三徳山三佛寺7 [鳥取県] | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

------------------------------

電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

 「ツノ大師? 聖徳太子くらいしか知らねえがな」
 「そうですか。旧暦の十一月二十三日夜に来ると云う恐ろしい姿の神様です。京都あたりでは元三大師とも云う」
 「ガンサン大師? 聞いたことねえなあ」
 「比叡山延暦寺中興の恩人、良源こと慈恵大師の別名です。正月三日に亡くなられたから元三」



今年お初の参拝にて、今年お初の角大師のお札をいただいた、そしてこの日も、、

拝観券が角大師のお札なんだなぁ


にしても、、


あらためて読み返してみるに、さすがに初読の時はなんのことやらちんぷんかんぷんだったろうなと

その他にして、

天台宗と庚申講との関わりや回峰行に大黒天の意味するところ云々等々、今の神社仏閣巡りで得た知識以上の薀蓄が満載で、しかも、とても深い、いやーまったくもって実に興味深い


三徳山三佛寺

本堂


皆生院薬師堂


輪光院門前
南無観世音菩薩


正善院
再建中



 一寸待ってください──と云って京極堂は立ち上がり、
 書架の中程に設けられた抽匣 (ひきだし) を開けて、ごそごそと紙を選り分け、
 一枚のお札を取り出すと、ああこれだ──と云った。何か黒い模様が刷られた和紙のようだった。




 「これが角大師の護符です。これは全国の天台宗系寺院で今でも配られているものです。
 東日本では鬼守りの名目で、門口に大いに貼られた。見たことはありませんか?」

 塗仏の宴 宴の支度 [しょうけら] / 京極夏彦


御朱印
伯耆三十三観音霊場第二十九番札所
この日は輪光院さんにていただいた
墨書きの文字自体は入山受付でいただける札所の御朱印と同じだけど、よーく観ると札所の印のデザインにすこーし違いが



三徳山三佛寺輪光院
伯耆三十三観音霊場第二十九番札所
他には、
・ご本尊の蔵王尊
・中国三十三観音霊場三十一番

中国三十三観音霊場三十一番の御朱印は印を含めて同じようだなぁ


境内










明治二十八年とある



明治二十八年とは、、

平安遷都から千百年にあたり、西暦にして 1895年
この年、平安神宮創建


三徳山三佛寺
輪光院
鳥取県東伯郡三朝町


案内図



入山受付





 

にほんブログ村 御朱印


■関連ブログ■
【鳥取県】

■鳥取市
龍峰山興禅寺
栗溪神社 (栗谷神社)
多鯰ヶ池辨天宮

■倉吉市
大江神社
■東伯郡
三徳山三佛寺1 三徳山三佛寺2 三徳山三佛寺3 三徳山三佛寺4 三徳山三佛寺5 三徳山三佛寺6
 

【京都府】

■京都市

平安神宮1