おはようございます!染川です。
前回は、うちのカラースクールが、養成することに対して、受講生に対して、
考えていることのお話しでした。
【実は最初のカラーの学習は職業訓練でした】 染川千惠ストーリー③
【それまで感じたことのない喜び、責任】 染川千惠ストーリー⑨
【カラーの仕事をチームでやっていきたい!】 染川千惠ストーリー⑬
【いつでも人がいた&ひっぱり上げは地味な作業から】 染川千惠ストーリー⑮
うちの会社は、いろいろな働き方があります。
会社のサイズの割に、かなり業務の種類が多いです。
そして、コロナが広まる前から、ずっとリモートワークを採用していました。
出勤の業務もあります。
勤怠管理や業務管理をする上で、出勤してもらえばやりやすくはなるのですが、
うちのスタッフは多くが女性です。育児中の者も多いです。
そんな時に自宅で仕事ができることで、
通勤時間の分で済ませられる家事や用事もたくさんあると思うんです。
これは、私自身が育児をする身なので実感します。
また、それぞれが異なる業務を進める事が多く、
また営業マンが多いようなところがあって、皆がそれぞれの持ち場に出向くため、
出勤を義務付けずに直行してもらうことがほとんどです。
形だけ、勤怠管理のためだけの出勤なら、意味がないと思っています。
今の時代、タイムカードを押すためだけに会社に来て、そこから外に出るというのは、
タイムロス以外のなんでもないと個人的に思っています。
ただ、この体制によるデメリットもいくつかはっきりしています。
朝一同に顔を合わせて、「始めましょう!」という意識統一ができないこと。
外勤やリモートワーク中の管理が難しいこと。
チームとしての団結、意思疎通が図りにくいこと。
などがあります。
要は顔を直接合わせないことによる、行動の不透明さが、
全体の前進阻害になりかねないという事です。
特にリモートワーク中の管理と言う所では、
この形を採用している会社が同じ悩みを持っています。
今はリモートワークが一般的になり、
多くの会社が課題共有や解決をしていく中で、
いろんな管理方法が出てきて、それぞれの会社で運用されています。
ですが、コロナ前はそうではなかったんです。
その頃に私が周りの経営者によく言われていたのが、
どうしてそんなに管理をしないのか?
見えない時間の業務はどのように評価するのか?
カメラをつけたら?
日報を書かせたら?
それはそれは色々とお言葉を頂戴したものです。
それでもやってこなかったのは、私なりの理由があります。
そういうのが苦手と言うことではなくて(笑)
苦手だったらシステムを入れたり外注すれば良いわけですから、
そういう理由ではありません。
スタイルクリエーションは、その時々で、うちの会社の人たち、やり方、
状況、環境に応じたベストな方法を常に探っています。
会社の組織形態も少しずつ変化してきて、
その時に合わせて、労務管理の方法は変化してきています。
そして、なにせ小規模な会社ですから、ばっちりとマニュアルがあるわけでもありません。
少しずつ作っていて、決まりを設けて、改良して。
この繰り返しです。
最近ほんの少しずつ、やっと会社っぽくなってきました。
必要性が出てきてから形を作っていく。
これで十分だと思っています。
でも、不具合が発生したら、ほったらかしにはしません。
必ず調整していきます。
話は戻りますが、
皆が毎日出勤する体制をとっているわけではないので、
コミュニケーションはかなりまめに取るように意識をしています。
一昔前の、必要最小限のコミニケーションが良しという考え方ではなく、
うちの会社の場合は、雑談も大切だと考えていて、
「つぶやき部屋」という投稿場所も設けています。
写真の画像がそうです。
ちょっとしょうもないことつぶやきたくなったり、お得情報を教えたくなったり、
仕事以外の小話をしてみたくなったり、
そういうことってあるじゃないですか?
それが会社の仕事仲間と共有できるっていいなと思うんです。
仕事の話ができる。
だけではなくて、
仕事はもちろん一緒にしているけど、それ以外の話もできる。
小さい会社だからこそ、そういうことも大切にしていきたいなと思っています。
それが実現するための取り組みはどんどんやってみます!
次回も、スタッフの働き方や、スタッフ自身のことを書きたいと思います。
→第20話へつづく