ホモ・デウス(上巻)読みました | お父さん(松)の知っていること

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えー、あの『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の最新作が、ようやく日本語訳出来ました〜。

いや〜、とっても面白いんですがねぇ、上巻。。。

いつもの情報をブックカバー&帯より
 
ホモ・デウス
テクノロジーとサピエンスの未来
ユヴァル・ノア・ハラリ
柴田裕之:著
 
HOMO DEUS
A Brief History of Tomorrow
Yuval Noah Harari
 
我々は不死と幸福、神性を目指し、
ホモ・デウス(神のヒト)へと自らをアップグレードする。
そのとき、格差は想像を絶するものとなる。
35カ国以上で刊行され、400万部突破のベストセラー! 
『サピエンス全史』の著者が描く衝撃の未来!
 
カズオ・イシグロ(ノーベル文学賞受賞者)
ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
ダニエル・カーネマン(ノーベル経済学賞受賞者)
絶賛!

「優れた作品である『サピエンス全史』よりも面白く読める、より重要な作品である。」
カズオ・イシグロ
(「ガーディアン・ブック・オブ・ザ・イヤー」より)

「人類にとって何が待ち受けているのか、思慮深い考察を著している。」
ビル・ゲイツ
(www.gatesnotes.comより)

「あなたに衝撃を与え、楽しませ、そしてなによりも以前は考えたこともないような方法であなたを考えさせる。」
ダニエル・カーネマン
(『ファスト&スロー』著者)
ここまで。
 
どうでしょうか、『サピエンス全史』をまだ読んでない方も、この『ホモ・デウス』興味湧くんじゃないですかね。
 
小さく弱い生物の集団だった人類が、地球環境を劇的に変えるまでの存在になり、さらに、生命そのものの本質(神秘)をも管理できるころにまで来ています。
 
つまり、人間は地球という外部環境を掌握したあと、人間という生命の器さえ改造する運命にある、という話です。。。
さらに、若返り・永遠の命を手にいれた、少数の“超人(ホモ・デウス)”が、ホモ・サピエンスを駆逐していくだろうと。
 
 
しかし、ちょっとだけ問題がありまして、現在、下巻を半分ぐらい読んだところですが、上巻は『サピエンス全史』をなぞっていっている(?)のか、既読感がず〜〜〜と続くため、『サピ~』を既に読まれた方は、上巻、読みすすめるのがちょっと辛いかもしれません。
 
しかし、宗教の話のところは、とても興味深いです。
著者は、エルサレム在住のイスラエル人なのですが、もう、一神教をメタメタに攻撃します。
世界をグダグダにしているのは、あの“神!”を信じているバカのせいだとwww
 
ドーキンスの『神は妄想である』よりも、この『ホモ・デウス』のほうが容赦ありません。
というより、神だけでなく、人間(ホモ・サピエンス)さえ、ただの化学反応を起す有機物で、なんの神性も持ち合わしてなんかいないと断言してくるのですから。
 
 
とりあえず、上巻は、さらっと流し読みして、下巻を楽しみましょう。
本日は以上です。
 
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ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来