Bury Tomorrow『Black Flame』安心安定のUKメタルコア5枚目の新譜。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


職場が渋谷にある関係上、

ここ10年以上、タワレコ渋谷によく行くんですが

ここ最近の品揃えがホント微妙でねー…

店内の展開や、公式のTwitterとか見てても思うけど

渋谷店が推してんのってK-POPコラボカフェやん。

しょーもない店舗になったもんやわ。

国内盤自体が少なくなったバンドシーンですが

輸入盤でも"タワレコ"としては入荷してるんですよ。

新宿店にはあって、渋谷店に置かねーだけで。

ε- ┐(・´Д・`)┌

おかげで最近は新宿店にもよく行きますわ。

しかし、今回レビューする作品は

何故か本国リリース日からそこまで遅れることなく

渋谷店にも置いてあって…

買えたはいいけど、渋谷店の基準がわからんわ。

ってことでいきましょう。




Bury Tomorrow『Black Flame』
01. No Less Violent
02. Adrenaline
03. Black Flame
04. My Revenge
05. More Than Mortal
06. Knife Of Gold
07. The Age
08. Stormbringer
09. Overcast
10. Peacekeeper




UKメタルコアの代表格、Bury Tomorrow

前作『Earthbound』 から約2年、

新譜となるBlack Flame をリリース\(^o^)/

リリース情報を見てから、楽しみにしておりました。

タワレコ渋谷店の謎はさておき、

こうしてリリース日から大きく遅れることなく

ちゃんとフィジカルで入手できたのは良かった。

Bury Tomorrow だけじゃなくて、

他のバンドもこれくらい早く入荷しなさいよ←


そんな楽しみにしていた新譜、

早速聴いてみました。




No Less Violent
まずはオープニングトラックの1曲目。
遠くから徐々に近付いてくるようにフェードインする
イントロからvo.Daniel の咆哮で幕を開けます。
ミドルテンポなメタルコアを展開しつつ、
サビはアップテンポに、gt/vo.Jason
ハスキーで渋いクリーンを入れてくるという
BT安定のパターン。


Adrenaline
タイトル的にはcoldrainを思い出しちゃう2曲目。
今作最短2'44"の曲は、のっけから
アグレッシブに攻め立てるBTメタルコアを見せます。
文字通りアドレナリンどはどば出るような感。


Black Flame
今作のタイトル曲であり、最初にMVが発表された3曲目。
メンバー全員がテカりある黒塗りMV←
今度はJason のクリーンから始まります。
サビのBlack Flame!! は、シンガロング必須。
メタルバンドらしいギターソロも飛び出します。
音楽性が大きく変わらずとも、
成長を見せてくれるBTやっぱ良いっすなぁ。
そしてMVにはない1分半ほどのアウトロを以て
次の曲へ繋げます。


My Revenge
ギターイントロがフェードインしてくる4曲目。
こちらもミドルテンポで展開していき、
1分足らずで転調、Daniel のスクリームと共に
ヘヴィに、疾走するメタルサウンドへ。
サビで再びミドルテンポに、Jason
エモーショナルクリーンと共に。


More Than Mortal
折り返し地点の5曲目。
頭っからDaniel のスクリームと攻撃的なドラム、
そこを抜けると更に勢いを増すサウンドへと展開。
1コーラス目のサビ終わりでは、
徐々に上がるスクリームのあとに、ブレイクで落とすという
これまた王道展開を見せる部分が良い。
そしてこの曲にもギターソロがあります。
ギターソロが入ってる曲は、やっぱその分
曲の尺が長くなりますな。笑


Knife Of Gold
今作2つ目のMVが出された6曲目。
BTにしては珍しいアニメーションMVですね。
しかしこのパンデミック的な展開のMV、
似たようなのをどっかで見たことあるぞ…←




しかし、ここでまたDaniel がこれまでは違う
スクリームも披露していて、そんなんも出来るん!
と感心←
今作で2番目に短いこの曲も、攻めっ放しで
攻撃性の高いサウンドを展開しています。


The Age
直近でいちばん新しいMVが上げられた7曲目。
聴いてて全く不安に苛まれない、
安心安定のBTサウンドである
メロディックメタルコアを聴かせてくれます。


Stormbringer
タイトルからして期待感高まる8曲目。
実際に聴いてみると、その期待は裏切られることなく
のっけからスクリーム&激走パート、
クールなリフに、ブレイクパートと、
1週目から今作イチのハマり曲となりました。


Overcast
9曲目は、今作イチの聴かせ曲。
5分overのミドルテンポなメタルコアナンバー。
しかし、3分過ぎにはガッツリ
ブレイクダウンも入っていたのは良かったです。
ラスト1分ほどは、再び長めのアウトロとなり
ラストの曲へ繋げるインストパートへ。


Peacekeeper
そしてラスト10曲目。
ここまで来て、トンデモ曲を持ってくるような
バンドじゃないので、ラストの曲も、
ミドルなとこと、上げるとことのメリハリ、
バンドの持つメロディックさを存分に出した
聴きやすさすら感じるメタルコアサウンド。
ラストはスクリームの裏で高音で掻き鳴らすギターに
壮大さも感じさせつつ、残り40秒ほどになると
スクリームにノイズ音を絡めて終わりへと向かいます。




以上、バンド5枚目のアルバムとなる

Bury Tomorrow『Black Flame

でした。

流行りに左右されず、

愚直に自分たちのサウンドを貫き通し、

聴いてて不安や不快に思うことなどなく、

安心安定のサウンドを聴かせてくれました。

ホント、メタルコアシーンの"優等生"ですね。

こういうバンドも今や貴重な気がします。


BTも今年のリリースを楽しみにしていたバンドですが

その期待を裏切ることなく、良盤でした。

 

 

 

 

で、

 

 

 

先日の"California" SONGの記事をUPしたその時間、


他の来日公演もこぞって発表されましたが…


まずはコレ



CRYSTAL LAKEが主催するTRUE NORTH FES


今年の面子やばくねーっすか…

 

CLは別として、上2列だけで完全に昨年超えしてません?

 

ERRA とか呼べちゃうんだ!

 

これはEarthists.も出演フラグ立ってるんじゃね?

 

第1弾で海外勢4バンドも発表しちゃったら、

 

残るは国内組だけだろうけど、その海外勢が豪華ですこと。

 

昨年のANNALYNN (タイ)と、

 

EMEBERGING FROM THE COCOON (台湾)には申し訳ないけど


やっぱユーロ圏のバンドが来ちゃうと


知名度的にもそうだし、アジア圏だと見劣りしちゃうしね…

 

その代わり、3列目にキッズ御用達バンドいるのが


今年はちょっとアレですが。

 


しかもAviana は先日の記事で載せた通り、

 

RNR TOURSで単独が決定してますが、


Make Them Suffer



MHz FEST主催で単独公演もありと来た。

 

すげー… Rise 行ったバンドよく呼べましたね…

 

 

 

今回のTNFのラインナップ見て思うんだけど


CRYSTAL LAKE × RNR TOURS × MHz FEST


この自主レーベル&DIYチームが組んだら


日本でもやべーラインナップのフェスが出来るんだなって。


DIYで動いてるからこそ出来るラインナップでしょう。

 

しかも、このラインナップを\5,000で見れちゃうって凄い。

 

この組合せで来年以降もやってくれないかな…(無理)


日本の馬鹿な頭悪い音楽業界人共は見習って欲しいわ。

 

まぁ、馬鹿共がやらないから

 

こういった人たちが頑張ってくれてるんでしょうけど。

 


ただ、こうなっちゃうと


Aviana 、MTSの単独の方まで客は確保できるのか…


っていう不安もありますけどね。


自分も、Aviana 単独行くつもりだったけど


正直迷い始めたもの…


これが、ホントに昔から好きで、聴いてて、


来日を待ち望んでたバンド!


とかなら別だけど、決してそうじゃないからなぁ。


でも、Aviana にしろ、MTSにしろ、

 

ガッツリ見たい人は単独も行くだろうし、


メンバーと絡みたいんだったら単独必須!

 

とか言いつつ、TNFは発表されたその日に

 

チケットを確保した自分がいます←


単独は… さて、どうするオレ…