えー、続き、『ホモ・デウス』下巻。
いつもの情報をブックカバー&帯より。
ホモ・デウス
テクノロジーとサピエンスの未来 下
ユヴァル・ノア・ハラリ
柴田裕之:著
HOMO DEUS
A Brief History of Tomorrow
Yuval Noah Harari
生物はただのアルゴリズムであり、
コンピューターがあなたのすべてを把握する。
生物工学と情報工学の発達によって、
資本主義や民主主義、自由主義は崩壊していく。
人類はどこへ向かうのか?
山極壽一(京都大学総長)
佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)
推薦!
科学技術の終焉か?パンドラの箱が今開く。
山極壽一
(京都大学総長)
人類史と先端テクノロジーを見事に融合した傑作。
佐々木俊尚
(作家・ジャーナリスト)
ニューヨーク・タイムズ紙、
ウォール・ストリート・ジャーナル紙、
ワシントン・ポスト紙、ガーディアン紙ほか、
各紙大絶賛!
ここまで。
いかがでしょうか。
結論を手短に書きますと、
ホモ・サピエンスはホモ・デウスに進化する。
そして、ホモ・サピエンスを駆逐する可能性が高い。。。
ということですが、最後にそうならない可能性もありますよ、と書いています。
まぁ、上下巻でながながと書いてあるのはバラ色の未来ではありません。
しかし、残念ながら、おそらくその流れは止まらないでしょう。
独裁国家の指導者が、長寿・または永遠の命を手に入れるのは、そんなに遠い未来のことではなさそうです。
富豪が、人体を強化(記憶力や視力など)することは、更に早く実現するでしょう。
機械での強化のみならず、ゲノムレベルで変更もできる時代に突入しています。
このような入り口から、資金を持っているホモ・サピエンスがホモ・デウスへと進化していくのです。。。
進化(遺伝子操作)で、強化されていない人類は、仕事が出来ない、使い物にならない時代遅れのホモ・サピエンスとなります。
近頃では、AIによって、どんどん人間の仕事が奪われるということが話題になっています。
少数のホモ・デウスで、社会は運営されて行くのでしょう。
まぁ、こう暗い未来の話をしていても、子どもたちが不安に思うだけですので、私の大好きな『スター・トレック』の世界観を紹介しておきましょう。
22~23世紀には科学技術が発達し、人間は働く必要がなくなっています。
コンピュータに命じれば、フードプロセッサから、なんでもお好きなメニューが取り出せます。
この社会は、無尽蔵(核融合)のエネルギーと、高度なコンピュータ技術で成り立っています。
人間は、飢えと労働から開放され、趣味と名誉のためだけに生きることが出来る社会となっているのです。
ずっと寝てても良いですし、冒険に出かけるのも自由。
ボランティアをして過ごすことも出来るでしょう。
主人公たちの宇宙探査の仕事も、食うための仕事ではありません。
(名誉のうちに)生きるためにする仕事なのです。
多分、こういう社会が実現しないと、ホモ・デウスにより駆逐されるか、マトリックスのような世界になるのでしょう。。。
(駆逐といいますが、寿命を強化されていない人類は、100年もすると勝手に死滅してしまいます。自然減で終わる可能性もあります。)
非常に面白い『サピエンス全史』より、『ホモ・デウス』のほうが良いかもです!
興味のある方は是非読んで下さい。
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ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来