横尾太治 -21ページ目

5時間:漢方入門セミナー

漢方医師の先生にご招待いただき、今日は一日中漢方の勉強をしてきました。

参加者は医師の方々で少し緊張しましたが、いつもどおり流れにまかせましたチョキ


内容はと言いますと、漢方を処方することが初めての医師に向けた講演で、漢方の由来、西洋医学との関係、一般的な漢方薬、そして様々な疾患に向けた漢方治療の臨床結果などでした。


印象に残ったことは、たくさんあったのですが、特に「西洋医学は病気を診て薬を出す」「漢方薬は症状(患者の訴え)全体を診て薬を出す」という違いでした。


漢方医学の方が西洋医学より歴史が深いらしく、昔の人は知恵を振り絞って、様々な症状から何の漢方薬が効くのか探したようです。それが現在までも受け継がれているということです。


「全体を見て処方薬を選択するという」フレーズが、私の提供している「トータル・バランス・コンディショニング理論」の考え方と似ています。

「姿勢(アライメント)・筋力・柔軟性」悪い個所を見つけ出し、全体をトータルで考え、良い状態へ近づけるために処方の順序を選択します。


どこかでつながり、現在そしてこれから知り合うお客様のためになれば良いなと考えます。

ミラクルボディ #2

話は、続きます。


2009年ワールドチャンピョンのアクセル・スビンダル選手が走行中、眼球が写るようにビデオをゴーグルの中にセットし、撮ったものがありました。

今の科学者は、すごいこと考えます!


そしたらスタートして25秒で1回マバタキ。その後1分間に1回。そしてゴールしました。剣道や卓球選手で1分間に4~5回。通常は1分間に20回らしいです。

これはなんとなく想像付きました。スピード出過ぎてるからマバタキできない!



脳の頭頂連合野と呼ばれる場所は、動く物体との距離を感じる箇所みたいです。スビンダル選手は、その部分が激しく反応し、マバタキをしないで得た視角からの情報をキャッチ(分析)していました。



めまぐるしく変わるコース状況をより詳細に把握することが、恐怖心を抑えることにつながるのではないかと研究者は言っていました。


そういえば私は自転車に乗る時コンタクト(ゴーグル付けています)なのですが、下ってるときにコンタクトが取れやすくなります。気付いてマバタキしているのですが、おそらくこの状況なのでしょう。

マバタキしている間に、木の根や石が迫ると怖いのでマバタキできない時があります。番組では1回マバタキは3/100秒って言ってましたが。勉強なります。



最後に番組でスビンダル選手は、「よみがえる恐怖心に自ら立ち向かい、克服することで普通では得られない強い精神力を身に付けたはずだ」と最後に言っていました。


んーーー。すごいけど怖い。

ミラクルボディ

今日のNHKスペシャル「ミラクルボディ」は内容がすごかったドンッ

スキーの大回転(ダウンヒル)の2009年ワールドチャンピョンであるアクセル・スビンダルという選手を中心に取り上げ、競技生活中に起こる事故やそれに伴う恐怖心との関係などを研究した番組内容でした!


何がすごかったって、私がやってる自転車(ダウンヒル)とものすごく似ていたから、言ってることが実感して感じられました。正直・・怖かった。。。


最高速度は、ダウンヒルスキーでは150・160km/hなのでそのあたりは全く違います。自転車は60km/hぐらいかな!?レース平均速度は30~40km/hですね。


番組の後半で、2008年にスビンダル選手が速度150km/hでジャンプへ侵入し、着地で大転倒。頭部損傷と、スキー板で身体を切るという大事故を起こす。

そして翌年2009年に同じコースで復帰し、優勝してしまう。

この過程でスビンダル選手の脳の中では、どのような葛藤が起こっていたか?事故現場を再び通る時、恐怖を感じていたのか?ということを調べていました。


調べ方は、スビンダル選手が転倒したコースの「滑走中ビデオ」を見ながら、脳をMRI撮影するというもの。そしてもう一人の選手も同じことをして、二人の脳に現れる反応を比較するというものでした。


扁桃体(赤色の部分)という部分が、恐怖を感じる部分みたいです。

この部分が、ビデオが転倒現場に差し掛かった時スビンダル選手のみ反応していました!

脳は、一度記憶した恐怖は消えないと、心理学者は言っていました。
日々向上心を持って
番組の中での選手の意見より、「大転倒でその時の記憶が飛んでいて、覚えていない」、だから再度走っても転倒時の恐怖心は生まれない。と言っていた人。

「大転倒の時の記憶を鮮明に覚えていて、安全キーを外せない、自分の限界スピードを越えれない」と言っていた選手がいました・・・。

私はある意味、前者の方が怖い感じはしますが・・・。プロ選手ともなると次元が違うみたいです。

生きている中での選択

今日は、トレーニング中お客様と面白い会話をしました。


人生生きていると、様々な場面で選択しないといけない時が来る。その時にどう選択するかで人生が大きく変わるという話題。

当たり前のようで、そこまで深く考えて生活してこなかった自分がいて・・・考えさせられました。


その方の言うには、「日々自分がするべきことをコツコツやっていれば、必ずチャンスがやってくる。そのチャンスを見事に嗅ぎ分けて選択できるかがポイント。」


自身で間違った方向へ選択する時もある。自分にとって嫌な結果になればそういうこと。

良いことが起これば、それは良い選択だったということ。

結局すべて自己責任だが、深く考えると怖くて選択できないかも・・・むっ


ある自己啓発本に「未来の重要な場面で、行動を起こせるかどうかは、現在の行動にかかっている」とありました。


普段からチャンスを嗅ぎ分ける姿勢でおれということでしょうか耳

雪上ride

今日は朝からほぼ一日中、山中に帰っていました霧


雪がまだ残っており(期待していたのですが雪)、滑りながらのライドを楽しめました!枝に積もった雪を何度も頭に受け、大変でしたあせる


日々向上心を持って

日々向上心を持って

今日は、お知り合いの先生からお試しで頂いたソックスを履いて自転車をこぎましたNEW


日々向上心を持って
REGUARD(リガード) というメーカー。


このソックス、特殊な加工がされており、足首を適正な圧力で圧迫してくれるんです。

これはスポーツタイプです。

一般様もあり、「下肢静脈瘤の予防・改善」にも使われるみたいです。


私自身の履き心地はと言いますと、まずは「履いていて違和感なく、気持ちいいです」


自転車を今日は長時間(5時間ほど)乗っていたのですが、特に足まわりが疲労するわけでもなく、逆に適度な圧迫により足首全体の筋肉がより働いている感覚ありました。

足首の縦や横の動きも、誘導してくれる感じで、特別な自転車ライフなどのときには積極的に履きたい感じです。普段の生活でも、移動が多い日、業務が多い日などは使いたいです。

私も業務が一日中とかで歩きまわる日などは、脚が疲れるんですね。

明日は結構歩くので、履いて出かけます!


ニュースにびっくり!

今日の朝青龍引退には驚きましたね。

白鵬が泣いていたのも印象に残った。同志としての思いがあったのか。


周りでは、色々言われていますが、私個人的には、もったいないとも思います。良い成績を出していただけに・・・。選手としてもっと見たかったな””

やはり周囲の者や上の者の管理や仕付けが甘かったのか。

本人の問題も大きいとは思いますが、社会に与える影響が大きいだけに、こんな結果にならないよう周りが対処できなかったのかと悔まれますね。


朝青龍本人の会見で、「これも自分の運命だ」と言っていたのは潔良いですね。

スポーツ選手へのトレーニング

以前、テレビで浅田真央選手の専属トレーナーが出てました。

トレーナーの方は、私達多くのトレーナーが登録するNSCA協会(ストレングス&コンディショニング協会)の月刊雑誌にも以前特集されていた方です。


トレーナーの方のインタビューで印象に残ったことがありました。



「浅田選手は繰り返しのジャンプを右足で蹴り出すため、競技上どうしても右脚が強くなり、左脚との筋力が違ってくる。右脚と左脚の太さも右脚の方が太く、筋力も強い。この左右脚の筋力が大きくなってくると故障する可能性が増す。」

「だから、あまり使わない左脚のトレーニングもしっかり行い、左右の差を埋めることで、怪我なく競技に打ち込める身体を目指しています。」


「おーー。テレビパソコンで、なかなかマニアックな情報を言っているなあ」と思い聞いていました。



今年から野球の投手を目指している方を担当させて頂いています。

右投げの彼も、普段投げる時に使わない筋肉は弱く、投げる時に働く筋肉は強くなっています。

この筋肉の差を埋めることから今は取り組んでいます。



少し話は変わりますが、あるセミナーで、講師の方に「スポーツ選手に対して、どのような姿勢・考え方で接し、運動プログラムを提供されていますか?」と質問したことがあります。

その方は、「私のトレーニングをしたから結果が出たとか、成績が上がったと言ってもらうことを目的にするのではなく、トレーニングをしていたから年間通して怪我なく競技もでき、十分なトレーニングもこなせたと言ってもらえる間接的な要素として考えてもらえるよう接している。」と言われていました。


自分も今後、良い形で選手と関わっていけるよう努力していきますチョキ



今日も充実”

今日は朝から病院研修?

病院に勉強出張でした。

朝方、雪が積もり、テンションが多少下がり気味で自宅を出ましたが、やはり現場へ行くと楽しいですね。


少し前にも書きましたが、腹診という腹を触り、健康状態のおおよそを把握するという方法が漢方治療にはあるのですが、それを体験。

自分の腹を腹診してもらいましたチョキ


健康だったようで・・・。良かった。


昔の人達は、お腹の張り具合や押して感じる痛みなどから、健康かどうかを判断する材料を得たようです。話を聞いていても歴史の重みを感じ、現代の治療や、自分の運動の分野にも今後応用がきくのではないかと考えています。


そして実は、病院内で私のパーソナルトレーニングを体験していただいている先生がいます。

慢性腰痛持ちのお医者様です。


今日発見した筋肉バランスは、「右脊柱起立筋群が鋭敏なようで、左を使うべき運動で右が反応しやすいようです。」まさに2つ前のブログ記事で書いた例ですね。


なんとか、良くして運動でも腰痛は改善と予防ができるんだということを証明したいですね。


逆に私は、漢方治療で本当にひざ痛や腰痛、坐骨神経痛が緩和されるのかが不思議に思っております。今まで、「痛みには必ず原因があり、それを判別し改善することが改善につながる」と教わり実践してきましたから。


腰痛の知人に頼み、漢方治療してもらおうかと考え中ですにひひ

冬は腰・膝が痛くなる?

ここ数日、続けて「膝が痛いの・・・」「腰が痛いの・・・」という訴えを聞き、お話をさせて頂く機会が増えています。


良く聞いてみると、お正月以降、今年に入って寒さが増してから痛くなってきたという方がチラホラ。


私の勝手な予想ですが、気温が冷え、筋肉がかたまり、今まで伸び縮みして働いていた筋肉が働かなくなり、関節や筋肉に負担を与え、痛みが出ているのかな?と想像しています。


ここで考えたのが、私のトレーニングを継続して受けている方はどうなのか?

トレーニングを継続しているといっても、多い方で週2回ペース。多くは週に1回から隔週ペースです。

週2回ペースは、良いタイミングで運動できるので、好条件として今回の議題からは外します。


週1回ペースや隔週の方々は、この寒さの影響を受け、状態が悪くなっているか?

こちらは、おられました。

ただし、痛みが出て少し我慢して生活していたら私のレッスン日がきて、それで回復して頂いて何とか持ち直すといった感じでしょうか。

でも、夏あたりにはめったに聞かなかった方々からも、関節痛の訴えはありました。



◎問題は、以前(1年ほど前)まで私の運動をがんばって頂き、エクササイズやストレッチ方法をマスターし、自主的に取り組んで頂いている方々ですね。

私の師匠からの教えである、運動指導者としての目的は「クライアントの自立」です。

この目標を達成することは、私が仕事をしている意味でもあり、完成系ですね合格


そこで、以前のお客様で現在もお見かけする方々に話を伺うと、6人中3人ほどですが、状態が悪いという方々がおられました。

「ん・・・・ーーーー」


僕自身もそうですが、自分のゆがんだ姿勢や崩れた筋肉バランスは、そこまで詳細にはわかりません。大体はつかめますが、やはり背面からじっくり見て客観的に判断できないため限界があるんですね。


私だけの考えですが、お身体を良い状態に維持するためには、やはり月に1回や、2か月に1回でも定期的なパーソナルトレーニングを受けて頂くことが良いのかなと思います。(宣伝みたいですが・・・)


※「クライアントの自立」と言いながらもこうした現実があることは、矛盾しますね。

しかし、私が取り組む姿勢は、何回も言いますが、「クライアントの自立」ですね。



まあ・・・特に関節に問題等ある方は、この冬の時期DASH!は要注意ですねビックリマーク

腰痛改善の依頼

昨日は、自分の腰痛の話でしたが、今日は、腰痛を改善したいという方と3人も話をした。

珍しい日でした””

寒さのためか、季節がら腰痛を発症する方が増えるのかもしれません。


 どの方も軽度な腰痛ではないみたいです。

いわゆる、医者へ行けば腰痛症という診断名がおりる程度ということです。


本日、歩きの姿勢と全身の筋バランスチェックをした方がいます。


 一見、歩きの姿勢も良く、素人目では、ブレなく真っすぐの姿勢で歩かれます。

筋肉の柔らかさは、硬い部分もありましたが、それよりも大きな問題がありました。

これは、腰痛を訴える方に必ず共通して確認できることです。


それは、「背筋のバランスが崩れている」ことです。

詳しくは「左右の脊柱起立筋群の筋力に差がある」ということです。


私達の身体は二足歩行する時、左足で地面を蹴るときは、右側の背筋が強く緊張し全身を支え右足で地面を蹴るときは左側の背筋が強く緊張し全身を支えます。


日々向上心を持って


これが腰痛の方の場合、どちらの脚で蹴っても、右側しか働かなかったりします。今日の方は、どちらで蹴っても左側が働きやすいパターンでした。


まずはこの左右差を下記のような片側のみ強くする運動で、鍛えなければいけません。この図のような運動が、その方にとって強すぎる場合は種目を変更する必要も出てきます。

日々向上心を持って


※図では、背面からの写真なので、本人は左側の背筋が働くべきですが、腰痛の方の中には下側の右側の背筋が強く緊張してしまう場合があります。運動中に触ってみて硬くなっていたら、それは緊張しているということです。緊張していない時の筋肉は、触ると柔らかいです。

◎両側ともに背筋が弱すぎる場合もありますが、この背筋の左右差チェックは、腰痛改善の第一ステップですグッド!

背骨が曲がらないためにも大切です!



今日は、長々と書いちゃいました。ここまで読まれた方、お疲れさまでした・・・。