義母からの未来が開けた一言 | 世代を越えて愛せる家族のようなテディベア

世代を越えて愛せる家族のようなテディベア

アラフィフでテディベア作家としてデビューしたMayが暮らしの中でもの作りを通して身近な幸せを見つけていきます。ブランド名はSuzuran bearです。すずらんのように小さいけれど、心に寄り添う作品を製作中。

こんにちは Mayです

 

 

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義母からの未来が開けた一言

 

  

★10月になると思い出すこと

 

2007年10月に奈良へ

お嫁に行きました

もう12年も前のことです

 

 

その年の7月七夕に籍を

入れてから

なかなか会社を辞めることが

出来ず

 

 

引き継ぎなどで時間がかかり

やっと10月中旬に仕事が

一段落してから退職しました

 

 

その数日後には奈良へ

引っ越しと慌ただしい日々でした

 

 

その年の10月はとても忙しく

引っ越しと仕事のこと

 

 

一生奈良に住むと決心し

友人知人とのお別れ会が

続き息つく暇もないほどでした

 

 

10月になるたび

あの時の慌ただしさが

蘇ります

 

 

もう一生関東には戻れない

と思っていたので

両親の遺骨さえも

関西に持って行ったのです

 

 

それくらい決心して行ったのに

人生は何が起こるか

わからないものです

 

 

★義母と着るペアの服

 

引っ越し当日は

義母や夫が出迎えてくれ

なんだかとても感動的な再会を

したのを覚えています

 

 

義母からもやっと帰ってきたわね

おかえり!と言われ

その言葉に感激して思わず

涙がこぼれ落ちたのが

昨日のことの様です

 

 

義母は専業主婦だったので

共働きの家庭で育った私とは

考え方がまったく違っていましたが

 

 

そこは義母をたてながら

生活を共にし始めました

 

 

義母はとにかく世話好き

人はとても良いのですが

息子が大好き💖すぎでした

 

 

40を目の前にして結婚しても

新婚は新婚

家で着る部屋着くらいは

お揃いのものをと揃えた

ベスト

 

*こんな風に夫婦ペアとなるはずが。。。

 

 

気が付くと夫の部屋着を

義母が着るようになり

いつしか私は義母とペアの服を

着るようになっていました

 

 

義母はそれからも私と夫との

ペアの物、タオルや食器なども

すべて使うようになり

私はいつも義母とペアの物を

使っていました

 

 

今では笑えるエピソードです

 

 

★共に大きな悲しみを超えた先には

 

最初はいちいち驚いていたことも

その後2年ほどで天国へ旅立った夫

への悲しみを義母と2人で

乗り越えてきたので

 

 

気が付けば私たちは

同志のような関係になっていました

そしていつしか嫁から娘の様に

接してくれている義母がいました

 

 

共通の大きな悲しみを

乗り越えた者どうしにしかわからない

絆が出来たのだと思います

 

 

そして娘と思ってくれたからでしょうか

2016年夏に義母はある決心をし

その決心を私に伝えてくれました

 

 

★未来は誰にもわからない

 

2016年の夏

義母と義姉と私の3人

いつもの食卓に座ってお昼を

食べていました

 

 

その時に義母から

衝撃的な言葉が発せられました

 

 

「もうあなたは自由に生きて

かまわないから

この家から出て一人で生活しなさい」

 

 

という言葉

 

 

一瞬何を言われたかわからず

ぼーとしてしまいました

 

 

義母のことを心配していると

今住んでいる家を売って

義姉の近くの高齢者専用の

マンションに住むとのこと

 

 

やはり本当の娘の近く

孫とも会える場所はきっと義母に

とってもいいのではないかと

安心しました

 

 

本来ならば

夫亡き後、義母の世話をするのが

嫁の勤めですが

 

 

義母と義姉の決めたこと

考えに考えて決めたことだと

思います

 

 

その言葉を受け入れ

私はその夏の日から4か月ほどで

この先の生活のこと仕事のこと

住む場所

 

 

毎日どうしていくか考えていました

その中で第一に思ったのが

関東に帰ろうということでした

 

 

私は口に出しませんでしたが

夫亡き後私が関東に帰りたがって

いる思いを察してくれたのかも

しれません

 

 

今関東に帰ってきて一人で暮らし

働き自由にできているのも

あの義母の一言があったからこそ

 

 

ましてやテディベア作家になろうと

夢を追うこともなかったでしょう

 

 

一人になり自分のことだけを見つめ

じっくり自分と向き合うことで

出てきたこと選択してきたこと

 

 

今の小さな幸せはすべて

義母の一言から始まったことです

未来を切り開いていこうと

思う機会をくれた義母には

 

 

とても感謝しています

 

 

義母も義姉もいつも私のことを

心配して応援してくれています

今年4月夫の命日に女三人

夫の眠っている京都に一泊旅行

しました

 

 

姦しい楽しい旅行

こんな楽しい旅行が出来る日が

くるなんてお嫁に行った12年前

夫が亡くなった10年前には

想像できませんでした

 

 

未来はどうなるかわからない

日々を懸命に人との関わりを

大切にして生きていくと

 

 

思わぬ人生のプレゼントが

小さな幸せのかけらを

あつめることができるのです

 

 

経験したくないこともありますが

すべての経験は無駄ではない

と改めて思うこの頃です

 

 

 

今日も幸せのかけをみつけました☆

 

今日もMayのブログにいらして頂き

ありがとうございました

 

 

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