヴィなサウンドとに呼応するかのように、
Hayden もめっちゃ叫んでくれてます。
 
 
MZRY
6曲目は、これまでのバンドにはなかった
アニメーションMVが制作されています。
MVもそうだけど、少しダークな雰囲気があり、
それでもサビはエモーショナルながらも
どこかピースフルさもあるような相反する感じ。
一部ストリングスあり、ブレイクパートは
ヘヴィに厳つく、Hayden スクリームも全開!
『LOUD or NOTHING』で、日本での
新体制ライブは初で、スクリームの新担当はHayden で。
ホント、彼はこんなスクリーム出来たんだってのと
その声がBury Tomorrowvo.Daniel っぽい声質で
ライブでも、こうして音源で聴いても、
Hayden 様様ってくらい良さげですよね。
 
 
Under the Skin
7曲目にもストリングスが取り入れられていて
それが、初期のシアトリカル感を少し思い出させます。
この曲では、そのストリングスがやっぱり
良い仕事してる。
終盤はコーラスと共に歌うボーカルで壮大さも出し
そこにストリングスが追い討ちをかける。
おかげさまで、今作イチの壮大さを感じる曲に。
 
 
SEQU3NCE
もはやこういう表記も慣れたもんで、
それ以前に他の並び的に"SEQUENCE" となる8曲目。
これがまたイントロからヘヴィサウンドを叩きつけ、
リフ的にも、曲の勢い的にも、前作今作合わせても
ここ最近で最もコア色強い曲になってます!
いーよ(・∀・)いーよー!
こういったCTE久々で、とても良いよー!
ここまでコア感強くするんなら、
それこそシアトリカル感も取り入れてさ、
初期ファン歓喜の曲にして欲しかったよね、
ってのは少し思ってしまうな。笑
 
 
March of the Ignorant
打って変わってリズミカルなイントロから始まる9曲目。
こういうのに入ってくるベースの良さよね。
ベースがリズム隊ってのを改めて感じます。
何だかんだでこの曲の主役は、リズム隊の
ドラムとベースだと思うわ。
Hayden さん活躍の場が大いに増えたなぁ。
 
 
Sudden Sky
そしてラスト10曲目ははタイトルトラック。
軽快なドラミングとAndy のボーカルを展開し、
Are you readyyyy!!!
と、Hayden のスクリームで幕を明けます。
ラストにしっとり系ではなく、
序盤でも良いくらいの曲を持ってくる心意気や良し!
サビでテンポアップする展開もアツくて良いよ!
タイトルトラックだからこそ、MV化もされ、
タイトルトラックゆえのリード曲になり得るグッドメロディ。
AndyHayden のツインスクリームが聴ける
ブレイクパートもコア感強めでカッコ良し。
良曲でバシッとアルバムを締めます。
 
今回の曲順に全く文句はないけど、
"Sudden Sky" を1曲目、"(X)" を最後にしても
成り立ちそうだし、面白そうよな。
その場合、(X)
...Sudden Sky
って言ったところで終わらせれば完璧よぉ(ドヤァ←
 
 
 
 
以上、
 
Crown The Empire『Sudden Sky
 
でした。
 
フツーに良作でしたね。
 
前作Retrogradeの作風を考えれば
 
今作の作風も大いに納得です。
 
ガッツリ!ポスコアしてた頃のCTEが好きな人なら
 
前作で離れてるでしょうしね。
 
前作が好きな人なら、今作も気に入るだろうし、
 
久々に見せた、所々にコア感強めな部分も
 
ポスコア期""好きな人にはアツい展開だったでしょう。
 
足りないのはシアトリカル感だけだ!←
 
 
今作レビュー、淡々としてるように見えるかもだし
 
実際、自分でも
 
そう思うレビューになってしまいましたが…笑
 
気に入った曲は意外と多いんです、コレが。
 
その中でも、敢えてTOP 3を挙げるなら
 
What I Am
SEQU3NCE
Sudden Sky
 
の、3つかな。
 
 
 
そして、新スクリームボーカルHayden の活躍。
 
Bury TomorrowDaniel 風の良質スクリームは、
 
バンドに新たな風を吹かせてくれました。
 
しかし、やっぱり未だに前任の
 
David の(強制、に見える)脱退は惜しいなぁ…と。
 
 
↑の記事にも書きましたけども。
 
この作品にギター、クリーン、スクリームが
 
もう1つずつ増える
 
…って考えると、また大いに楽しみですしね。
 
彼は彼で別の道を進んでますし、戻りはしないでしょうけど。
 
 
…とは言っても、こっちも全く動きがないので
 
今どうなってるのかはわかりませんけど(。-∀-)笑
 
 
 
そんなDave の存在はもったいないけども。
 
良曲盛り沢山の良盤である今作
 
Crown The Empire『Sudden Sky
 
是非、視聴をば。
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハイ、ホントは前回の記事でやれば良かった
 
蔵出しレビューのコーナー。
 
リリース日はSUM 41 、CTEと同様7/19
 
 
 
Good Riddance
『Thoughts And Prayers』
01. Edmund Pettus Bridge
02. Rapture
03. Don't Have Time
04. Our Great Divide
05. Wish You Well
06. Precariat
07. No King But Caesar
08. Who We Are
09. No Safe Place
10. Pox Americana
11. Lo Que Sucede
12. Requisite Catastrophes
 
 
キャリアと共にリリースペースも遅くなり
気付けば前作から4年ぶり、9枚目のフルアルバム。
しかし、キャリアは積んでも音楽性はそのまま!
それがPUNK ROCKよ!
全12曲で28分は速ぇ!w さすがの速さですw
そしてやっぱり夏はPUNKの季節だよねぇ。
夏の暑さはクソほど嫌いな要素ですが、
雲のないカンカン照りの夏空に
この速曲パンクを合わせるだけで汗も心地良く
…なる気がします←
 
今年はこの手のPUNK盤を、
ここの蔵出しレビュー欄で取り上げていますが、
何気に今年は豊作なんじゃね?
 
Millencolin
Broken Alice
Bad Religion
Neutral
Bad Religion
Cokie the Clown
Tear Them Down
Good Riddance
 
Fat Mike のソロであるCokie the Clown
音楽性的にパンクではなかったものの、
NOFXのフロントマンですしね。
そして来月はここにStrung Out が入ってくる。
国内外バンド、ベテラン中堅若手、マイナー問わず
たくさんリリースされてますね。
Spotifyのおかげだってのがありつつも、
パンクスではない自分がここまで把握してるんだし
ガチパンクスの人たちは自分の何倍も知ってるでしょう。
いーなーいーなーパンクシーン
 
この手のバンドが一同に会するフェス
今年、Good Riddance も出演する
 
 
PUNK ROCK HOLIDAY も、ありますしね。
きっちりヘッドライナーを務められるベテランがいて
中堅、若手も盛りだくさん。
パンクシーンいぃぃぃなぁぁああああああ
 
 
 
 
 
 
そうそう、今回はもひとつ余談を失礼。
 
そういえば!前回の記事
 
 
↑この記事で
 
900記事
 
に到達していたのです!(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ
 
ここに自分の世界一好きなバンドの
 
レビュー記事を当てられたってのも運命でしょうか←
 
継続は力なり、とはよく言ったもんです。
 
肝心の音楽に対する熱が冷めてきているのに
 
何の力になってるのかは全くわかりませんがw
 
少なくとも音楽シーンを動かすほどの力には
 
まっっっったく!なっていないのだけはわかってます。笑
 
 
しかし、このペースで書いてたら
 
年内は1,000記事到達するのかしらん?
 
そうなるように頑張ります。
 
 
そして、こんな実にならないブログなんかを
 
いつも読みに来てくれている常連読者様、
 
何かのキッカケで立ち寄ってくれた名もなき読者様、
 
1記事、10記事、100記事…
 
読んでくれた記事の数は無関係に
 
読んでくれた方すべてに感謝いたします<(_ _)>
 
年末年始でもないこんな中途半端な時期ですが
 
これからも是非ぜひ宜しくお願い致します。