いつも寄り添っていてくれるテディベアとあみぐるみ作りを目指して | テディベアとかなえる~絵本のような物語のある暮らし~

テディベアとかなえる~絵本のような物語のある暮らし~

アラフィフでテディベア作家としてデビューしたMayが暮らしの中でもの作りを通して身近な幸せを見つけていきます。ブランド名はSuzuran bearです。すずらんのように小さいけれど、心に寄り添う作品を製作中。

こんにちは Mayです。

 

もう20年ほど前になりますが、

大きなテディベアを作りました。

 

生まれたばかりの写真。

 

立った時の身長は50cm。

 

ボディーの詰め物は、木毛(木のくず)

です。

木毛を専用の棒でぎゅうぎゅう押して

パンパンに詰めます。

 

ですので、どっしりとした重厚感

のあるテディベアに仕上がるのです。

 

私には、色々な心の支えがありますが

このベア君もその一人(一人と数えたい

ほど支えられています)です。

 

この子の名前は”Wald”(ヴァルト)

ドイツ語で”森”を意味します。

 

ドイツでは、都会に住んでいたとしても

車で20分も行くと、大きな森があります。

週末にもなると、人々は森に散歩に

出かけます。

 

私もよく友人に連れて行ってもらいました。

 

森の中にいると、小さな動物たちと

遭遇します。

朝5時頃に行った時などは、鹿と

遭遇しました。

 

自然の中で生き生きと生活している

動物を見たり、木々の香りや

風に揺れた葉のサワサワとなる音を

楽しみながら、森の中をゆっくり

お散歩します。

 

その森は、心の中のものをすべて

受け入れ、癒し、軽くしてくれます。

森の力が、明日からの自分に勇気を

くれるようにも感じました。

 

何度も森に行ったので、

今でも目を閉じて、”ドイツの森”

と唱えると、森の中にいた感覚を

再現できるほどです。

 

”ヴァルト”はドイツの森のように

癒す力があるのです。

いつも、テディベアやあみるぐるみを

作っている机から、見える位置に

いてくれます。

 

右側の大きな子です。

 

その机で、作業をして顔を上げると

いつも目が合います。

 

色々なことがあったこの20年間を

黙って、見守ってくれていました。

何も語らなくても、「わかっているよ!」

と言ってくれている様に感じています。

 

家には、たくさんの動物たちがいるので

その子たちをどこに置くかも重要です。

 

この”ヴァルト”の様に、いつも同じ位置に

いる子もいますが、色々変える子も

います。

 

私のいわゆる”ぬいぐるみ”たち

に対しての考えは、単なる

”ぬいぐるみ”ではなく、部屋の

一部となる、違和感のない存在感

なんです。

 

今はペットが飼えませんが、小さい頃から

たくさんの動物たちを飼ってきて、

その存在が、どんなに心を癒し、支えて

くれていたことか、思い出します。

 

そんな、心に寄り添える、気付くと

ふと近くにいて、嬉しいこと、悲しいことを

心で聞いて応援してくれる存在。

 

そんな作品を作っていけたらと思って

います。

 

今日も幸せのかけらを見つけました☆

 

今日もMayのブログにいらして頂き、

ありがとうございました。