プロティッチ先生のレッスンに通い続けて、私の演奏は少しずつ変わっていきました❣️
中学の3年間は、ソルフェージュ対策で通っていたヤマハ音楽教室の発表会に出ていましたが、高校生になると、師匠の門下生の発表会にも出演させていただけることになりました👗
音楽学科の入試(推薦ではありますが、音楽の試験は他の受験生と同じものを受けます)に向けて、着実に進んでいるように思われましたが、ここで大きな試練が立ちはだかりました❗️
高校1年生の夏、大学の音楽学科の夏期講習を受講し、日本人の先生にレッスンを受ける機会がありました🎹
その時の評価は
あなたにはテクニックが足りない
指をもっと鍛えなさい
ツェルニーの練習曲からやりなさい
日本のやり方じゃないと通用しないよ
などと、大変厳しいものでした😰
ピアノの弾き方をやり直したことで、曲のレベルや技術面で遅れを取っていたのです🐢それに、当時はまだ、師匠の奏法を自分のものにしきれていなかったのも事実でした😔
このままでは音楽学科に入れないかもしれない😢このまま師匠について行っても大丈夫なのか、とても不安な気持ちになりました💦
その不安は、言葉にせずともすぐに私の演奏に表れました😣
それでも師匠は、私に弱点を克服させようとされるのではなく、常に私の良い面を伸ばそうとしてくださいました🌱
「あなたはとても賢いのよ。誰よりも勉強しているし、誰よりも練習しているじゃない。だから、怖がらないでやってごらんなさい。」といつも励ましてくださいました😃
師匠の門下生の発表会では、優しい先輩方から温かい言葉をいただき、この方達と一緒に勉強したいという気持ちが強まりました❣️
入試本番の演奏では、大変緊張して手が震え、自分ではてっきり落ちたと思っていましたが、無事合格することができました💮
師匠いわく、夏期講習でお世話になったあの先生は、私の演奏を聴いた後「彼女は成長したね」とおっしゃったそうです🌳