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         第135回 八尾市・恩智神社編

 5/19(日)の参拝記事
         第130回 東大阪市・長瀬神社編
         第131回 東大阪市・波牟許曽神社
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 5/18(土)の参拝記事
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 5/11(土)の参拝記事
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 5/04(土)の阪急沿線の参拝記事
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         第118回 兵庫県宝塚市・中山寺編
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 4/27(土)の参拝記事
         第123回 京都市伏見区・伏見稲荷大社編
         第124回 京都市伏見区・御香宮神社編
         第125回 京都府八幡市・石清水八幡宮編

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 ※116回までの記事はとりあえずYahoo!の方でご覧ください。
   ■ 神社・仏閣散策(^^; たかとっさんのせわしない日常
     https://blogs.yahoo.co.jp/nagao_x/folder/1601285.html



 土曜日の午後に参拝したお社です。

  
 参拝日:19/05/25(土) 天候:晴れ


 産湯稲荷神社(うぶゆいなりじんじゃ)

 比売許曽神社の旧鎮座地で現在は同社の境外末社。

 御祭神:宇賀魂命(ウガノミタマノミコト)
     下照比賣命(シタテルヒメノミコト)
     大小橋命(オホオバセノミコト)
     豊国明神(トヨクニミョウジン)

 所在地:大阪府大阪市天王寺区小橋町3−1

 アクセス:JR環状線、近鉄奈良線、地下鉄千日前線「鶴橋」下車、
      千日前通りを西へ約300m

 公式ホームページ:なし

 歴史

    創建年代は定かではないが、比売許曽神社(ひめこそじんじゃ)の
    旧境内地であり、大小橋命(オホオバセノミコト)の産湯の井戸の付近に
    あって産湯稲荷(うぶゆいなり)神社と称せられ比売許曽神社の摂社で
    あったのを、天正年間に織田信長が石山本願寺を攻めたときの兵火に
    よりことごとく鳥有に帰し、比売許曽神社は境外摂社であった
    牛頭天王社を現在の社地に遷し奉ったが、後年当神社の旧地に再び
    奉祀せられた。

    寛政 8 年出版の摂津名所図絵に、この建物を押絵に記載されているので、寛政
    以前の建造であることは明らかである。

    これらの社殿、社務所は第二次世界大戦の戦災により焼失し、戦後の混乱期の
    昭和23年、篤志の寄進によって社殿が建立されたが、大阪市の都市計画により
    境内隣接地に公園が建設せられ周辺の様相が一変したのを機会に産湯稲荷神社
    復興委員会(昭和 38 年 9 月)が設立し、翌年 7 月に新社殿、社務所が
    竣工するとともに境内地も整備された。

    この産湯稲荷は俗に桃山といわれ、明治 38・39 年の頃までは大阪屈指の
    大桃林があった。

    さらに、この祠の南に真田の抜け穴と伝えられた跡もあった。

    産湯稲荷神社の境内には「式内 比賣許曾神社御旅所」の石碑がある。
    比賣許曾神社は延喜式にも記載のある由緒ある神社で、現在は玉造の東、
    東小橋町にあるが、石山の合戦で焼かれて現在の場所に遷座する以前は、
    この地に祀られていたという。

    社記によると、当地の開拓神である大小橋命(おほおばせのみこと)は
    天児屋根命(あめのこやねのみこと)の十三世の後胤で、ここ味原郷に誕生、
    境内の玉之井を汲んで産湯に用いたので、この地を「産湯」という。

    隣接していた「味原池」は、比賣許曾神社の祭神下照比売命(したてるひめの
    みこと)が天の磐船に乗って天降られた霊地とされている。

                     以上、掲示より



 写真①、GoogleEarthで見た付近のマップ。
     真ん中付近の東西の道が千日前通り。
     その下を走っている線路は近鉄線。
     左下の茶色の屋根のところが大阪上本町駅、右下の線路が十字に
     交差しているのが鶴橋駅です。
   

 写真②、鳥居前より。


 写真③、狛狐。


 写真④、こちらも狛狐。
 

 写真⑤、鬱蒼とした参道。


 写真⑥、手水。


 写真⑦、拝殿前より。


 写真⑧、拝殿横に整列されている方々。


 写真⑨、こちらが社名の由来の産湯、玉之井です。 
     

 写真⑩、玉之井わきの石碑。

     「大小橋命産湯玉之井」


 写真⑪、境内のアジサイ。


 写真⑫、鳥居をくぐってすぐの石碑。
     「式内比売許曽神社御旅所」と「桃山跡」。 


 写真⑬、おなじく鳥居すぐのお地蔵さん。


 写真⑭、こちらふっくらしたお地蔵さん。 


 写真⑮、もう一体は・・タヌキ?。


 写真⑯、いただいてきた御朱印です。


 写真⑰、参考までに摂津名所図会に描かれたこの付近。
     真ん中の「味原池」の左上の小祠がこの地だと考えられています。


      以上、土曜日参拝してきた産湯稲荷神社の記事でした。