母の運転で、プロティッチ先生のお宅でのレッスンに隔週で通う日々が始まりました🚗エルヴィラ先生の時と同じく、英語でのレッスンです🔤
師匠の奏法の最大の魅力は、本当に人間の声で歌っているような滑らかで深い音です。それは、どちらかというと硬めの音が好まれる日本では聴いたことのない音色でした✨
そして、どんなに大きな音でもうるさいと感じることが全くなく、豊かな響きに身体全体が包み込まれるように感じられるのです💗
私も母も、師匠の音色にすっかり惚れ込みました😍
プロティッチ先生は、手や身体の使い方を細かく指導してくださいました🙌それは、私が一番初めに教わった弾き方とは全く違うため、驚きの連続でした❣️
ある時は指の腹で伸びやかな音を、またある時は手首をフワッと持ち上げて軽やかな音を、そして時には腰からピアノにもたれかかるような深い音も😲
一見ピアノの初心者にはタブーな弾き方のように見えましたが、これらには全て理由があり、様々なタッチの使い分けにより多彩な音色が生まれるのです🎨
師匠は、身体をどのように使えばどのような音が出るのかを、論理的に説明してくださいました😉
写真はWikipediaからお借りしました
師匠のお宅の雰囲気が伝わってきます
手の置き方にも注目👀
師匠は常々このように仰いました。「日本人の学生や先生達は、皆とても勤勉で練習熱心です。ですが、あまりにも指を速く正確に動かすことに囚われ過ぎています。作曲家にもさまざまな特徴や個性があるのに、全て同じ音色で同じように弾いてしまっているのです。」
レッスンは妥協のないもので、毎回2時間を超えました❗️教わったことをすぐにできない私に、諦めずに何度でも同じことをおっしゃってくださいました😌
会心の演奏ができた時は「ブラボー」と褒めてくださるので、それを励みに頑張っていたところもあります✨