故郷鳥取の夏の風物詩、しゃんしゃん祭(傘踊り)、
そのメインソングである「きなんせ節」の一節には、、
多鯰ヶ池(たねがいけ)には、弁天椿〜 ♩🎶♬
とある、小学校の運動会でも演目のひとつになってたし
懐かしいなぁ...
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
蛇は水神の使い、あるいは水神そのものであり、
今でも水道口のことを蛇口と言うようにその結びつきは古より深い、
ひとえに農耕民族であるが故でもあるようだ
一方、
”弁才天”は、ヒンドゥ教の女神”サラスヴァティ”の漢訳であるという、
そもそもは聖なる川の名前なのだとか
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
転じて流れそのもののことをいう、なるほどねぇ...
湧き出るというイメージもあるなぁ、つまりは、諸行無常...
ここらへんが佛教に取り入れられていった理由のひとつなのかな (°_°)?
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
いつどこでどう交わったかまではよくわからないけど、蛇・水・弁才天は、
ここ日本ではひとつになった
後に、才は転じて財へ
鎌倉北条氏のあとを継いだ相州北条氏にみる 「相州兵乱記」 には、
「弁財天は観音の御分身、北条家の守護神、御紋は大蛇の鱗」とあるらしい
そもそも榎島(江ノ島)弁財天の護符から北条家の三つ鱗の家紋を思い立ったとの話も
この頃にはもうすでに、弁”財”天とも言うようになってるんだねぇ
さて、この日はちょうど巳の日、ということで前々からこの日にと
多鯰ヶ池辨天宮
一の鳥居①

御朱印は願い出ればいただけるようで、書き置きのみで対応していただけるとのこと
御朱印帳大サイズから少しはみ出るから
何かのファイルに収めるのがよいかもしれない
*エピローグ*
そう言えば三波春夫先生Vo.になる「鳥取しゃんしゃん傘踊り」(音頭)では、、
山は久松、出てくる月はね 〜 ♩🎶♬
とある、山の呼び名は ”きゅうしょうざん” だけど、
この場合の久松の読みは ”ひさまつ”
やまは "ひさまつ" 、出てくる月はね〜 ♩🎶♬
色も黄金よ、色も黄金よ〜 日本一よ 〜♩🎶♬
そもそも久松とは、
”久しく松平家が栄えますように”という徳川家繁栄の意味だけど、
そんなことも知らずに踊ってた、踊ってたなぁ、、、
多鯰ヶ池辨天宮
巳の日の午前中のみ授与所あり
鳥取砂丘横の多鯰ヶ池のほとりに鎮座
鳥取県鳥取市
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