いつものようにカバー&帯からの情報。
保守とは何だろうか 中野剛志 Nakano Takeshi
財政、経済、金融、教育……
異能の官僚が大胆に提言!
「国のかたち」はこう作れ!
NHK出版新書418
「改革」はどう行うべきか?
中野/剛志
1971年、神奈川県生まれ。評論家。東京大学教養学部卒業。エディンバラ大学より博士号取得(社会科学)。専門は経済ナショナリズム。2011年~12年春、京都大学大学院工学研究科准教授。著書に『TPP亡国論』(集英社新書)、『日本思想史新論』(ちくま新書)、『レジーム・チェンジ』(NHK出版新書)など。
“天才”保守主義者コールリッジの思索を導きに、ステレオタイプな保守像を覆す!
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序章 迷走する「保守」
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第一章 財政―なぜ保守は積極財政を支持するのか
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第二章 金融―「過剰な営利精神」を抑制せよ
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第三章 社会―「改革」はどのように行うべきか
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第四章 科学―保守が描いた「知の方法論」
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第五章 国家―保守のナショナリズムとは何か
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安全保障問題から憲法改正問題まで。現政権が提唱する方向は、はたして保守本流か否かという議論が沸き起こる。今ほど保守のありかたが問われている時はないだろう。では、真の保守精神は危機の時代にどう対峙するべきか?一九世紀イギリスの“天才”保守主義者コールリッジの思索を導きに、経済、金融から財政、教育にいたる「国のかたち」の作り方を明快に説く。ステレオタイプな保守像を覆す待望の著!
ここまで。
いかがでしょうか?面白そうでしょうか。
ブックカバー、帯に書いてある通り、19世紀のイギリスの歴史が延々と述べられます。つまらん。
現在の日本に重なるが、それほど面白くない。
ただ、TTPは保守の政策では無い。それだけは非常によくわかった。やはり食料だけは自前で用意できる国にならなければ。(もちろん、エネルギーも自前が良い。※現在の原発はウランをほぼ100%輸入に頼っているのでダメだ。“もんじゅ”は全くもって使えない。。。)
さらに哲学的な解釈。。。
不思議と“睡眠薬”濃度は薄い。
最後に“真の保守”と呼べる政治家は、現代にも19世紀のイギリスにもそうそういない、ものらしい。
保守とは、社会の変化を最小限に、速度を遅らせる側の勢力であり、決して変化を恐れるモノでは無い。。。(とはいいますが、単にブルジョワ側なんですけどね)
不惑の歳となったものの、やはり“保守”側の人間ではありたく無いお父さん(松)であった、とさ。(単にブルジョワ側で無い、ということか)
※この本で得た重要な知恵。
国内でジャブジャブの公共事業をしたとしても、お金は日本の民間に支払われるので全くもって問題はない。全然無駄にはならないのだ~。笑。
ハイ、本日は以上!
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