腰痛改善の依頼
昨日は、自分の腰痛の話でしたが、今日は、腰痛を改善したいという方と3人も話をした。
珍しい日でした””
寒さのためか、季節がら腰痛を発症する方が増えるのかもしれません。
どの方も軽度な腰痛ではないみたいです。
いわゆる、医者へ行けば腰痛症という診断名がおりる程度ということです。
本日、歩きの姿勢と全身の筋バランスチェックをした方がいます。
一見、歩きの姿勢も良く、素人目では、ブレなく真っすぐの姿勢で歩かれます。
筋肉の柔らかさは、硬い部分もありましたが、それよりも大きな問題がありました。
これは、腰痛を訴える方に必ず共通して確認できることです。
それは、「背筋のバランスが崩れている」ことです。
詳しくは「左右の脊柱起立筋群の筋力に差がある」ということです。
私達の身体は二足歩行する時、左足で地面を蹴るときは、右側の背筋が強く緊張し全身を支え、右足で地面を蹴るときは左側の背筋が強く緊張し全身を支えます。
これが腰痛の方の場合、どちらの脚で蹴っても、右側しか働かなかったりします。今日の方は、どちらで蹴っても左側が働きやすいパターンでした。
まずはこの左右差を下記のような片側のみ強くする運動で、鍛えなければいけません。この図のような運動が、その方にとって強すぎる場合は種目を変更する必要も出てきます。
※図では、背面からの写真なので、本人は左側の背筋が働くべきですが、腰痛の方の中には下側の右側の背筋が強く緊張してしまう場合があります。運動中に触ってみて硬くなっていたら、それは緊張しているということです。緊張していない時の筋肉は、触ると柔らかいです。
◎両側ともに背筋が弱すぎる場合もありますが、この背筋の左右差チェックは、腰痛改善の第一ステップです
背骨が曲がらないためにも大切です!
今日は、長々と書いちゃいました。ここまで読まれた方、お疲れさまでした・・・。