物語の故郷へ(スイス) -ウルスリのすず- 後編 | 世代を越えて愛せる家族のようなテディベア

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アラフィフでテディベア作家としてデビューしたMayが暮らしの中でもの作りを通して身近な幸せを見つけていきます。ブランド名はSuzuran bearです。すずらんのように小さいけれど、心に寄り添う作品を製作中。

こんにちは Mayです

 

 

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物語の故郷へ(スイス) -ウルスリのすず- 後編

 

 

★カリジェの村トルンへ

 

昨日から続いているスイスの旅の記事

*昨日の前編はこちら ⇒ 🐐

 

 

 

いよいよクールから

小さな村トルンへ

約1時間の旅の始まりです

 

 

スイスらしい赤い列車に乗り

周りののどかな自然の風景を

楽しんでいるとあっという間に

トルンに到着

 

駅から見える景色は

美しい緑ばかり

 

 

少し歩くと家のベランダで

お花の手入れをしている

女性を見かけました

 

 

山と人が一体となり違和感が

ないところがスイスならでは

なのでしょうか

 

 

この村の家の壁にはカリジェの絵が

描かれていると聞いていたので

歩きながら探していると

 

 

正面の家の壁に見つけました!

 

 

更に歩いて行くとありました!

お店の壁に!

 

 

 

★スルシルバン美術館

 

やっとカリジェの美術館に

到着しました(*^-^*)

*正式名はスルシルバン美術館

 

 

でも何かがおかしいのです

美術館の入り口が閉まって

いるではありませんか

 

 

この日は休館日だったのです

調べて行ったつもりでしたが

ガイドブックの情報が古かったのかも

しれません

 

 

せっかく来たのに残念でしたが

仕方なくとぼとぼ歩いて

トルンの駅に戻ろうとしていました

 

 

あまりのショックでどんな顏を

していたのか

恐らくすごく悲しそうな顔だったのでしょう

 

 

一人のご婦人が

「こんにちは、観光で来たの?」

と声を掛けて下さいました

 

 

我に返った私は

「カリジェの美術館に来たんです

でも閉まっていて・・・」と返事を

しました

 

 

するとご婦人が

「ぜひ家にいらっしゃい」とお誘い

下さったのです

 

 

笑顔の素敵な優しそうな方

このまま帰るのも残念なので

お言葉に甘えてお邪魔することに

しました

 

 

ご自宅にお邪魔すると

一組のご夫婦がいらっしゃいました

 

 

そのご夫婦が夏になると思い出す

クヴィンター夫妻です

ご婦人はMr.クヴィンターのお母様

 

 

クヴィンター夫妻は夏の間は

避暑でこの村に帰省しているとのこと

*左のご婦人が声を掛けて下さった方

その隣のご夫婦がクヴィンター夫妻です

 

 

その後ろになんとカリジェの絵が

掛けられていました

お宅にはたくさんのカリジェの絵があり

ギャラリーの様でした

 

 

お話を伺うとMr.クヴィンターは

子供の頃カリジェに可愛がって

もらっていたそうなんです

 

 

ちょうどお昼時

お昼もご馳走になり

カリジェの美術館に来た

いきさつ等を話しているうちに

 

 

打ち解けてきて

クヴィンター夫妻のことを

 

 

奥様をアネリーと

ご主人をフィデルと名前で呼ぶ

間柄となっていました(*^-^*)

 

 

★となり町の画廊を訪問

 

アネリーがとなり町の画廊へ

カリジェの絵を見に行かない?

と誘って下さいました

 

 

そして車で画廊へ

*左が画廊のオーナーです

 

 

カリジェの写真も飾られていました

 

ここにもまたカリジェの原画や版画があり

見ごたえありました

 

 

その後トルンの近くにある

ライン川の源流を見に連れていって

下さいました

水がきれいで水音にも癒されました

 

 

途中で車から降り

ちょっと一息

アネリーとの記念の一枚

(*20代の私・・・若い!)

 

 

 

美術館には行けませんでしたが

それ以上の経験が出来

アネリーとフィデルとも友人と

なれたこと

 

 

人との出会いのタイミング

何がどこで物事が好転するか

わからないものですね

 

 

スイスの方々の素朴な人柄と

優しさに感謝した日でもありました

 

 

★リベンジで再びトルンへ

 

月日が経ち

その7年後私は再びトルン駅に

降り立ちました

 

 

どうしてもカリジェの美術館に

行きたいという想いが

日増しに強くなっていったのです

*スルシルバン美術館

 

 

その時は美術館が開いていました

念願のカリジェの原画を見ることが

出来ました

 

 

さらにカリジェが眠っている

教会に行ってみると

 

 

教会の方がいらして

カリジェの描いたマリア像を

見せて下さったのです

 

 

気品あるマリア様です

 

そしてまたアネリーとフィデルに

会いに行ってみたのです

 

 

実はアネリーとフィデルの

電話番号がみつからず

連絡がとれなかったのです

 

 

運よくまたお会いすることが

出来

そしてまたドライブに連れて行って

いただいたのでした

 

お2人は私が訪ねていったことを

とても喜んで下さいました

 

 

いつもMayのことを想っていたわよ

と言って手帳に挟んであった

アネリーと写っていた写真を見せて

くださいました

 

 

それからは手紙でのやりとりのみ

ここ数年はクリスマスカードを

送るくらいになっています

 

 

いつかまたスイスを訪れた時には

あの小さな村

カリジェが育ったトルンへ

 

 

カリジェの描いた村や自然を

感じに

アネリーとフィデルに会いに

行こうと思います

 

 

 

今日も幸せのかけをみつけました☆

 

今日もMayのブログにいらして頂き

ありがとうございました

 

 

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