清泰山浄土院 (大文字寺) (「古都」シリーズ) | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

 しだれ枝は、竹組みに支えられているけれども、花枝の細いさきが、池に垂れとどきそうなのもあった。

 この紅八重花な重なりのすきまから、池の向う、東の岸の木立の上に、若葉の山がながめられた。

「東山のつづきかなあ?」と、真一は言った。

「大文字山どす。」と、千重子は答えた。

 

 

清泰山浄土院

 

通称、大文字寺

その送り火を管理するお寺へ

 

御縁日の十五日に

 

 

 

 

なかなかにお盆の最中に京都に出るのは難しいのだけれど、いつかこの目で 大文字 を見てみたいものだなぁ... 

 

 

御朱印

 

 

 

清泰山浄土院 (大文字寺)

浄土宗知恩院派

 

 

御住職に月めくりのカレンダーをいただいた、各月に黒谷金戒光明寺門主の書になる有り難いお言葉が

 

 

「へええ、大文字山か。高う見てるやんか?」

「花のなかに見るからどっしゃろな。」そう言う千重子も、花のなかに立っていた。

二人は立ち去るのを惜しんだ。

古都 / 川端康成

 

 

つづいて、知恩院さんへ、そして、、

 

 

雑感

 

大文字山といえばいまでも忘れられないのは、東日本大震災で被災した高田松原の松を使う計画が中止になったこと

 

放射能の単位にはベクレルとシーベルトがあり、本来シーベルトで判断して然るべきところをベクレルで判断したんだったか、、

 

鎌倉では足繁く通った禅寺も、京都ではいまだに中々に足が向かない