人を気遣い、どうすれば相手が安心するを最優先に考え、どう行動すればよいか悩んでしまう、、
七森は喉が痛くなった。麦戸ちゃんのやさしさと、僕が麦戸ちゃんと距離を置くことで作ろうとしたものはちがう。僕がしようとした気遣いは、やさしさだったのかな。七森は、こわいけど、自分の話をすることにした。
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい / 大前粟生
印象に残った映画だったので読んでみた、表題作を含む全四編の短編集
で、
ラストの二行がいいんだなぁ、、
やさしさもまた、つらさのもうひとつの名前なのだ
芭蕉については、獄門島 を読んだのがきっかけで おくのほそ道 を、また、その境涯を少しばかり調べもした 👀
山形の山寺さんにお参りに行ったのもたどれば 獄門島 だった、意外にも芭蕉は円覚寺さんとも御縁があるんだよねぇ 👀
さてさて
その 獄門島 で、初読の時にまったくもって気付いていなかったことのひとつは、島にやってきた旅役者の一座の演目が娘道成寺でおなじみの安珍清姫だったということ
(((゜Д゜;≡;゜Д゜)))
その他、あらためて観返し、読み返してみると、お寺散策の参考になることなど色々と気付かされる✨
また
市川崑監督の映画版は、母と子の絆を扱った三部作だったんだー と、今さらながらに、、初見から何年たってんだよー ヽ(´o`💦 的な
公開当時は、映画化にあたっての普通ならあり得ない原作の改変に、その意味がまったくわからなかったけれど、犬神家→手毬唄→獄門島と観てくるとそのテーマ性もより明確に理解出来る
映画は人生そのもの
ほんとその俳優さんにとっての人生の記録なんだよね... そうそうこういう声をされていた
「少し愛して、長く愛して」のTVCMのセリフもよく覚えているその大原麗子さんと名優佐分利信さんとの会話に、若くして亡くなった大地喜和子さんが割ってはいり、、、と、
そんなことを思いながら観ていると、、
「生駒の聖天さんも、河内の聖天さんも、みんな出で合い候えたまえー!」
ん? 生駒の聖天さん?? え? お小夜聖天?? って原作にあったんだっけー??? と観終わったあと、気になり読み返してみると、、
あったー ((((゜д゜;))))💦 的な
さて、そのお寺目線だけど、、
獄門島唯一のお寺を 医王山千光寺 (*1) と云い、山号からわかるように御本尊はお薬師様なんだけど、このお寺は曹洞宗の禅寺という設定のようで、だから本文中には、住職の了然和尚がその後継者について大本山の鶴見の総持寺さんにお伺いを立てている という記述があったりする
ん? (゜゜)(。。)(゜゜)(。。) え??
ちょい待てよ ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ
禅宗の御本尊は普通はお釈迦様 (釈迦牟尼佛) だから、お薬師様をお祀りするというのは違和感があるんだよなぁ... 密教系 (天台宗or真言宗) のイメージだからね、というように、アレッ?と思わず首を傾げたくなった
どういうことだろう (・ω・)???
可能性として考えられるのは、、、ひとつは 天台宗or真言宗から曹洞宗への改宗があったってことか?
実例として比較的よくあることだとは、散策を通じてわかってきたことだけれど、、
それにしても
そもそも山号院号寺号の名前とお祀りされる御本尊とは密接な関係がある ということを知ったのは、実にこの 獄門島 / 横溝正史 だったんだよね
何が起因となって、点と点が線でつながるかは分からないものだ
*1:横溝正史の疎開先、岡山県倉敷市に医王山千光寺というお寺があり宗派は曹洞宗とある、いつか お参りさせていただきたいなぁ、、
閑話休題
まず
解説が野崎六助さんだというのに目がいった👀✨野崎さんが書かれたものを何冊か持ってるからね (`_´)ゞ キリッ ✨
作者の山本薫さんは奥さんとカフェを経営されていて、そのカフェでご本人と会話させていただいたこともあり、、ヽ(=゚ω゚)ノ
千年の伝統と現代技術とがミステリィとして邂逅する、、
改めて頭を下げた。
「それにしても、山田さんは田んぼがお好きなんですなあ」
「わたし、妖怪で有名な鳥取県境港市の出身なんです」
「大漁港町の出身とは、これはまた意外な」
山田錦の身代金 / 山本薫
Why done it
古くはホームズ譜にある何故古い靴しか盗まれなかったのか? そして、クイーンによるその変形としてのミッシングリンクを絡めた赤と青の紐の謎、一方極東では、京極堂が明かす石で頭を割られた胎児の真相、あるいは、何故彼らは殺されたのか、あるいは、、何故彼らはそのとき誰も一言もしゃべらなかったのか (これは「犬坊里美の冒険」で印象に深かったシーン) 、、等々枚挙にいとまがない
兎角に犯人当て (Who done it) がメインになりがちなミステリィ小説において、否、むしろ、何故? という謎のほうに興味があるからか、本書の↓
世界一の評価をもつ田んぼに対して、要求は何故に僅か五百万なのか。犯人の狙いは何なのか。
この謎にはすごく惹かれたよ✨日本酒の蘊蓄も楽しいし◎
追記
で、ここでも、点と点が線に、、
シン・ゴジラに出てくる ヤシオリ作戦 のヤシオリって何? とずっと前から疑問に思っていて、本書にて 八塩折の酒 からだったんだー と、またひとつ謎が解けた✨
ゴジラを八岐大蛇に、血液凝固剤を八塩折の酒に見立てたんだね (`_´)ゞ キリッ ✨
そして、八塩の 八 は、千代に八千代に の 八 の意味合いとのこと (ご本人にうかがった👀) 、なるほど なるほど、、つまりは、八幡の 八 みたいなものだね (`_´)ゞ キリッ ✨
塩は醸造・熟成、折は繰り返しを意味し、何度も何度も繰り返し醸した濃厚なお酒という意味らしい (`_´)ゞ キリッ ✨
そして、念願叶いこの日
サインを表示見開きにいただいた🙏
Why done it
舞台挨拶付き上映会に
自主制作映画だそうだ、その分、自由度の高い脚本に👀✨
一人二役、一人三役は少し幻想的な (夢を見ているような) 感覚を出そうとしたとのこと、ほー、なるほど なるほど
足立監督のこれまでの映画は、ご自身の幼少期の体験が元になっているものもあるとか、、知らなかったよ👀✨
82 焚火エリア・ベンチ(夜)
二人が何かを食べながら話している。
未希はお酒を飲み、太朗は牛乳を飲んでいる。
人生の一番大きな後悔について二人は話している。
太朗「高校時代に好きになった人に告白しなかったこと・・・・・・かな」
未希「へぇ。なんで告白しなかったんですか?」
20代が 人生の一番大きな 後悔について語る っていうのが面白い、そしてその内容も👀
Good Luck
足立紳 監督・脚本
・・・・・・だから自分からすごく好きな人に告白しなかったことがすげぇでかい後悔ていうか・・・・・・トラウマみたいな感じっていうか・・・・・・一生モノの大切なことをしなかったような気がして・・・・・・そういうことをしない自分が映画なんか作れるのかって気はしてるんですよね」
だからあのときタイミングを逸してしまった気がして・・・・・・もう伝えるのは止めよう と思っていたんだけど、なんだか映画のなかに入り込んだような感じっていうか・・・・・・
20代での後悔はその後の人生を俯瞰してみても確かに一番なのかも、、
舞台挨拶後、ロビーで足立紳監督にサインをいただいた
おそらく、翌日に控えたシネマドアのプレオープンセレモニーへの参加のために帰鳥されていて、その合間の時間を活用しての舞台挨拶だったんだろうなぁ と
追記
実は映画のラストには撮られなかった更なるラストがあったとか🤭
撮らなくてもいいかな ということで幻のラストにはなったが、そのシーンの内宮も披露していただいた
なんだか 分かるなー とニンマリ😁
それが監督のみる 男の子観/女の子観なのかなっ😚
だから、江神さんの「おけら参りに行こう」は願ってもない提案だった。大晦日に京都にいるのだから絶好の機会だ。西陣から祇園の八坂神社まで歩くとなると結構な距離だが、ためらいはしない。
出掛ける前に江神さんは、大家さんにひと声掛けていた。
「おけら火をもろてきます」
「除夜を歩く」江神二郎の洞察 / 有栖川有栖
何年前かなぁ、、以前読んだ小説に おけら参り とあって、そのときから いつか大晦日に 歩いてみたいな って
ようやくその願いが叶いこの暮れに、
西陣から祇園の八坂神社まで、、
除夜とは 一年を除く夜 という意味で、人々が夜を守り暮れ行く年を惜しむことから、この一夜を送る意味であるという
「塵添壒嚢鈔」(じんでんあいのうしょう)第七より
歩きはじめは西陣辺りの北野天満宮
八坂神社
御朱印
年が明けて元旦に
八坂神社
御祭神は、
中御座 素戔嗚尊スサノヲノミコト
東御座 櫛稲田姫命クシイナダヒメノミコト
西御座 八柱御子神ヤハシラノミコガミ
京都市上京区
読んだ時分は 京都をほとんど知らない ことがちょっと残念だった、その地理に詳しければもっともっと楽しめたはずなのに、、だから、ただただ京都をもっと歩いてみたくなった
漱石の「門」にある円覚寺さんの描写を実際に目の前に見たときは感動したなぁ
学生のころは京都で就職したいとも思っていた、教授に相談したら 場所で選ぶな って諫められたっけ、、なんでだよ?