ブブブブーーーー
ユキ「見て、車が!」
車に大きな顔が現れました。
チュー吉ミー「朧車だ。」
朧車「クワクワクワ、、、ずいぶんと久しく世に出て来なかったが、なんとこの車の異なこと、牛もおらぬではないか。」
ミー「朧車だニャア、ミーが呼んだのニャ。」
朧車「何そちがわらわを呼んだのか、それにしてもみだらなかっこうのおなごであることよ、足をもろ出しにし裸同然ではないか。」
ミー「そっちじゃニャくて、こっち!ミーは猫又なのニャ。」
朧車「何猫又とな、仁和寺の法師に出て来たのはそなたの仲間か?それにしてはいとらふたし。」
ユキ「なんかややこしくなりそう(゚_゚i)。」
チュー吉「話が長くなりそうなので私が説明いたします。」
チュー吉は訳をはなしました。
朧車「さようか、しからばかぐやを連れてまいれ、急がねば夜が更ける。」
ユキ「さあかぐやを呼んで来て!」
チュー吉「みんなも熱気を送ってください、会場を開けますよ。」
チュー吉はライブハウスの楽屋の入口を開けました。中からフアンの声に交じりチュー吉の声が
チュー吉「みんな盛り上がって行こう、それオーハイ、オーハイ!」
ユキ「なんか本気でノッてるσ(^_^;)」
ステージではかぐやが渾身の力を振るい歌っています。
黒い糸はかぐやを包むと金色に輝きました。それはその場にいた人全員に見えました。
オオオオオオ!!!!
金色に輝いたかぐやは徐々に中に舞い上がりました。
ウワー!ウワー!すごい歓声です。金色の光は外の朧車に届きました。
中の人立は何が起きたか分からず、すごい演出だと思ったようです。
「おおーすごい!」
「かぐややったあ」
「なんだこれは、すごすぎる!」
チュー吉「今だ!」
ミー「朧車、かぐやを捕まえてニャ!」
すごい勢いでかぐやは朧車に吸い込まれました、そして朧車は空へ空へ登っていきます。
かぐや「みんなありがとう!この御恩は忘れません。そしてフアンのみんな、本当に本当にありがとう、かぐやのこと忘れないでいてください!」
ミーは猫又① ミーは猫又② ミーは猫又③ ミーは猫又④ ミーは猫又⑤ ミーは猫又⑥ ミーは猫又⑦ ミーは猫又⑧ ミーは猫又⑨
ミーは猫又⑩ ミーは猫又⑪ ミーは猫又⑫ ミーは猫又⑬ ミーは猫又⑭ ミーは猫又⑮ ミーは猫又⑯ ミーは猫又⑰ ミーは猫又⑱ ミーは猫又⑲ ミーは猫又⑳ ミーは猫又㉑ ミーは猫又㉒ ミーは猫又㉓ ミーは猫又㉔ ミーは猫又㉕ ミーは猫又㉖ ミーは猫又㉗ ミーは猫又㉘ ミーは猫又㉙ ミーは猫又㉚ ミーは猫又㉛ ミーは猫又㉜ ミーは猫又㉝ ミーは猫又㉞ ミーは猫又㉟ ミーは猫又㊱ ミーは猫又㊲
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