Our Hollow, Our Home『In Moment // In Memory』 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

Slipknot の来年の各フェスへのヘッドライナー出演、
 
それに伴うEU Tourの発表もあり、
 
ネット、リアル含め、音楽シーンが湧きましたね。
 
こりゃ来年の目玉、下手すりゃ再来年まで
 
Slipknot Year になるかな?
 
その中のどこかで、日本にも来てくれないかなぁ。
 
来年20周年を迎えるサマソニに…なんてどう?
 
どうも、トトです。
 
 
 
活動始動と共に、
 
来年の新譜リリースにも期待がかかるSlipknot ですが
 
とりあえず、今年の新譜を
 
どんどんレビューしていきましょう。
 
今回のバンドは昨年、1stアルバムをリリースしており
 
新人ながらもクオリティの高い作品で、
 
瞬く間に話題を席巻しました。
 
もちろん、ウチでもレビュー記事を書きました。
 
そんなUKのメロディックメタルコアが
 
前作リリースから僅か約1年半で、
 
2枚目の作品のリリースにこぎ着けました。
 
 
 
Our Hollow, Our Home
『In Moment // In Memory』
01. //Denial
04. //Anger
05. Love//Loss
07. //Bargaining
08. Weight & Carriage
09. Divisions (The Exchange)
10. //Depression
12. Father & Ghost
13. //Acceptance
15. In Memory
 
 
 
 
昨年リリースしたデビューアルバムが
 
若手の中でも群を抜いたクオリティだったゆえに、
 
シーンの話題をかっさらったOur Hollow, Our Home
 
早くも2枚目となるアルバム
 
In Moment // In Memory を10/19にリリース!
 
当然の如く、フィジカルは期待できないので
 
今回は久々にiTunesでデジタル盤を購入。
 
1stであれだけの作品を世に送り出したワケだし
 
今作も期待に胸を膨らませ、聴いてみました。
 
 
 
 
//DenialIn Moment
まずはオープニング。
アンビエント系な癒しミュージックに、
女性の語りで紡がれる、わずか1'15"の曲から
本編開始となる2曲目へ。
疾走するイントロからvo/Connor スクリームで幕開け。
クリーンを担当するgt/Tobias のイケメンボイスも健在。
ヘヴィで攻撃的なサウンドとスクリーム、
メロディックでエモーショナルなクリーン、
この対比こそがOHOHの強みですが、
それが大いに実感できるオープニングトラック。
 
 
Disconnect
ブレイクダウン+スクリームから始まる3曲目。
ここでもOHOH式メタルコアは健在。
やっぱこのバンド、このサウンドに
Connor の厳ついスクリームは武器だなぁ。
終始アップテンポに展開していき、
この曲ではシンガロングパートも用意されており
Breathe in!! breathe out!!!
と、大シンガロングが期待できます。
ラスト1分はドラマティックな少し長めのアウトロ。
最後の最後に掻き鳴らされるギターから次の曲へ。
 
 
//AngerLove//Loss
そのまま掻き鳴らされるギターとスクリーム、
そしてブレイクダウンで紡がれる1分足らずの4曲目から
ヘヴィサウンドなイントロに繋がる5曲目。
Connor はスクリームとクリーンを
スイッチして使い分けてますが、
Tobias も良い声してるけど、
個人的にはConnor のクリーン(声質)も好きなんだよなぁ。
この曲では比率的にConnor ボーカルも多く、
その点での攻め感も大いに実感できます。
 
 
Wraiths
前曲がTobias 締めだったけど、再び"攻め"で始まる6曲目。
この曲でもサビはやはりTobias でメロディックになりますが
一部、Connor との掛け合いのように
2人スクリームとクリーンを交互に歌い合います。
こういう感じのも良いですね。
 
 
//BargainingWeight & Carriage
1曲目と似たようなアンビエントな雰囲気を持ちつつ
どこか壮大な流れも感じるインストな7曲目から
メタリックなリフとスクリームへと繋がる8曲目へ。
ここで少しテンポを落とし、ミドルテンポな
メロディックメタルコアを響かせます。
こういう曲の時はTobias の真価が発揮されますね。
かと思えば、ブレイク+スクリームの合わせ技を
しっかり入れてくるところにメタルコア魂を感じます。
そこではスクリームとクリーンで同時に歌う箇所もあり
おぉー!と思いましたね笑
 
 
Divisions (The Exchange)
メタルコアというより、少しポスコアめいた
イントロから始まる9曲目。
おーおーシンガロングパートをはじめとして、
シンガロングパートが多く、
非常にキャッチーさを感じる展開を見せます。
"メロディック"メタルコアな時点で、
通常のメタルコアより大分キャッチーですけどね笑
それ故に、ラストのメタリックなリフが○でした。
 
 
//DepressionSpeak Of Sorrow
これまでのインスト曲より不穏な感じ増し増しな10曲目。
ここでも前フリ的にそんな1分のインスト曲を挟み、
今作で最初にMVがUPされた11曲目、
"Speak Of Sorrow" へと繋がります。
イントロからメタリックなリフとスクリームで幕を明け、
疾走しながらアグレッシブさを高めていきます。
そしてアップテンポなままクリーンへ突入。
MV曲なだけあり、OHOHの持つメロディックメタルコアを
これでもかってほど凝縮した1曲に。
ラストはクリーンと共にコーラスを響かせ、
ドラマティックな雰囲気を大いに後押し。
最後の最後はそれをConnor の持つ
ドぎついスクリームで破壊しますけどもね笑
 
 
Father & Ghost
12曲目は、再びメタルメタルしいリフとスクリーム、
ここまででいちばんメタル感があるんじゃないか
そんな感じでのっけから捲し立ててきます。
この11-12曲が、非常にメタルコアらしい曲で○
この曲には、曲中に入るる打ち込み音が、
これまでのOHOHのサウンドも彷彿とさせるし、
そういった意味では前作の1st、EP期のOHOHに近い
サウンドをしてるかもしれません。
 
 
//AcceptanceParting Gift
短いインストを挟むのもこれが最後。
これまでとは打って変わってエモーショナルな
ギターサウンドで紡がれる13曲目。
そのサウンドを引き継ぎ始まる14曲目は
Tobias の弾き語りで展開するエモーショナルナンバー。
彼の声とも相まって、曲の雰囲気は最高です。
ここまでしっかり"聴かせる曲"はOHOH初かな?
曲も2/3を過ぎ、ラスト約1分半からは
Connor とバンドサウンドが入ってきて、
聴かせるメロディックメタルコアを展開。
でも最後はやっぱりTobias の弾き語りで。
 
 
In Memory
ラストの15曲目は、タイトル的に2曲目の
"In Moment" 共に、2つめのタイトルトラックかな?
しっとりした曲で、アルバムを終わりにせず、
こうして、"らしさ"溢れる
メロディックメタルコアで締めるのは良いですね。
しかし、最後はこれまでのOHOHにはなかった、
コーラスによるシンガロングパートを要し、
壮大でドラマティックな展開を見せ、
最後を務めるに相応しい要素を取り入れ、
全15曲のアルバムを締めます。
 
 
 
 
以上、
 
Our Hollow, Our Home『In Moment // In Memory
 
でした。
 
前作の衝撃的なデビュー作から約1年半で、
 
2枚目をリリースするという、
 
海外のバンドとしては、なかなかのハイペース。
 
そのせいか、1stからの正当続編的なサウンドで
 
そこまで劇的なサウンド変化はせず、
 
堅実に自分たちの色を出したアルバムだと思います。
 
しかし、それ故に
 
少し物足りなさもあったかなー(。-∀-)
 
ってのが正直なところ。
 
収録曲やアルバムジャケット、
 
バンドルセットのマーチとかを見ると、
 
前作同様コンセプト作かな?とも思ったし、
 
それゆえの全15曲ものボリュームなんだろうけど、
 
短いインスト曲抜いたら、実質10曲ですしね。
 
10曲にも満たずに"フルアルバム"出すバンドには
 
インスト曲追加してでも最低10曲収録せぇよ
 
なんて思いますが、
 
短いインスト曲5つは… ちと多くね?
 
前作同様、そういった曲を含めて
 
OHOHなのかもしれないけどもね。
 
 
やっぱ1枚目であのクオリティのアルバムで
 
色々と衝撃だったんですよね。
 
その分、2枚目のハードルも無意識に上がってしまい
 
1枚目の衝撃を超えることは出来なかったな、と。
 
それに加えて、前回のレビュー記事冒頭で言った
 
INKのことも影響してるのかもしれないし…
 
 
でもね、やっぱり他のバンドとは違う
 
2人のボーカルによる強みと、
 
若いバンドながら、1stのクオリティそのままに
 
1つ1つの曲のクオリティはやっぱり高いし、
 
2枚目をこのペースでリリースしたってのは
 
やっぱ同程度のキャリアの他の若手バンドとは
 
一線を画すものは持ってると思います。
 
このセンス、このクオリティで
 
まだどこのレーベルにも所属してない
 
自主制作ってところが驚きじゃないですか。
 
マーチデザインとかを見てても、
 
セルフプロデュース力は、ホントに高いと思います。
 
だからこそ
 
有望な若手、将来が期待できるバンド
 
ってのは、まだまだ変わらないでしょうしね。
 
 
なので!
 
1stで好きになった人は、今作も気に入るだろうし
 
August Burns RedWhile She Sleeps
 
来月に来日を控えるオランダのThe Royal
 
向こうで共演を果たしたCrystal Lakeはもちろん、
 
ALAZKA あたりの美メロ系が好きな人にもオススメできる
 
優秀なメロディックメタルコアバンドだと思います。
 
是非。
 
 
 
 
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