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たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

RKB山岳部の合宿で、日本百名山の1つ、滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山(標高1377メートル)に登りました。

本州の山に登るのは、富士山に2回登った以外では、初めてのことです。

標高の割には、厳しい日差しや暑さ、山頂付近では小雨と霧に悩まされ、かなり苦労した山登りでした。

そんな中でも、この山ならではの植物も含めて撮影してきましたのでご紹介します。

 

約5時間かけて、福岡から無事登山口に到着。

 

 

 

マツバギク

 

ミツバ

 

 

クサフジ

 

 

ルドベキア・ヒルタ、別名アラゲハンゴンソウ

 

ビロードモウズイカ

名前の由来:ビロードは全体が毛に覆われている姿から。 

モウズイカ(毛蕊花)は雄しべ(蕊)に毛が生えていることから

 

確かに、雄蕊に毛が生えているような

 

明治時代に鑑賞用として

「ニワタバコ」という名前で北アメリカから導入された

 

 

 

コジャノメ

 

ジャノメチョウ

 

 

ヤブジラミ

 

 

グンバイナズナ

 

 

タネツケバナ

 

 

2合目付近からの景色、奥に琵琶湖がうっすら見えます

 

 

 

シロツメクサ

 

野生のホオズキかな

 

ハナイバナ(葉内花)

 

カワラマツバ(河原松葉)名の由来は、

河原に多く、葉が松葉に似ることによる

 

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私の指先にご注目

 

キタキチョウが留まってくれました

 

 

3合目には、こんな看板が

 

フウロソウ

漢字では風露草

山のゲンノショウコとして胃腸薬に利用されるソウ!

 

コマツナギ(駒繋ぎ)、

根や茎が丈夫で、馬を繋いでおいても抜けないくらい強いことから

 

 

 

生の松原観察会の最終報告です。
 

メリケンムグラ(米利堅葎)

 
アメリカ産のフタバムグラの意

 

生の松原海水浴場、暑かった

 

参加メンバー

 

アオイガイ(葵貝)

 

殻の外形が、2個あわせるとアオイの葉形になることに由来する

 

ハマナデシコ

 

 

コウボウムギ(弘法麦)

名の由来は、根茎の繊維を弘法大師の筆に、穂を麦に見立てたという説が有力。

 

ハマボウフウ、風邪薬になる

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ハマボウフの花

 

ハマヒルガオの葉

 

ツルナ、食べられる

 

 

オカヒジキ、食べられる

 

 

メドハギ

 

ヨツバハコベ(四葉繁縷)

葉が4枚輪生する。葉柄の基部に膜質の托葉  

 

カナムグラ

 

アキノエノコログサ、普通のエノコログサより大きい

 

キガンピ(黄雁皮)

 

観察会終了後に行った中華料理屋。美味しかった!

 

夏の海 瀟洒な空き家 葵貝

龍朗

 

 

 

生の松原観察会の4回目です
 
カイノキ、学問の木とも呼ばれる

 

枝の付き方が・カクカク

 

偶数羽状複葉

 

こちらは、奇数羽状複葉の櫨の木

 

左がハゼの木、右がカイノキ

 
シナサワグルミ

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シナサワグルミの葉、翼がある

 

ウバメガシ

 

クヌギ、鋸歯の色が抜けている

 

ハクサンボク、別名は山照らし

 

ヤマカモジグサ、小穂の基部に短いながら明らかに柄がある

 

タラノメ、2回奇数羽状複葉、トゲが葉に対して直角

 

メリケンムグラ

 

ヒメヤブラン、葉の幅2~3ミリ、花は色が薄くてまばらで約10個

 

 

植物友の会の観察会の続きです。
 
タイサンボク(泰山木)のツボミ、日本一花が大きい

 

タイサンボクの実

 

ヤハズソウ(矢筈草)

 

名の由来は、葉を引っ張ると斜上する支脈に沿って矢筈状に切れることから。 

矢筈というのは弓矢の弦にかける矢羽のこと。

 

クサイ、畳の材料にもなるイグサ(別名はイ)の仲間で、

茎がやわらかいので「草のようなイ」という意味の名前。

 

 

ノキシノブ

 

葉の裏に胞子が

 

フェニックス、別名カナリーヤシ、葉が不死鳥のように左右に広がる

葉が密集し、色が濃ゆい

 

ココスヤシ、葉の色はシルバーリーフ(青銀色)といわれる薄青色

葉の間隔がやや広い

 

シナサワグルミ(支那沢胡桃)

 

シナサワグルミの雌花は、花後に幅が2ミリほどの翼を左右に持つ実を付ける

 

 

スラッシュマツ

 

すべすべのユウカリの木

 

樹皮は灰色でなめらか。はがれやすい。材はパルプ材などに使われる。

 

生の松原観察会の後に寄った「生の松原測候所」でもヤシの木を見ました。

 

ココスヤシ

 

葉が扇状に広がるワシントニアパーム

 

こちらもワシントニアパーム

 

ココスヤシ

 

かなり葉が茂って見えるカナリーヤシ(フェニックス)

葉の間に隙間があるココスヤシ

葉が扇状のワシントニアパーム

ヤシの木の仲間、見分けるのは結構難しそうです。

 

生の松原植物観察会の続きです。

 

ヤブガラシは、葉が鳥足状

カニクサ(蟹草)、ツル性のシダ植物。

名前はこのツルでカニ釣りをしたからという。

 

アケビは掌状複葉、

ヤブガラシ、葉は5小葉からなる鳥足状複葉、波状の鋸歯がある。

表面は深緑色で、側脈は6〜8対あり、表面ではくぼみ、裏面では隆起する。側小葉は頂小葉より小型で、柄も短い。

 

こちらはゴヨウアケビで波状の鋸歯がある、アケビも5小葉だが鋸歯はない

 

ノイバラ、托葉が櫛状

 

 

 イロハモミジ、幹が青い

 

 葉が重鋸歯

 

シナアブラギリ、葉が桐に似ている、葉柄が長い

 

 シナアブラギリの実

 

 シナアブラギリの蜜腺

 

イスノキ

シナアブラギリの全景

 

 イスノキの木肌

 

 イスノキの虫こぶ

 

 虫こぶの中は❗️

イスノキハノタマフシか、

イスノキエダナガタマフシ

 

世界陸上の開催に伴い、久しぶり日曜日がお休みになりました。
今年度になって初めて、植物友の会の観察会に参加しました。
 
 

タラヨウ、ハガキの木、

文字を書くことのできる性質が、インドで経文を書くのに使われた

ヤシ科のタラジュ(多羅樹)という木のようだということで、タラヨウ(多羅葉)に

 

アメリカの松、テーダ松、束生は3本

(黒松、赤松など日本の松の束生は2本、五葉松は5本)

因みに、右に写っているのは、人のテーだ!

 

 

ササクサ

 
茎が緑

 

トベラ、扉に挟むと魔除けになる、葉を揉むと嫌な臭い

主脈が白い

 

カナメモチ、葉っぱが硬い、鋸歯が細かくひっかかりがある

 

ワジュロ、葉が垂れ下がる(トウジュロは、葉が垂れ下がらない)

 

ムクノキ、鋸歯がノコギリと同じ形

 

エノキ、鋸歯が上半分しかない

一里塚に榎を植えて木陰を作ったので、木へんに夏になった

国蝶オオムラサキの食草

 

ヒメヤブラン、ヤブランにくらべて花や葉が、小さいことから名づけられた

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葉柄が赤いシャシャンボ、葉は互生

 

 

ヘクソカズラ、ヤマノイモとの違いは、托葉がある、
葉脈が平行脈ではない

 

 

屁糞葛 名前に負ぬ 逞しさ
龍朗

 

 

春日公園観察会の続きです
 

 

キキョウソウヒナギキョウでした❗️

ご指摘、ありがとうございました。

 

サンゴジュの実、これから赤く熟していきます

 

こちらのサンゴジュの実は、かなり赤くなっています

 

 

 

豚の鼻が特徴の、マユタテアカネ・ノシメ型

 

横から

 

上から

 

ニイニイゼミの抜け殻

 

アオカナブン

 

 

サンシュユ(山茱萸)の実、ガクがチャームポイント

 

ナガコガネグモ

 

サルスベリの樹皮にキマダラカメムシかな

 

 

サルスベリのツボミ

 

 

トウカエデ、カエデ属の特徴を持つ緑の種子が見えます

 

 

桃紅色~紅色の花を2~3個つけるタニウツギ

 

 

 

おまけ

友人の家の壁にいたそうです。ミヤマカミキリ。

 

体長4.5センチ、大型のカミキリムシ

 

夏は昆虫が活発です。

 

ほんのりと頬赤く染め谷空木

龍朗

 

 

 

春日公園の観察会です。
 
ベニトンボ(紅蜻蛉)、九州南部と南西諸島の島々に分布する南方系のトンボだが、
ここ数年、福岡県内でも観察されている
 
翅の色も、ベニトンボは赤みが強い。
 

スクミリンゴガイ(竦み林檎貝)、リンゴガイ科の淡水棲大型巻貝。

俗にジャンボタニシと呼ばれるが、タニシとは異なる。
1980年代前半に食用として台湾から食用として持ち込まれ、

需要が上がらず採算が取れないため廃棄され、

逃げ出したしたものが野生化し、分布を広げている。

 

生育初期の稲やレンコン、イ草などの農作物を食害するので
日本の侵略的外来種ワースト100に挙がっている

大きいものは8センチ以上に。

 

こちらは5センチほど、まだまだ大きくなります。

 

 

繁殖力は強く、雌は夜間水上に出て周囲の植物や水路、壁などに鮮紅色の卵塊を産みます

一つの卵塊は数十から数百個の卵があり、約10日で孵化し、2か月で成熟するそうです

卵の派手な見た目は、毒があることを意味する警戒色で、天敵はほぼいません。

 

メリケンムグラ(米利堅葎)

 

北アメリカ原産の帰化植物

 

ブラジルチドメグサ

 

ちょっと、マニアックなお話。

 

さて、これはユズリハでしょうか、ヒメユズリハでしょうか?

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実が垂れ下がっているので、ユズリハです。(ヒメユズリハの実はピンと上に立つ)

でも、実が付いていないときはどう見分けるか。

葉が垂れ下がっているのがユズリハ、ピンと立ち気味なのがヒメユズリハといいますが、

正直、わかりにくいことも多いのです。

確実にユズリハとヒメユズリハを見分けるには、新芽を見ればよいと教えてもらいました

 

ユズリハの新芽、立派に立ち上がっている感じ

 

 

ヒメユズリハの新芽(ぐちゃぐちゃと絡み合っている感じ)

これが一番確実な見分け方なんだそうです。

 

 

アカメガシワ

 

葉と葉柄の付け根に蜜腺があり、蟻が集まっている

 

肉食のアメンボ、小昆虫に集まっています。

 

 

 

ここから、おまけです。

 

百道浜で見たホルトノキ、夏でも赤い葉が数枚混じるのが特徴

緑の葉に混ざるこの紅葉を、模様(紋)に見立て「紋ガシ」「模様ガシ」と呼んだことから、

モガシと言う別名が生まれた。

 

ホルトノキの花、初めて見ました

 

雌雄同株の両性花です。

 

 

陽射し受け羽まで紅き蜻蛉かな

龍朗

まずは篠栗に行く途中、地下鉄貝塚駅そばにあった
ニワウルシ、神樹(しんじゅ)と呼ばれる

 

果実は翼果。2〜5個の分果に分かれる。

 

奇数羽状複葉、小葉の先端は細く尖り、基部は円形または切形。基部に鈍い鋸歯が1〜2対ある。

 

 

 

篠栗の呑山観音寺です。

新たに建立された「瑜祇(ゆぎ)大宝塔」

 

いいお言葉です

 

 

キカラスウリの実

 
オニドコロのようです。雄花序は直立、雌花序は垂れ下がる。オニドコロは雌雄異種なので、
こちらは雄株のようです。

花は淡黄緑色。葉柄基部に突起はない。

 

ヤマボウシの実

 

クマノミズキ

 

熊野水木の若い緑の実、黒く熟していく

 

 ケヤキ

 

 

コブシの実

 

コブシの全景

 
実が赤くなったコブシもありました

 

イヌビワの実

 

イヌビワ全景

 

シラカシ

 

コナラ

 

リョウブの花

 

 

ノグルミ(野胡桃)葉は互生。奇数羽状複葉で小葉が5〜7対つく、小葉は柄はほとんどない。

 

実が一つずつ付く

 

ハゼノキ、奇数羽状複葉

 

ハゼ全景

 

 

ナガバモミジイチゴ

 

カゼクサ

 

 


ライダーの笑顔で挨拶風涼し

龍朗

友人が唐津市加部島の展望台周辺をユウスゲの群生地にしようと頑張っています。
加部島の北端にある杉ノ原展望台(加部島展望台)。
風が吹き抜ける心地よい場所です。
北を見ると、左に見えるのが馬渡島(まだらじま)、右が松島、その右奥にうっすら見えるのが壱岐です。

 

東側です。奥に見えるのは肥前立石埼灯台、その奥には糸島半島が薄っすらと見えます。

 

北東側、ユウスゲと小川島

 

 

 

西側、奥には波戸岬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽が落ちてきました。北西方向。左から、松島、壱岐(奥に薄っすら)、加唐島

 

さあ、BBQスタートです。

 

イノシシ肉の塊

 

鶏肉、ピーマン

 

飲み物も準備OK、もちろんビールも!

 

そこに、巨大な毛虫が登場!何と大きさは10センチ以上!

クヌギカレハという大型の蛾の幼虫です。

 

 

刺激を受けると、胸部を折り曲げ、黒色の毛束を見せる。
これは毒針で、触れると皮膚に炎症を生じるそう。危険です!

 

月が見えてきました。この日は、月齢11

 

 

イカ釣り船も

 


夕菅や月に照らされ艶かし

龍朗