福岡市植物園観察会 2022年2月12日① | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

ほぼ毎月行われている、福岡市植物園での勉強会です。

この日もたくさんの方が参加。

顔見知りの方もたくさんいますよ。

 

 

はじめに、緑の相談員の渡(わたり)先生の解説です。

 

早咲きの桜、カワズザクラの開花日です。年によって、かなりバラツキがあります。

今年は、この講座の4日前に開花したとのこと。

 

その花がこちらです。日本固有種のオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラ。

 

名前の由来は、1955年、静岡県賀茂郡河津町の飯田勝美氏が

河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し、庭先に植えたそう。

 

シナマンサクの花

 

 

 

「ギンヨウアカシア」、葉が銀色を帯びる、葉がらせん状に小枝に付く

 

園芸店での「アカシア」と言えば、この「ギンヨウアカシア」

 

和名で「ミモザ」がつくのは、こちらの「ミモザアカシア」

葉は濃い緑色。開花までもう少しかかりそう。

 

上が「ミモザアカシア」(濃い緑)、下が「ギンヨウアカシア」(銀色)

 

植物園の正門入ってすぐのところにある菜の花「寒咲花菜」(かんざきはなな)

 

ハンノキ

 

細長いのが、ハンノキの花

 

 

 

ハンノキの実

 

トキワマンサク

 

 

 

シイモチ、 モチノキの仲間で、スダジイ(シイノキ)に似ることから名前がつく

互生する葉は長さ6cmほどで、大きさ、形もシイノキの葉に良く似て先も細く尖り裏側に反リ曲がる。

 

樹皮は灰褐色で滑らか。

 

ジャノヒゲの種子は、直径約7mmで碧色が美しい。

 

アオモジ(青文字)の蕾

枝が緑色を帯びているところからアオモジと呼ばれ、

芳香があることから爪楊枝の材料とされる。

成熟した果実はレモンのような香りと、辛味があることからショウガノキの呼び名もある。

 

ホソバタブ、葉が緩やかに波打っている

ホソバタブは新緑が青々として、葉が「カシ(樫)」に似ていることから、

別名「青樫(アオガシ)」と呼ばれる

 

ハクモクレンの花芽

ハクモクレンの花芽は揃ってほぼ上を向くが、コブシの花芽の向きはバラバラになる

image

 

 

白木蓮 蕾全員 毛糸帽

龍朗