中学に入学してすぐ、系列校である同志社女子大学の音楽学科教授だったスヴェトラ・プロティッチ先生のもとで研鑽を積むことになりました🎹
中学の音楽の先生に、私の経歴となけなしの実績を書いたお手紙をお渡しして、両親と一緒にご紹介をお願いしたところ、唐突なお願いにもかかわらず、快く応じてくださいました🍀
師匠の前で初めて弾いたのは、ラフマニノフの小品とリストの『忘れられたワルツ』だったでしょうか。初めはちょっと怖そうな人だなと思いましたが、その心配は杞憂に終わりました❣️
「とても素晴らしい演奏だわ。これからは私と一緒に勉強しましょうね。」師匠は弾き終えた私にこのような言葉をかけてくださいました。その愛情深く温かいお人柄に、私は胸を撫で下ろしました😌
ブルガリア人のプロティッチ先生は、わずか８歳でリサイタルを開き、１４歳で世界的なコンクール（チャイコフスキー国際コンクールの前身）で入賞された輝かしい経歴をお持ちです🏅
門下生の発表会前に試奏されるプロティッチ先生
ところがそのまま音楽に没頭され、リサイタルに！
普段は音大生やピアノの先生を教えておられる大学教授が、なぜ１３歳の私を育てる決断をしてくださったのでしょうか？
それは間違いなく、タイで教わったエルヴィラ先生の影響だと思います❣️師匠は、私の演奏に漂うヨーロッパの香りを感じ取られ、私に可能性を見出してくださったのでした✨
そして奇遇なことに、師匠が交野市の隣の四條畷市にお住まいであることがわかり、私はホームレッスンに通うことになりました🚗
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