私の演奏は確実に進歩はしていたものの、なかなか師匠のようには深みのある音が出せずにいました🐰

 

 

次第に、私の興味はより繊細な音を求められるフランスの作曲家に向くようになりました🎶実は母も、ドビュッシーやラヴェルなどフランスの作曲家の作品が得意分野だったのです🇫🇷

 

 

私が特に興味を持った作曲家は、プーランクでした!高校から出演していた師匠の門下生の発表会で、先輩方が演奏されているのを聴いて、とてもお洒落な曲だなぁと思っていました💓

 

 

 

大学入学の時に、師匠からのお許しが出たので、初めてプーランクの作品に取り組みました❣️

 

 

ですが、親しみやすく聴き馴染みのよい雰囲気とは裏腹に、実際はなぜか弾くのがとても難しく、早々に挫折しそうになりました😓

 

 

楽譜がまるでバッハのように多声的で、手の届かない音も多く、音のコントロールや音色の弾き分けが難しかったのです🌀

 

 

プーランクは、実は14歳ほどでドビュッシーやラヴェルの曲を一通り弾きこなせたほど優れたピアニストだったのです🎹

 

初めて挑戦した『ノヴェレッテ』

プーランクご本人の演奏です🎹

(2番に関してはノーコメントで笑)

 

それでも懲りずに、翌年もその翌年も、プーランクの作品に取り組み続けました🧐

 

 

プーランクはいわゆる音大を出ておらず、またその軽妙洒脱な作風から、試験で弾くことをよく思わない先生もおられると師匠から聞きました👎要するに「試験で良い成績を得るためには不利」だということです😵

 

 

ですが、私の情熱は変わることはありませんでした❤️4年間同じ作曲家の作品に取り組み続けることで、次第にスタイルや様式が掴めるようになり、師匠の奏法のもう一つの特徴である多彩な音色を活かせるようになっていきました🎨

 

 

 

 

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