私にとってコーチングを受けることとは、
「自分のために、信頼できる人と
じっくり話ができる時間」。
特別フワフワもワクワクも
キラキラもしていません。
必要な時間であり、
素晴らしい時間であり、
時に、しんどい時間でもあります。
今のメンターコーチに出会った時のことは
以前この記事に書きました。
(動画もあるよ)
今回は、その当時私は何に悩んでいて
コーチングをとおして何を得たのか、
どのように変化したのか、
そんな話を書いていきたいと思います。
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!
「がんばっている自分を労えない」
「自分に自信がない」
「他人に合わせてしまう」
「職場の人間関係がしんどい」
そんな悩みをコーチとの対話で解決し
自分の人生を大切に生きていきませんか?
ライフコーチの
小国里恵(おぐにりえ)です。
➡私のプロフィールです
当時の私にとって目の前にあった
大きなテーマは「職場における人間関係」。
管理職をしていましたが、
チームはイマイチな感じでした。
特に自分と全く価値観の違う部下の対応に
けっこう悩んでいました。
つまり「こうするべき」という私のルールを
ことごとく守らない相手に対して
私は内心、怒りでいっぱいでした。
自分が「正しい」と思っていたのです。
そして、私自身は変わることなく
無意識のうちに
相手を変えようとしていました。
相手を変えることで
自分の「価値」を見出そうとしてましたね…
「こうあるべき」と思っていたから、
それを相手に「認めさせよう」としていた。
それだけ自分に自信がなかったんですね。
そんな私がコーチングを受けることで
得られたこと、学んだことはたくさんあります。
そのうちのひとつは、
「ものの見方・捉え方」です。
嫌な相手をとおして
自分自身と向き合うという作業は
ほんとシンドイことでした。
先ほども書いたように
私は「自分が正しい、相手が間違っている」
そのように思っていたからです。
ただ自分を苦しませるだけだった相手が、
実は自分にとって
「どのような存在なのか」と考えることは
結局は相手の問題ではなく
自分に向けられた課題なのです。
イヤな相手、苦手な相手が実は
・自分の中の見たくない自分であること
・自分を鍛える存在であること
徐々にそのことがわかるようになるというのは
私の「視点」が広がっていく、という感覚でした。
相手を「理解しようとする」という感覚です。
コレ、無理をしてその人を「好きになる」
ということとは違いますからね!
それまでは相手をひとつの「点」でしか
みれていなかったんです。
すごくせまーい焦点。ピンポイント。
相手のイヤなところを見つけて
「やっぱりあんたは間違ってるで!」って
自分の正しさを証明したいだけの視点でした。
(オソロシ・・・)
でも、コーチとの対話を重ね、
コーチングを学んでいく中で、
ある時、ストンと腹に落ちたことがあったのです。
それは…。
『私にいろいろな過去や、
いろいろな人との出会いや人生があったように
私を苦しめたあの人にも
いろいろな過去や
いろいろな人との出会いや人生があったのだ。
そしてこれからもあるのだ』
ということです。
このことがまさに腑に落ちた時、
私はボロボロと涙がこぼれて仕方なかったです。
感無量になったのです。
せまーいほら穴から出て
大海原にいるような気持ちになりました。
「その人にもその人の人生がある」
書いてしまうと当たり前のことですが、
その当たり前のことがなかなかできない。
〇と×で生きている時って
なかなかそう簡単に思えないのです。
だってね、そういう時って
自分だけが被害者の立場ですから。
加害者(と敢えて書きますね)の
人生なんて、どうでもいいですから。
もちろん今でもあります。
正解、不正解での決めつけ、思い込み。
〇、×をつけて自分や誰かを責めること。
でも、コーチングとの出会いで
そう感じている自分を
眺めることのできる自分
そして、自分の中の狭い世界から
一歩踏み出すことのコワさと素晴らしさを
身をもって知りました。
(いまも絶賛継続体験中)
結局その後、いろいろな経験を経て
私は部下全員に
感謝のメッセージカードを書き、
職場を去ることなります。
メンターコーチとの出会いがなければ
そのような決断をすることも
なかったと思います。
そして、コーチ以外にも
この世界へといざなってくれた人がいます。
その話はまたあらためて書きますね
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