たっちんの気象転結 -26ページ目

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

久住登山のその②です。
 
今回の一番の目的、御池到着!
しっかり凍っていましたが、その上に雪が積もり、池なんだかどうだか、わかりません。

 

雪をどかすと、池に張った氷が見えてきました

 

 

 

対岸から渡ってきた人たちが。やはり全面凍結しています。

 

 

標識には、ちゃんと「ここは御池」と書いてありました。

 

御池・全面凍結


 

こちらは、2016年7月24日に撮影した御池、まったく趣が違いますね。

 

でも、夏もまた、行きたい!

 

 

氷の上に載っているのは、私たちです。

 

 

御池上空に、見事な飛行機雲が発生!

 

「飛行機雲ができると雨」のことわざ通り、翌日はしっかり雨に。山登り、この日で良かった!

 

さて、足早に帰路に就きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三俣山、右奥には由布岳も見えます!

 

由布岳アップ!

 

三俣山アップ!

 

どこかの温泉の湯気が!温泉が呼んでいる?

 

下山できたのは午後5時半過ぎで、すっかり遅くなったものの、やっぱり温泉は欠かせない!

訪れたのは、宝泉寺温泉「山の湯」、ここの温泉は最高なんですよ!

 

 

ロビーも趣があり素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホタルの里、宝泉寺の街並み、冬でもホタルのイメージです。

晩御飯まで宝泉寺でいただき、結局自宅に戻ったのは午前1時前。

朝5時から20時間も遊んでしまいました。

 

 

凍る火口湖 山頂への 近道

龍朗

 

 

久住の山に囲まれた御池が凍結したと聞き、
是非その上を歩きたいと、友人3人と久住の牧ノ戸登山口に向かいました。
福岡を出発したのは午前5時。
今回は、前回の反省も生かし、ちゃんとタイヤチェーン持参です。
 
午前8時、ようやく九重連山が見えてきました。

 

涌蓋山かな

 

かなり道が凍っています

 

三俣山

 

長者原が見えてきました

 

午前8時半、長者原に到着

 

長者原でタイヤチェーンを装着、30分近くかかってしまいました。

 

午前9時、牧ノ戸峠に向かいます。

 

 

 

牧ノ戸に到着

 

午前10時前に登山開始です。

 

雪をかぶったアセビの蕾

 

 

 

アセビ

 

ノリウツギ

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沓掛山山頂にて

 

沓掛山山頂標識の横の岩に黄色いものが。

 

 

 

 

何と、こんな所にまでロウソクゴケ

 

氷柱(ツララ)

 

霜柱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雲海発見!

 

 

 

雲海で、阿蘇五岳が隠れる

 

 

 

雲海の向こうに、うっすらと阿蘇五岳が見える、お釈迦様の寝姿「涅槃像」
中岳から噴煙が上がり、へそでお茶を沸かしているよう

 

 

 

 

 

 

気温は5℃くらい、結構暖かい

 

 

 

 

 

さあ、いよいよ中岳方面の御池に向かいます。凍結しているかな?

 

 

雲海に 浮かぶが如し 阿蘇涅槃

龍朗

 

 

 

福岡市植物園の観察会の続き。

温室編です。

 

ヤハズカズラ、葉っぱが矢筈の形をしている

 

時計草

 

カエンカズラ(火炎葛)

 

 

ソランドラ・マキシマ、別名ウコンラッパバナ

 

ブラジルトケイソウ

 

シンビジューム

 

ホウサイラン(報歳蘭)、正月前後に咲くことから、「年を報じる目出度い蘭」

 

猿顔のラン、ドラキュラ

 

 

ランの仲間

 

マイソル・矢筈葛

 

ランガク、トウダイグサ科、花径1センチぐらいの黄色い小花で花弁がない

 

柱サボテンに似るが、ユーフォルビア種、樹高は4~5メートルに

 

非耐寒性多肉植物

 

 

 

食虫植物を3種類

 

みんな茎が長い

 

食べる虫と、受粉してもらう虫を区別するためと言われている

こちらは、ハエトリグサ

 

コエビソウ

 

ボーモンティア・グランディフロラ

温室の中だけに、ちょっと季節感がないですね。

 

 

植物園 出掛けたくなり 寒の明け

龍朗

 

 

ほぼ毎月行われている、福岡市植物園での勉強会です。

この日もたくさんの方が参加。

顔見知りの方もたくさんいますよ。

 

 

はじめに、緑の相談員の渡(わたり)先生の解説です。

 

早咲きの桜、カワズザクラの開花日です。年によって、かなりバラツキがあります。

今年は、この講座の4日前に開花したとのこと。

 

その花がこちらです。日本固有種のオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラ。

 

名前の由来は、1955年、静岡県賀茂郡河津町の飯田勝美氏が

河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し、庭先に植えたそう。

 

シナマンサクの花

 

 

 

「ギンヨウアカシア」、葉が銀色を帯びる、葉がらせん状に小枝に付く

 

園芸店での「アカシア」と言えば、この「ギンヨウアカシア」

 

和名で「ミモザ」がつくのは、こちらの「ミモザアカシア」

葉は濃い緑色。開花までもう少しかかりそう。

 

上が「ミモザアカシア」(濃い緑)、下が「ギンヨウアカシア」(銀色)

 

植物園の正門入ってすぐのところにある菜の花「寒咲花菜」(かんざきはなな)

 

ハンノキ

 

細長いのが、ハンノキの花

 

 

 

ハンノキの実

 

トキワマンサク

 

 

 

シイモチ、 モチノキの仲間で、スダジイ(シイノキ)に似ることから名前がつく

互生する葉は長さ6cmほどで、大きさ、形もシイノキの葉に良く似て先も細く尖り裏側に反リ曲がる。

 

樹皮は灰褐色で滑らか。

 

ジャノヒゲの種子は、直径約7mmで碧色が美しい。

 

アオモジ(青文字)の蕾

枝が緑色を帯びているところからアオモジと呼ばれ、

芳香があることから爪楊枝の材料とされる。

成熟した果実はレモンのような香りと、辛味があることからショウガノキの呼び名もある。

 

ホソバタブ、葉が緩やかに波打っている

ホソバタブは新緑が青々として、葉が「カシ(樫)」に似ていることから、

別名「青樫(アオガシ)」と呼ばれる

 

ハクモクレンの花芽

ハクモクレンの花芽は揃ってほぼ上を向くが、コブシの花芽の向きはバラバラになる

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白木蓮 蕾全員 毛糸帽

龍朗

 

大濠公園で探鳥会が行われました。
まずは身近な鳥のご紹介です。
 
 
クロマツの上に、寝癖が付いたアオサギ
 
みんなで、波平さんと呼んでいました
 
 
 
 
通称「鵜の島」(正式名は「鴨島」)のカワウ
 
この場所で巣を作るのは初めてのことだそうです。
 
カワウが何かを捕まえました。
 
 
これは大物です!「なんだなんだ」と仲間が近づいてきました
 
あわよくば、横取りしようと狙っています。
 
それにしても、これは大物!鯉でしょうか?カワウは、緑の目を白黒させています。
 
「え~い!」と、一気に飲み込もうとしますが、うまくいきません。
 
格闘すること10分。結局、口の中に入れることができませんでした。
あんまり欲張っちゃだめよ。
 
ホシハジロの大群、数えたバードウォッチャーがいて、その数、大濠公園全体で1万羽以上。
数える人の方がすごい。
 
ヨシガモの雄、その頭の形から、通称ナポレオンガモ
光が反射してとてもキレイです。
 
こちらも人気のオカヨシガモ、左から、雄、雄、雌
 
オオバンと一緒に
 
オカヨシガモの魅力は、何といっても。繊細な体の模様、とても緻密です。
 
冬羽から夏羽に変わり始めたカイツブリ、盛んに潜水を繰り返していました。
 
 
そして、舞鶴公園で見かけた、変わった白斑のシロハラ。
 
今年も来てくれました。これで3年連続。この白斑のおかげで分かりました。
 
 
続いて、見かけた植物たちです。
 

大濠公園のクロマツ、木肌に黄色いペンキが付いていると思ったら、

 

何と、苔でした。ロウソクゴケ(蝋燭苔)。

名前の由来は、昔、ヨーロッパで黄色のロウソクを作る原料とされたことから。

 

続いて、舞鶴公園で、タラヨウの巨木

 

郵便局の木としても知られています。

 
葉の裏側に傷を付けると黒く跡が残るため、その性質を利用して
文字を残しておくことができます。それが、今の葉書のもとになりました。

 

葉の表側、葉は堅く、小さいがしっかりした鋸歯があります。

 

ナンキンハゼセンダンのオリーブ色の実が、青空に映えていました。

(間違っていました。申し訳ありません。)

 

 

冬の鯉 飲み込めぬ鵜や 目白黒 

龍朗

日本野鳥の会福岡支部の探鳥会が行われました。
参加者は20人以上。

 

 

ヤブコウジ

 

ツボミがほぼ同じ方向を向いているハクモクレン

 

 

 

雪柳のツボミ

 

センダンの葉痕、猿の顔みたい

 

センダンのひこばえ

 

ヌルデ、実が小さい

 

セイタカアワダチソウ

 

アカメガシワの新芽

 

ハゼの実、枝から直接、実が出る

 

カラスザンショは、枝先に実が付く

 

葉を落としたイロハカエデ

 

イロハカエデの茎は緑色

 

タイサンボク

 

紅梅の老木

 

ボタンヅルの花後

 

アカメガシワの新芽

 

アカメガシワの葉痕

 

 

 

早くもスミレ

 

ジャノヒゲ

 

ナガバジャノヒゲ(長葉蛇の髭)。

ナガバジャノヒゲの青黒く熟した種子は宝石のよう。

 

 

 

赤が眩しいクロガネモチ

 

 

今回は、探鳥会で牛頸ダムに訪れたので、

野鳥の写真も少しご紹介します。友人が撮影しました。

 

この日のメインだった、ベニマシコ(紅猿子) 

全身が紅色で、さらに顔が猿のように赤いことに由来する。こちらがオス。

 

 

こちらがベニマシコのメス

 

 

 

紅一点 枯野を巡る ベニマシコ

龍朗

 

いきなり、ビールで失礼します。
この日はお休み。
お昼に、唐人町商店街の「欧風亭」で、唐揚げランチ&生ビール2杯。
良い気持ちになった後、大濠公園と舞鶴公園を散策しました。

 

唐揚げランチは850円!唐揚げの風味がとても良く、ビールにものすごく合うんです

 

大濠公園のコブシ

 

ツボミがほぼ同じ方を向くハクモクレンと比べて、ツボミがいろんな方向に向いています。

 

コブシのツボミの大きさは、白木蓮と比べて二回り以上小さい

 

すぐに舞鶴公園へ

 

いろんな色の梅が見頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイセンもポツポツ咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞鶴公園を横断した後、赤坂の中央市民センターで行われている

「舞鶴の水辺で冬を過ごす優雅な鳥たち展」を見に行きました

 

 

 

 

 

 

 

 

2月27日まで、9~21時、会期中休み無しで開催されています。もちろん、無料です。

 

その写真展が行われている福岡市中央市民センタ-エントランスホールには、

鉢植えのカポックがありました。

 

おしまいに、福岡タワーのバレンタインイルミネーションです。

本日2月14日が最終日、今夜6時~23時までの点灯です。

見納めですよ!

 

 

紅白梅 天下取らんと グンと伸び

龍朗

 

 

 

英彦山で凍った滝を見ようと、仲間4人で自家用車で向かいました。
滝が凍っているなら、途中の道も凍っていると言う当然のことに誰も気づかず、
結局、スタッドレスタイヤもチェーンも無く、登山口にたどり着けないと言う大失態。
気を取り直して、添田町周辺を散策することにしました。
 

まずは、重要文化財「旧数山(すやま)家住宅」

江戸時代の大農家の生活を、今に見ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唐臼(からうす)に挑戦!

 

 

 

 

 

味噌蔵

 

重さを計る道具「竿秤(サオバカリ)」を使ってみる

 

 

 

 

 

お昼は、手打ち外一蕎麦と酒「JYOHAN」

細めの打ちたて蕎麦が、とても喉越しが良く美味しかった。また、天ぷらもサクサクで最高。

ぜひ、また行きたいお店でした。

 

続いて訪れたのは、国指定重要文化財の「中島家住宅」、こちらも入場無料。

江戸~大正時代の豪商の暮らしを感じることができます。

 

 

 

 

 

 

 

お庭も広い

 

屋根裏に続く階段の下、収納のための引き出しになっています。

 

屋根裏です

 

 

 

結局、観光地巡りになりましたが、最後のしめはやはり温泉。

近くの、道の駅「おおとう桜街道」で体を温めて帰途につきました。

この看板に触発されて、お土産に「寒シジミ」を購入しました。

ちなみに、大任町のキャラクターは「しじみの大ちゃん」。

炭鉱時代に、町を流れる彦山川で石炭を洗っていたため、川は真っ黒だったそうです。

その後、シジミを使って川の浄化に成功したので、町の浄化、美化のシンボルとなりました。

 
 
 
氷瀑の 下流の町や 歴史あり
龍朗
 
 
 

 

小雪が舞う中での天拝山登山。
後半は、山頂からのスタート。下山及び登山後のお楽しみです!
 
天拝山の山頂に咲いていた白梅

 

こちらは素心蝋梅(ソシンロウバイ)

 

三郡山に雪雲がかかっています

 

白梅と三郡山

 

山頂にある、菅原道真を祀る天拝神社

 

ヤブコウジ(十両)

 

 

何でしょう?

 

答え、イヌガシ

 
 
ヤマアイ
 

イワガネ(岩ガ根)の葉

 

 

互生する葉は長さ5~10cm、上面には荒い毛があって触るとざらざらする

 

イワガネの白い実がわずかに残る

 

イワガネはイラクサ科

 

ハクモクレン

 

 

 

 

下山後、近くの「鯉ひろまつ」の鯉ランチ、贅沢にヤマメまで付けました!

とてもリーズナブルなお値段でした。これで1500円ぐらい。

 

とくに、鯉の洗いがとても美味!

 

続いて、同じ筑紫野市の「五郎山古墳館」へ

 

 

五郎山古墳の紹介ビデオで、

RKBの大先輩、生野文治さん若き日のナレーションを聴きコーフンした後、

古~墳見学です。

さすがに、実際の古墳の中には入れませんでしたが、

レプリカを満喫!

 

 

 

 

 

見学後は、立ち寄り湯で体を温めて帰宅。

 

 

すると、嬉しいお届け物が!

今年も、新型コロナのため出かけるのを断念した「城島酒蔵びらき」

その埋め合わせにと、比翼鶴酒造の代表銘柄、大吟醸「連理」を、

友人が送ってきてくれたのです。

最後にまたうれしい一日でした。いつ飲もうかな~!

 

寒鯉や 冷酒ともども 楽しまん!

龍朗

 

時折雪が舞う寒い中、山登り仲間6人での、天拝山登山。

手がかじかんで、スマホで写真を撮るのも大変でした。

 

 

武蔵寺の前を通り山頂に向かいます。

 

紅梅が見事

 

ヒイラギナンテン、つぼみが付いている

 

ノビル

 

大カマキリの卵のう

 

 

キブシ(木五倍子)のツボミ、アオモジでした。

 

 

開花まで、あと少し

 

江戸時代の婦人が「お歯黒」に使った黒の染料であるヌルデの五倍子(ブシ)の

代用になったことからキブシと名付けられた
キブシは、かんざしのように花が垂れ下がる。
アオモジは広がった小枝に、葉に先立って淡黄色の花を房状につける。

 

樹皮は赤褐色または暗褐色

成熟した果実はレモンのような香りと、辛味があることからショウガノキの呼び名もある。

また地方により、花姿からソロバンノキ、開花時期から卒業花の名もある。

 

アオモジは白い花ですが、たくさんのめしべが黄色いので黄色い花に見えます。

 

 

 
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)、かなりの確率でシワシワ、
ヒヨドリたちが果実に群がって食べる様子を、
お酒好きの人たちがお酒を飲んで騒いでいるようだということで
「ヒヨドリジョウゴ」との名前がついたとのこと。

 

キヅタ

 

オオアリドオシ

 

クロバイ、葉は互生、先はやや尾状にのび、縁には低い鋸歯。
葉には光沢があり、厚みがある革質、両面とも無毛です。
葉柄は長さ1cmでふつう紫褐色を帯びます。

 

 

クロガネモチの幼木には鋸歯がある、幼木でも茎が赤い

 

山頂付近の気温2℃くらい

 

イヌガシ(犬樫)クスノキ科、

 

カシに似るがカシの仲間ではなく、役には立たないという意味合いでイヌガシと名付けられた。

 

新芽はタブノキのように目立つ

 

天拝山山頂のソシンロウバイ

 

蝋細工のよう

 

とても香りがよい

 

眠る山 木五倍子(キブシ)の黄花 風に揺れ

龍朗