「そこそこ、そのフレーズちゃんと弾いて」
「やっぱり間違えた！」
「なんで先生の言うとおり弾けへんの？」
「もっとこんな風に弾きたいのに」
「前はもっと上手やった」
「全然アカン‼」
「あー、
もうワタシ無理!!」
ワタシのアタマの中は
いつもうるさい。
ピアノの音色ではなく
自分の声で。
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ！
昨日、アッキーさんこと
赤木広紀コーチ(ファインネットワールド）の
岡崎コーチング講演会に行ってきました。
お題は
『あなたの能力は
引き算で花開く』
うん？
引き算？
その人の能力って
（例えば子どもや部下など）
最初はいろんなことを
「教えること」で
どんどん身についていきますよね。
スキルや知識を「足していく」イメージ。
でも、どこかで行き詰まりを感じる。
あれ？
一生懸命
スキルを磨いているはずなのに
教えてもらったことを
やっているつもりなのに…
伸びない。
いや、逆にヘタクソになってるー。
なにが起きてるの？？
ここで登場するコーチングの肝
「引き算」
上手になることを
邪魔している
何かを
減らす、すなわち、
引き算することで
能力が開花するらしい。
じゃあ、何を引き算するのか？
それが冒頭の声！
（ワタシので申し訳ない！）
自分が自分に言う
指示や命令や評価。
キビシイ声のオンパレード。
優しいのはない…。
これを減らしていって
その人の持っている
力を伸ばしていくのがコーチング。
なるほど。
ワタシがなんだか
ピアノがうまくいかないとき。
弾いても弾いてもうまくいかないとき。
頭のなかで響かせる声。
鳴り響いてしまう声。
うるさい声。
自分を責める声。
ピアノという
「目の前にある対象」に
集中したいのに
そのものから
集中力を奪ってしまう
アタマの中の声。
それを引き算すること、
しずめることで、
「いま、ここにある」
ピアノそのものに
集中することができるのに…
そんなうるさい声を静かにさせることで
出したい結果をだす。
つまり、
その引き算こそが
コーチングの源流である
（はじまりはじまり～）
ということなのです。
でも、どうやってこのうるさい声に
ちょっとだけ静かになってもらうのか。
そのための強力なアイテムとして
私の場合、とても役立ったのが
「メトロノーム」だった、ということが
昨日の講演でわかりました。
先月のレッスンで、
私のピアノの先生は
テンポがバラバラの私の演奏に見かねて
メトロノーム使う？って
勧めてくれたんですが
（その経緯はこちら）
↓ ↓ ↓
昨日の講演をきいて
あらためて気づいたことがあります。
そうか…私のこの話。
カチッカチッと
一定のテンポを刻む
メトロノームとピアノの音に
集中することで
「あー、もうワタシ無理！」
って声が
そう言えばおとなしかったなー
ってことを
思い出させてくれました。
というか、メトロノームに
合わせることに集中すると、
そちらの方に「焦点」をあてると、
そんなしょーもないこと
同時に考えられないのです。
・・・・・
まあ、これで、
アタマの中のうるさい声は
一切なくなったか？というと
そんなことはないのです。
ふとした調子にいくらでも出てきます。
でも、
アタマの中の「もう一人の自分」が
言ってるんだな。
また騒いでるわ。。。と思うと、
ちょっと
「アタマの中の声」と
距離が保てるような気も
するのですね。
そんな
アタマの中にいる
「もう一人の自分」との
対話についても
ちょっと教えてもらいました。
その話はまた今度。
覚えてたらね～(^^♪
アタマの中の声の持ち主は
こんな人間です
➡プロフィールです♫
おそらくあたまもまっしろ、いやスッキリ。